燕で思い出したが、小学校の時、燕の小学生とひょんなことから文通を3回ほどした。弥彦山という有名な山が近所にあること、冬は雪がよく降ることなど教えてもらったものだった。
その後、例によって文通は途絶え、もうすっかりそんなことも忘れてしまっていた12、3年後、偶然彼と再会を果たすことになってしまった。就職活動で訪れた某大手繊維メーカーのリクルーターの名刺の名前はどこかで見たことのあるちょっと珍しい名前であった。
「もしや、新潟のご出身ではありませぬか?」
「燕ではありませぬか?」
「小学校の時、文通していませんでしたか?」
などと聞いているうちに、彼の顔色がさっと変わった。
「もしかして、和歌山の○○さんですか!」
彼は何と、同じ大学のひとつ上の先輩であった。彼は現役で入学していたのだ。
ちなみにワシはそこの会社に縁がなかった。たぶん彼が小学校時代の文通相手と仕事をするのが嫌だったのだろう。その後、彼と旧交を温めあうことも今もってなく現在に至っている。
その後、例によって文通は途絶え、もうすっかりそんなことも忘れてしまっていた12、3年後、偶然彼と再会を果たすことになってしまった。就職活動で訪れた某大手繊維メーカーのリクルーターの名刺の名前はどこかで見たことのあるちょっと珍しい名前であった。
「もしや、新潟のご出身ではありませぬか?」
「燕ではありませぬか?」
「小学校の時、文通していませんでしたか?」
などと聞いているうちに、彼の顔色がさっと変わった。
「もしかして、和歌山の○○さんですか!」
彼は何と、同じ大学のひとつ上の先輩であった。彼は現役で入学していたのだ。
ちなみにワシはそこの会社に縁がなかった。たぶん彼が小学校時代の文通相手と仕事をするのが嫌だったのだろう。その後、彼と旧交を温めあうことも今もってなく現在に至っている。