本日より新たなカリキュラムをスタートしました。自動プログラム作成機能を使ったマシニングセンタプログラムの作成です。これまでプログラムは、各自のノートに手書き後に制御盤からキー入力するか、パソコンで入力後に通信ケーブル(RS232-C)で機械に流し込むという方法をとってきました。プログラムの理解を深めるためには有効な方法ですが、実際の生産現場では、CAD/CAMや自動プログラム機能を使うことが常識です。
自動プロは、対話形式で素材寸法や使用工具などの条件を与えていくと自動的に加工プログラムを生成してくれるというものです。加工条件等についてはメーカー推奨値で作ってくれますが、これが必ずしもユーザーの要求に合うとは限りません。多少の手直し(編集作業)が必要になり、手書きで組んだプログラムの知識が生きてくるのです。要は自動プロとマニュアルの知識を組み合わせ、早く正確なプログラムを作れることが大切なのです。