ホブ盤を復活させることをプロジェクトテーマとして取り組むY君。まず、彼が取り組んだのが機械の取り扱い説明書を熟読することでした。
しかし、この手のマニュアルがわかりにくく、難解なことはよくある事で、早速苦戦の連続。
しかも彼はボブで歯車を加工するのを一度も見たことがなく、機械の動きがまったくイメージできない状態でした。そんな八方塞の中でひとつひとつの?を解決しながら、ようやく基本的な動かし方をマスターしてきました。
次に待ち受けていたのが、道具類の不備。歯車を切るためのホブは各種揃っているものの、ワークの固定具が見当たらない。それらしきものはあるんだけど、うまく取り付けられない。使い方が間違っているのか、違うものなのか。
悩んでいてもラチがあかないので、じゃ、作っちゃえ。ということで旋盤で作ったのが、写真右側。棒状で先端にネジが切ってある。なければ作る、こういうことができるのが、我が生産技術科の強み。ちなみに左はこれから歯車を切ろうとするアルミのワークです。
彼によれば、操作方法も必要な道具も揃ったので、平歯車ならすぐ切れるとの事。慎重派の彼からはじめてGOサインがでたのでした。ワクワクっ
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