火曜日は機械加工の日でそれぞれの課題製作をしていましたが、旋盤でネジきり作業をしていたS君が私のところに来て送りがかからないとのこと。
確かに主軸をまわしても親ネジが回っていないので当然送りもかからない・・・そういえば以前もコレと似たようなことがあった気が・・・遠い記憶をさかのぼり・・・
サイドカバーをはずし送り出力軸に取り付けられたピンを確認したところ、みごとに折れていた。
つまり、自動送りやネジ送りで切削中にオーバーロードが生じたときに、このピンが切断され空回りすることで過負荷を逃がす安全装置なのです。
しかし、わずか2.3ミリのピンのおかげでいつも自動送りが使えているんだな~と感心してしまった次第です。