生産技術科の一日

設計・製図・加工・制御・・・メカニカルエンジニア達の記録。現在名・・・メカニカルエンジニア科

マイコンカー プログラム開発

2008年11月28日 | マイコンカー

先日の東海大会での予想外の好成績に刺激を受けたのか、コンピュータ制御科の生徒3名が名乗りを上げ、急遽マイコンカークラブ???が結成されました。

エントリーした北関東大会までは、あと1週間。1人は横須賀大会の経験者ですが、残り2名は今回が始めてのチョー初心者(失礼)。連日放課後に残って、プログラム開発に没頭しています。

プログラムを作っては走らせ、走らせては、またプログラムを見直す繰り返しです。まだコースを完走することもできない状態で、まるで幼稚園児の徒競走レベルですが、これが彼らにとって、得がたい経験になるのでしょう。


エレベータ昇降装置 部品加工

2008年11月28日 | バーチャルカンパニー

金曜日は加工の日で、朝から部品加工に精を出しました。
で、これが今日の成果です。

ワイヤー巻き上げ用のプーリの旋盤加工です。大量生産なら生爪を成形するのですが、1個2個の数のためフライス加工用のコレットに銜えてチャッキングしています。

左が完成した部品です。

アルミのC形チャンネル材を使ったフレーム部品です。4つの穴はエレベータの籠を上下に移動させるガイド軸が通るための穴で、同軸度が要求されるため同時加工であけています。

 


バーチャルカンパニー 加工開始

2008年11月21日 | バーチャルカンパニー

エレベータ昇降装置の図面がようやく出来上がり、今週から部品加工に入りました。

写真は今週の成果です。

効率重視なら、作業を分業化してやればよいのでしょうが、あくまでも訓練ということでひとりの作業者がすべての工程を受け持つようにして行います。

さて、年内にどこまで進めることができるでしょうか。


マイコンカー Ver5 完成

2008年11月20日 | マイコンカー

これまでの車体作りで得た経験と、2つの大会出場(横須賀・東海)で教えていただいたノウハウをつぎ込んだ、マブチ仕様のVer5カーが完成しました。

設計コンセプトは軽量・低重心・ゼロバックラッシ。

マブチモータでマクソン並みの、いやそれ以上のタイムを叩き出すという信念で作り上げた渾身の作品です。

昨日、組み上げたばかりの状態で試走し2周目に出たのが、マクソン機に迫る好タイム。

未だ再発するリセット病を完全に克服し切れていませんが、マシンのポテンシャルは過去最高のものです。

今後、どこまでタイムを縮めてくれるのか、期待の新人デビューです。


機械 プラント製図

2008年11月19日 | 製図実習

今週からスタートした製図実習の課題は、機械プラント製図の練習を行なっています。

プラント製図とは、機械装置を組み立てた状態の図から、指示された部品のみを指定の投影法とレイアウトで書き上げる検定種目です。

鋳物に機械加工を施したものが多いため、形状が複雑で理解に苦しんでいるようですが、多くの課題をこなすことで知識の引き出しを増やし慣れていくしかありません。

まだまだ標準時間には遠く及びませんが、地道な努力を積み重ねるしかないようです。

 


製図実習 スタート

2008年11月17日 | 製図実習

今週から月曜と水曜の週2日が製図実習の日になります。

年明けに行われる技能検定に向けての練習がメインになります。

初日の今日は、勘を取り戻すために、昨年受検した3級の課題を行ないました。標準時間が3時間の課題ですが、これをクリアーできたのは、わずか一人だけ。

久しぶりの手書き製図とあって、相当に腕前は落ちているようです。

まずは、サビを落として2級合格に向けてレベルアップしていかなければなりません。


マイコンカー Newシャーシ製作 3

2008年11月11日 | マイコンカー

出来上がったメインとフロントのシャーシに、モータと前輪タイヤを仮付けしてみました。

右側の従来機との比較です。マクソンモータやオレンジ色のポテンショモータの高さが低くなっているのがわかります。特にマクソンモータはヘビー級なので、これを低い位置にセットすることによりマシン全体の重心が下がり、特にコーナーリングでの運動性能の向上が期待できます。

早く走らせてみたいものです。