酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

憲法を考えて飲む酒

2005-03-16 05:39:50 | Weblog
 昨夜は久しぶりにバーボンに酔った。水割りなんかじゃ味わえない芳醇さが、イイすね。
で、ガラにもなく書物などを片手にグイグイ飲っているうち、数日前の新聞に眼が。
 先日、セクハラ事件を起こした輩が所属していた政党から、憲法の改訂について種々意見が出されたみたい。セクハラを推奨する、なんて条文が載るのかな。
 にしても、この政党はナニを考えているのかねぇ。「天皇を元首に」とか、「私よりも公」なんて、アホくさい。
 「憲法」って、その国が目指すべきメルクマールなんでしょ。「歴史に学べない」オッサンたちが、自らの反省も無いまま、「歴史を遡って」いいと思っているのかね。
 「戦争ができる国」イコール「普通の国」なんて、本気で思っているんだね。これじゃあ、アジアの国々が、靖国参拝を憤る気持ちなんか、わかりっこないだろうし、なにしろ、さきの戦争で亡くなった300万同胞が浮かばれないだろうね。
 現憲法下では、思想信条の自由が謳われているから、信条としての戦争参加忌避ができる。だが、「公」優先が通れば、それすら危うくなる。将来の子孫に「悔い」だけは残してはならないと思う。国民一人ひとりが、もっと真剣に「憲法の明日」を考えよう。

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