This Is The Way I Am

ただし。が、気まぐれに、日常にて考えていることを綴ってみます。

LOVE & PEACE

2011年09月12日 21時01分10秒 | Weblog
「深くて深い青の色」と言って
全く同じ色を思い描ける人が
果たして何人いるだろう

所詮は皆、他人なのに

互いに頭に描いているイメージは
一致することの方が難しく
それ故、問われるべきは信頼感だったり

分かったつもりで期待して
分かってないから罵って

頭脳が働く限りに追求するは
自己防衛か、他者への容赦か

牙を研いでは握りこぶし
掌に血の滲む繰り返し

真実は人の数ほどあるって
そんなことにも気付けずに

常に解釈を正しくしているだなんて
そんな驕りがある限り

本当の意味での分かり合いだなんて
永遠にきっといつまでも叶わない

どんなにナンバリングしたって
二度とは同じ色なんて見つけ出せない

互いの認識の一致なんて
どんなに言葉に託したって

操る言葉の捉え方が異なれば
そもそも重ならない永久の螺旋

それでも信じたいと思うから
人を想い、愛し、願い、

それでも信じたいと思うから
祈り、喜び、生きていくんだろう

太陽の次に訪れる月
本当は昼空にも映るのに

それでも信じたいと思うなら
貫き通すしかないだろう

痛みともない張り裂けそうでも
感覚だけは閉ざしちゃいけない

何故なら皆、他人だから

大切なことは理解しようと努めること
そして感受性を研ぎ澄ませること

傷ついた分だけ赦しを覚えて
哀しんだ分だけ喜びを讃えて

いつか同じ青い空の下で
同じ言語で話せる日が来たら

その希望を棄てない頃に
光は再び射すだろう

その希望を棄てない頃に
光は再び射すだろうか

海森彩生写真展

2011年09月12日 08時34分03秒 | Weblog
明治神宮の宝物展示室に行ってきました。



東日本大震災へ祈りを捧げるために、
ツイッターで一般参加者によって
投稿された写真が展示されるイベント。

展示室には選ばれた写真と、
それに添えられたツイッターの文字。



「綺麗な写真だな」と眺めていても、
添えられた言葉の重みが心に刺さります。



大震災の後に、良くも悪くも、
人々の眼に写る景色が様変わりして。

それでも、きっと混乱の中でも、
皆が力強く希望や祈りを抱いていて。

目に映るものを様々な想いで捉えては、
感じて考えて、言葉にしたり。



その背景にはどんなことがあって、
どんな想いをしたのだろう?と。
想いを馳せずにはいられませんでした。



小さな子供の背中を撮影した写真の脇に、
その子の未来を思いやる親御さんの気持ち。

海に空に、木に自然に、
神の姿を捜しては祈ったり。

夜が必ず明けること、
やがてまた太陽が昇ることに、
救われては感謝したり。

当たり前にできること、
そのひとつひとつに感謝したり。



半年前に自分が祈ったり願ったり、
必死に一秒一秒、その瞬間を、
生きていた感覚を思い出しました。



今月末くらいまで展示されてるようです。
週によって展示写真も変わるみたい。

興味ある方は是非いらしてみてください。