早めに仕事終わらせて帰宅中。
週末も仕事だし、たまにはいいよね。
明日、今日の分を精一杯、
人の少ない本社でがんばろう。
いつもならまだ働いている時間の夕陽。
電車内から、ぼんやり眺めてた。
雲の染まり具合が綺麗で震えを覚えた。
昔からの悲しい癖。
度を超えて綺麗なものは、
すぐに壊れてしまいそうで、
すぐに消えてしまいそうで、
胸がざわざわしてしまう。
泣きたいような叫びたいような。
長く続かないものほど美しい。
壊して消してを繰り返しては、
不器用に期待を積み上げて、
また新たな美しさを期待する。
(繰り返す中で、前に進んでいるのかな。)
音楽と似ているところが好き。
人の心情の移り変わりと似ているし。
静かに静かに時の流れを知らされる。
秋空の装いが、不意に切なくさせる。
一刻一刻過ぎ行く月日を愛しく思う。
小さい頃の週末の散歩を思い出す。
父親の手のゴツゴツした感覚や、
母親の指の長さや柔らかさや。
駆け登った坂道の先の夕陽が、
丘の上で白い家を優しく染めていた。
家に帰って庭が暗くて恐がった。
寝室のテレビの前に家族で集まって、
夜中に自分の部屋に戻るのが嫌だった。
トランプは四つしかゲームを知らなかった。
飽きることなく繰り返し遊んだ。
庭の落ち葉拾いをして、
ごみ袋二十個作った頃、
母親が指輪を無くしたと騒いだ。
見つからなくて落ち込む母親を眺めてた。
玄関前で妹がフラフープをしていた。
運動神経の悪い兄と、
身体を動かすことが好きな妹と。
よく喧嘩しては、泣かせて怒られた。
秋の季節が蘇らせる思い出たち。
切なくも幸せな記憶たち。
秋の夕暮れの一瞬のまたたき。
二度と訪れない今の繋がりを。
いつでも。
週末も仕事だし、たまにはいいよね。
明日、今日の分を精一杯、
人の少ない本社でがんばろう。
いつもならまだ働いている時間の夕陽。
電車内から、ぼんやり眺めてた。
雲の染まり具合が綺麗で震えを覚えた。
昔からの悲しい癖。
度を超えて綺麗なものは、
すぐに壊れてしまいそうで、
すぐに消えてしまいそうで、
胸がざわざわしてしまう。
泣きたいような叫びたいような。
長く続かないものほど美しい。
壊して消してを繰り返しては、
不器用に期待を積み上げて、
また新たな美しさを期待する。
(繰り返す中で、前に進んでいるのかな。)
音楽と似ているところが好き。
人の心情の移り変わりと似ているし。
静かに静かに時の流れを知らされる。
秋空の装いが、不意に切なくさせる。
一刻一刻過ぎ行く月日を愛しく思う。
小さい頃の週末の散歩を思い出す。
父親の手のゴツゴツした感覚や、
母親の指の長さや柔らかさや。
駆け登った坂道の先の夕陽が、
丘の上で白い家を優しく染めていた。
家に帰って庭が暗くて恐がった。
寝室のテレビの前に家族で集まって、
夜中に自分の部屋に戻るのが嫌だった。
トランプは四つしかゲームを知らなかった。
飽きることなく繰り返し遊んだ。
庭の落ち葉拾いをして、
ごみ袋二十個作った頃、
母親が指輪を無くしたと騒いだ。
見つからなくて落ち込む母親を眺めてた。
玄関前で妹がフラフープをしていた。
運動神経の悪い兄と、
身体を動かすことが好きな妹と。
よく喧嘩しては、泣かせて怒られた。
秋の季節が蘇らせる思い出たち。
切なくも幸せな記憶たち。
秋の夕暮れの一瞬のまたたき。
二度と訪れない今の繋がりを。
いつでも。