KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

COP10は京都議定書(COP3)の二の舞か?

2010年10月31日 | 世の中あれこれ
マスコミの報道では、議長を務めた日本の活躍で、先進国と発展途上国間の利害対立を
見事に調整し、満場一致で「名古屋議定書」が締結されたと報道している。

COP10 採択 - Google 検索


しかし、京都議定書では、議長を務めた日本だけが結果として厳しい条件になってしまい、
正直者が馬鹿を見るようなことになりつつある。

今回、揉めにもめた状態で、議長国の面子をかけて「議長案」をまとめた苦労は大変だったでしょう。
しかし、手放しで褒め倒して良いものかなぁ???


議長案は途上国側の譲歩を引き出すため、資金援助の必要性も言及。
日本政府は議定書採択を前提に10億円の追加支援も表明した。
[時事通信社]
と報道されているが、10億円の追加支援だけなのかなぁ???

裏で多額のODAなど約束していないのかなぁ???


これからがマスコミの活躍の時ですね。
しっかりと今回の決定に至った経緯を分析して欲しいものです。


生物多様性特集 ~地球から生きものがいなくなる日~ - 環境goo

生物多様性 COP10 特集:ECO JAPAN -成長と共生の未来へ-

■生物多様性会議の「名古屋議定書」の要旨
 一、遺伝資源の利用で生じた利益を公平に配分するのが目的。
 一、遺伝資源と並び、遺伝資源に関連した先住民の伝統的知識も利益配分の対象とする。
 一、利益には金銭的利益と非金銭的利益を含み、配分は互いに合意した条件に沿って行う。
 一、遺伝資源の入手には、資源の提供国から事前の同意を得ることが必要。
 一、多国間の利益配分の仕組みの創設を検討する。
 一、人の健康上の緊急事態に備えた病原体の入手に際しては、早急なアクセスと利益配分の実施に配慮する。
 一、各国は必要な法的な措置を取り、企業や研究機関が入手した遺伝資源を不正利用していないか、
   各国がチェックする

■2020年に向けた生態系保全の目標「愛知ターゲット」
 *20項目のいずれも国際目標で、京都議定書のように各国に義務づけた数値目標ではない。
 一、保護区域の面積の割合は、陸域が少なくとも17%、海域が10%を保全
 一、劣化した生態系の15%以上を回復する
 一、外来種の侵入を防ぐ

  *この記事作成時点で、20項目の目標内容を全て掲載したページは検索できませんでした。。。
  (せめて、マスコミ報道で見つけたかったのですが。。。)


■新聞各社のCOP10名古屋議定書の社説

中日新聞「地球・生きもの生き残る 名古屋議定書採択」

朝日新聞「生物多様性―誇りを持って名古屋から」

読売新聞:「名古屋議定書 生物の多様性を守る出発点に」

毎日新聞:「名古屋議定書 社会を変える転機に」

※その他の新聞社の社説内容の確認は、こちら
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