KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

急成長の影

2009年09月05日 | 世の中あれこれ
会社の仲間と飲みに行ったチェーン店。
大阪十三でわずか4坪半のお店が、今や100店舗以上に拡大し、
年商200億円を超える大きな会社に成長した、有名なチェーン店である。


創業者は、高校2年の時に実家の雑貨店をまかされ、近所でゲタ45円で売っていたが、
高級ゲタ160円を現金問屋で安く仕入れ、85円で売ったのが大当たりした。
そこで、色々な食べ物屋を徹底的に調べ、
「食べ物の中で一番利幅の大きい食の店で、良いものを安く売る」ことに決めた。
という出世物語は有名。


入口での接客はシステマチックで、好みの食を確認し、フロアーに案内、
エレベーターの乗って降りると、無線連絡が入っているので、フロア-の
接客係がスムーズにテーブルに案内。
テーブルの担当が注文をにこやかに受けるという流れ。


ここまでは教育も行き届き、好感度アップ。




ところが、、、、、


出し巻き卵を注文してからがっかり。
一口食べると、何となく「バター」の味がした。。。。(・_・;)
一緒に行った仲間も「確かにほんのりバターの味がする」とコメント。

そこで、お店の女性に、一切れ残った出し巻きを示し、
「この出し巻きを料理長さんに味見してもらってください。
何となくバターの味がするんです。これは決してクレームではなく、
良いものを出してもらうための参考になればということです。」


暫くして、返事がありました。
「申し訳ございません。通常の出し巻きの味です。
しかし、生ものは店で調理しておりますが、
出し巻きは中国で作ったものを保存してお出ししております。
以前は、店で出し巻きも焼いていたのですが。。。。」

正直なコメントでした。
しかし、なんと中国で出し巻きを作っていたとは。。。。
お店が大きくなると、合理化や利益を追求してしまうのでしょう。
急成長の影を見てしまいました。

ちなみに、会計から出し巻き卵分は引かれていました。
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