KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

しめ飾りあれこれ

2024年01月04日 | その他あれこれ
X(旧ツイッター)に最近しめ飾りが減った記事を書きました。







その際、色々しめ飾りに付いて調べてみたので備忘録として記録しておきます。


■しめ飾りの飾り始める時期

・12月13日の「正月事始め」以降なら、基本的にはいつ飾っても問題ないとされている。
・近年は12月25日のクリスマスが終わった、26日以降に飾り始めるのが一般的。
・「八」が「末広がり」の意味をもつことから12月28日に飾る家も多い。
・12月29日は、「29」という数字が「二重苦」の語呂合わせで縁起が悪いため避けた方がいいとされている。
・12月31日に飾ることは「一日飾り」といわれ、神様を迎えるにあたって失礼であるとされる。


■しめ飾りをしまう時期

・門松やしめ飾りは、お正月の期間である松の内まで飾っておける。
・松の内は、関東では1月7日まで、関西では小正月の1月15日までが一般的。
・松の内の最終日に七草粥を食べて、その後お正月飾りを片付ける流れが多い。
・どんど焼きや返納、一般ごみとして処分するまではお清めをして白い紙などに包んでおくと良い。
・どんど焼きは、正月飾りやしめ縄、古い神札や御守を持ち寄って燃やし、一年間の無病息災を祈願する行事。
・お正月飾りは神事物なので、必須ではないが塩やお酒で感謝の気持ちからお清めしてから処分するのが好ましい。


■しめ飾りの用語解説

【しめ縄】
・神道における神祭具で、神聖な区域とその外とを区分するための標(しめ)
・神様がいる神聖な領域「常世(とこよ)」と、私たちの住む「現世(うつしよ)」を分ける印を意味
・年神様の居場所に不浄なものが入らないようにする意味もある
・しめ縄には、ごぼう注連(しめ)、大根注連(しめ)、玉飾り、輪飾り、前垂れなどがある。
・ごぼう注連は野菜のゴボウのように長くてまっすぐな形、大根注連は、ごぼう注連の中央を太くした形。
 玉飾りは藁(わら)の縄を輪の形にしたもの、輪飾りは細く綯った縄を小さく丸くしたもの、前垂れは藁をのれん状に垂らした形。


【しめ飾り】
・しめ縄に縁起物などの飾りをつけたもの
・歳神様を迎える家であることを表す
・ごぼう注連に前垂れをつけ、飾りを加えたものは西日本、太いしめ縄を輪っかにして前垂れをつけ、
 縁起物を加えた玉飾りは東日本でよく見られる。


【紙垂(かみしで/しで)】
・神様の降臨を表し、「神聖」や「清浄」という意味
・神道における特殊な裁ち方をした紙のことで、しめ縄や玉串などに付けて垂らす白い紙のこと


【裏白】
・清廉潔白を表す
・葉の裏が白く美しいことに由来した名前で、たくさんの胞子がくっついているので子孫繁栄の象徴。
・古い葉とともに新しい葉が生えてくることから、久しく栄えるようにという願いが込められている。
・葉の裏が白いことから、後ろ暗いところがない清廉潔白の心を表す。


【譲り葉】
・家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う
・譲り葉という名前は、春に若芽が出ると前年の葉がそれに譲るように葉を落とすことからきている。


【橙】
・代々栄えるよう願う
・だいだいの語源が「代々」で、実が熟しても木から落ちにくいことから「代々栄える」という縁起を担いだもの。
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