KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

沈まぬ太陽(映画版)の2度目の視聴

2021年02月03日 | その他あれこれ
2020年5月にWOWOW連続ドラマシリーズで『沈まぬ太陽』全20話を3日間かけて視聴しました。

WOWOW連続ドラマ「沈まぬ太陽 (全20話)」 - KOfyの「倍行く」人生 2020年5月16日


20話というボリュームに疲れましたが、きめ細かく人物像やシーンを描写し、
ぐいぐいと作品に引き込まれました。




2月1日(月)に、WOWOWオンラインデマンドで映画版をストリーミングしているので見ました。
映画版は、2015年4月にBS放送で視聴して以来、6年ぶりです。



山崎豊子さん原作の小説は、1995年から1999年にかけて、週刊新潮に連載され、
その後、3篇(アフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇)5巻で発刊され大ベストセラーになっています。
映画化は紆余曲折がありながら、連載終了後10年の2009年に公開されています。


その後、原作に忠実なWOWOW連続ドラマが3編20話、合計17時間近くの作品に仕上げました。
WOWOWの連続ドラマでは、時間的余裕があるので、登場人物も細かな描写も
丁寧に映像化されていました。


一方で、映画は時間的な制約があり、それでも3時間22分という映画としては異例の長さで製作され、
連続ドラマに比較して、回想シーンという手法を使って、組合活動や海外勤務のシーンを
テンポよく表現していました。


私は、2019年3月に現役を引退し、組織人ではなくなった身として、じっくり『沈まぬ太陽』を視聴しました。
テーマとして、「組織と個人」が映画では特に強調されていましたが、「家族のあり方」、
「正義と不正」、「仕事と出世」、「生きざま」など様々な観点が盛り込まれた重たい作品です。



主人公の恩地氏は、家族に犠牲をかけさせながら、自分の信念を貫き通し、
悔しい扱いを受けながら、最終的には自分の好きなように暮らすことができ、
男としては幸せ者だったのではないかと思います。

一方で、そのわがままを許す環境を作っていた、
献身的な妻の存在は大きかったと思います。



沈まぬ太陽「映画」 - Wikipedia




映画版「沈まぬ太陽」 TVCM - YouTube 0:30




ドラマ『沈まぬ太陽』第2部予告編 - YouTube 2:00


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