KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

下水処理場のバイオガスを利用する「こうべバイオガス」

2011年11月18日 | 世の中あれこれ
下水処理場の処理の過程で、メタンガスが発生します。
通常は、下水処理場内で汚泥などの乾燥用に燃やしたり、
余ったガスは空燃焼させて処分します。

環境に優しくするためには、発生したメタンガスを100%利用することが必要です。
利用先として、天然ガス自動車の燃料に利用する方法があります。
2008年から下水道バイオガス(こうべバイオガス)を天然ガス自動車に供給しています。


天然ガスの成分は、メタンが約89%で残りは熱量調整用に
プロパンやブタンを混ぜているそうです。
都市ガスの成分


神戸市東灘下水処理場は、近隣のゴミ焼却場発電からの電気を使い(90%をまかなっている)、
発生するメタンガスを天然ガス自動車に供給しています。
天然ガス自動車は、隣接の神戸市営バスやゴミ運搬車、下水処理場から
発生する汚泥(脱水ケーキ)を焼却する六甲アイランドの東部スラッジセンター
への運搬車、佐川急便のトラックなどです。

さらに、2010年10月から、発生したメタンガスの熱量や付臭ガスを調整し、
直接、都市ガスの配管に注入する事業を開始しています。



■参考サイト

神戸市:日本初、神戸市東灘処理場で下水道バイオガス(こうべバイオガス)の都市ガス導管注入を開始
こうべバイオガスプロジェクトの取り組み
「こうべバイオガス」と天然ガス自動車の導入
日本初!下水道バイオガス都市ガス導管注入実証事業


こうべバイオガス活用事業(下水道から生まれる循環エネルギー)
神戸市:「環境未来都市」構想の推進


■オンマウスでコメント表示、クリックで画像拡大

   


    

    

    

    

    
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 滋賀経済のネット対応 | トップ | 奈良市役所の平城宮跡菊花大会 »
最新の画像もっと見る

世の中あれこれ」カテゴリの最新記事