この作者の本は、今年2冊目。
前作はやや期待はずれだったので、
期待しつつ読むことに。
舞台は、とある郊外。
隣接する「ひまわり幼稚園」と
老人ホーム「ひまわり苑」が
交流することになり、
気難しい老人とのなんやかんやが始まる・・・、
ってな感じのお話。
冒頭では、数年後の子供たちの話から始まり、
幼稚園と老人ホームでの出来事が
交互に展開される、
最近ではよくある手法の構成。
そんなことも気にならず、
面白く読めたのも確か。
子供の臆病な部分や、懐かない感じなんかも
リアリティがあり、
甥っ子とか知人の子供のことを思い出す。
(そうそうすぐ懐く子供なんて見たことがない・・・)
徐々にそんなわけあるかいって感じの展開にはなるが、
それはそれで、面白い。
さらっとした伏線も
きっちり回収されている気がしたし、
保母さんやヘルパーさんの活躍も、すごく良い。
ただ、ヘルパーさんの書き分けがいまいち良く分からず、
誰だかわからないまま
後半の山場を迎えたのも確か。
(特に男性職員が・・・)
それでも、クライマックスの篭城部分とかは
とても好きな展開で、
「パーフェクト・ワールド」を
思い出したりもして、涙腺が・・・。
全てが全て、ハッピーエンドではない結末だったが、
やはり温かみのある、いい終わり方で、
トータルすると、
とても面白い1冊でした。
どこがと言われれば説明しにくいが、
萩原浩らしい、
「こうでなくっちゃ」
ってかんじの本だと思います。
前作はやや期待はずれだったので、
期待しつつ読むことに。
舞台は、とある郊外。
隣接する「ひまわり幼稚園」と
老人ホーム「ひまわり苑」が
交流することになり、
気難しい老人とのなんやかんやが始まる・・・、
ってな感じのお話。
冒頭では、数年後の子供たちの話から始まり、
幼稚園と老人ホームでの出来事が
交互に展開される、
最近ではよくある手法の構成。
そんなことも気にならず、
面白く読めたのも確か。
子供の臆病な部分や、懐かない感じなんかも
リアリティがあり、
甥っ子とか知人の子供のことを思い出す。
(そうそうすぐ懐く子供なんて見たことがない・・・)
徐々にそんなわけあるかいって感じの展開にはなるが、
それはそれで、面白い。
さらっとした伏線も
きっちり回収されている気がしたし、
保母さんやヘルパーさんの活躍も、すごく良い。
ただ、ヘルパーさんの書き分けがいまいち良く分からず、
誰だかわからないまま
後半の山場を迎えたのも確か。
(特に男性職員が・・・)
それでも、クライマックスの篭城部分とかは
とても好きな展開で、
「パーフェクト・ワールド」を
思い出したりもして、涙腺が・・・。
全てが全て、ハッピーエンドではない結末だったが、
やはり温かみのある、いい終わり方で、
トータルすると、
とても面白い1冊でした。
どこがと言われれば説明しにくいが、
萩原浩らしい、
「こうでなくっちゃ」
ってかんじの本だと思います。
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