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PIT-BYEまでのDF総括-

2015-11-24 21:34:27 | NFL
というわけで、今日はDF。

スタッツ上は、失点が19.1で6th。
パスDが278.4ydで28th、
ランDが93.0ydで5th。
トータルで371.4ydで23th。

結果だけを見ると素晴らしい数字なんですが、
スタッツ以上に弱いはずという事実が
間違いなくあったりします。

相手チームのパス回数は、393回でリーグ6位の多さ。
成功率は66.9%で、回数上位10チームの中でも最も高く、
つまりは、好き勝手通されているってコト・・・。
TD率は4.3%で、これはいいほうから数えて12th。
Intも9回奪っていることもあり、
Rateは94.0に押さえて、ワースト12位。
サックは28回で8位と、
これはまぁ、あれだけブリッツしてればって感じ。
サック率は6.7%で、これも12位。

なんとなく、悪いなりに踏ん張っているってコトだけは
分かるような結果に。
CBが不安材料なのは、
シーズン前から分かっていたことで、
そこの補強が全く上手くいっていない中で、
何とか踏ん張っているっってコトは、
やっぱり評価しても良さそうな気もします。
特に、20yd越のTDが3回のみと、
あっさりやられないのも、今年高評価です。

ランでは、242回で少ないほうから数えて8th。
Av3.8ydは9位と、そこそこ上位。
TDは3回のみで、これは2位タイ。優秀。
見てる側からすれば、
こんなにも止められている気がしないのに、
やっぱり不思議なスタッツ・・・。

DLは、ヘイワードとツィットの2人がいれば、
NTはいてもいなくてもっていうレベル。
代わりがいないのは、大いに問題で、
どっちかが怪我をした段階で、
DFは一気に崩壊の予感も。
今のうちに、ドラフト戦略なり
新人育成なりで対処して欲しいトコです。
控えの3人、マクレンドン、トーマス、マカラーズが
3人合計で19タックル+5アシで24タックル。
上記2人の、1人分以下ですから・・・。
この3人は、安定しての毎年1試合1タックルレベル・・・。
成長は、期待出来んでしょうかね。

OLBの、パド君、モーツ、ジョーンズ、Jハリ。
パド君4サックで他の3人各2サックと、
全員がマルチサックなのは上出来。
ってか、37歳で控えのJハリと競ってるようでは、
ジョーンズ必要って感じ。
ま、タックル数もサック数もDE以下では、
PITの心臓でもあるOLBの働きとしては、
やっぱり不満。
Jハリの引退とジョーンズ放出で、
来年も上位でOLB指名必要かも・・・。

ILBは、ティモンズ、シャジア、スペンス。
ティモンズは、48タックル+25アシで73タックル。
一応、タックルリーダーでもあり、
2.5サックの6PDで1Int。
数字は優秀、印象はそうでも無いんですけどね。
いっそうのこと、NTにでもなればいいのに。
どうせ、TEのカバーとか出来ないんだし。
シャジアは、36タックル+11アシで47タックル。
4試合欠場してってところが、素晴らしい。
さらに3サックで1FR。
PDがゼロなのは、経験の無さなんでしょうか。
DE2人に次ぐ、中心選手でしょう。
スペンスが、控えながら23タックル+7アシで30タックル。
サックも1回。
V.ウィリアムスも11タックル+6アシで17タックルの1PD。
彼は控えらしい数字・・・。
やっぱり、シャジアとスペンスのコンビで、
ティモンズはNTが良さげなんですけどね。
SSからILBになり、大活躍中のARIブキャナンみたいで
いいんじゃないでしょうか。

SSはアレン、トーマス、ゴールデン。
トーマスは1タックル+1アシで、完全に干された印象。
アレンは、3試合欠場ながらも
37タックル+9アシで46タックル。
1サックで1FF、1Intの5PD。
想像以上にいい数字かも。
これで、TEをカバーできれば言うこと無なんですけどね・・・。
アレン欠場中先発したのが、ゴールデン。
22タックル+4アシで26タックルの2PD。
来年は、トーマスはロスターにいないんでしょうね。

FSはミッチェル。代わりはいません。
39タックル+9アシで48タックルの、
2FFで7PDの3Int。
なんとなくではありますが、
誰とでもいい結果を残せるわけではなく、
アレンやゴールデンとのコンビが
しっくり来てんでしょうかね。
なんにせよ、替えがいないのは大問題。
育てるのに間違いなく時間が掛かるボジションなので、
絶対に来期のドラフト上位指名でしょう。
あぁ、やっぱり今年のドラ3でコーツなんか・・・。

CBは継接ぎのかき集めな上、ドラフト指名組は
未だ活躍しておりません・・・。
生え抜きのC.アレンはカットされ、
鳴り物入りのボイキンは、
3タックルの1PDと、干された感じ?
スターターではないってコトは、
シャットダウンコーナーではないってコト、
ですよね・・・。
ギリでロスター入りのコックウェルが、
24タックル+4アシで28タックルの、2Intで6PD。
数字は素晴らしいです。
いい拾い物でしたね。
ブレイクさんは、48タックル+10アシで58タックル。
ソロタックルは、ティモンズと同じ。
1FFで9PDの2Int。
9PDはチームトップで、唯一のリターンTDも。
狙われてるんでしょうか・・・。
生え抜き出戻りのゲイが、28タックル+7アシで35タックル。
PDが3回・・・。
彼に関しては、クッション取り過ぎて
タックルすら出来ないってのが
この数字の意味なんでしょう。

なんにせよ、エースCBがゲイってところが、
今年のPITのやばすぎるところで、
それでいてこのDFスタッツは、
出来すぎなくらい上出来なんでしょう。

で、この先バカみたいに
攻撃力の高いチームがいなくなってしまった。
本来なら、INDとDENに虐殺なんでしょうが、
風向きが変わってきているようで。
場合によっては、今以上にDFランクを上げての
シーズンエンドもありそうで、
変に勘違いされるのが怖いくらいです。

現状戦力のBALやCLEに
30点以上取られたら、ブチギレますからね・・・。