土佐日記ちゃんと読んだことないけど。
今世間で話題の各種バトンのうちの一つ、「ブックバトン」がうちにもいらっしゃったようです。
その経緯は…
sava95さんの
覚え書きから、yyzzさんの
yyzz;囲碁日記・活字乱読記にバトンが渡ったのだけど、yyzzさんは自分の所で止められた。
が、しかし、
バトンは実は渡っていて、だけど、yyzzさんの記事は使えないから、sava95さんの記事を参照するってことになって…。
だから参照するのはsava95さんの記事だけど、バトンを渡してくれたのはyyzzさんで…。
えーと、だから、どういうことだろう。
まあ、よく分かりませんが、そんな経緯はどうでも良いのです。
要は設問に答えればそれで良い。
ということでブックバトンに答えます。
■持っている本の冊数。
実は私の読書のほぼ全ては、図書館によって支えられています。
読む本のほとんどは、図書館で借りた本です。
ですから、自分で持っている本はそんなに多くない。
あるのは、ゲームの攻略本とか、各種参考書、資料集、教科書、それから、ゲーム雑誌ぐらい。
囲碁の本も、図書館で借りたり、友人から借りたり。
自分ではちっとも買ってはいないのでした。
ゲーム雑誌はとりあえず除くとして、私の持ってる本の冊数は、きっと50にも満たないのではないでしょうか。
そしてそのほとんどは、ゲームの攻略本なのでした。
■今読みかけの本 or 読もうと思っている本
司馬遼太郎 竜馬がゆく(三) 大活字本シリーズ 埼玉福祉会
(リンクはbk1)
もちろん図書館から借りてきた本です。
そしてなぜか大活字本。
「竜馬がゆく」の一巻を借りる時に、文庫版とか普通のものが貸し出し中で、あったのは、司馬遼太郎全集と、大活字本シリーズだけだったのです。
とりあえず目的は、「竜馬がゆく」なので、全集はちょっと余計なものが多すぎる。
ということで、大活字本シリーズを借り、そのまま2巻3巻も大活字本を借りてきているのでした。
■最後に買った本(既読、未読問わず)
ということで、図書館でほとんどの読書を賄っている私は、本をなかなか買いません。
ゲーム雑誌なら買いますが…。
これはここで聞かれているものとはなんか違う気がする。
因みに買ってるゲーム雑誌は、
電撃プレイステーションです。
で、これが違うとなると、さて、最後に買った本は…。
囲碁の本は借りてるものばっかりだし…。
えーと…えーと。
おお。あった。
話は約1年前に遡ります。
そのとき放送大学で受けた面接授業。
その資料として購入を指定された本がありました。
それが「最近」買った本です。
…最近って言わないな、それ。
因みにこれ。
劉頴 1年生のコミュニケーション中国語 白水社
(リンクはセブンアンドワイ)
■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
ということで、自分の手元にはあんまり本はないのですが、読んだ本ならそれなりの数あって…
それから5冊だけ選び出すのはとても大変です。
もともと選ぶのが苦手な人ですし。
少しでも選び易いように、テーマ別に分けて考えてみることに。
まず、1冊目は、このblogのもともとのテーマというかメインの話題のはずである、モンコレから。
安田均・グループSNE モンスター・コレクションTCG 究極奥義! 富士見書房
(リンクはAmazon)
昔々、モンコレ1基本セットの頃に書かれたモンコレ指南書です。
100種のコンボ、50のデック、それから13の講に分けられたモンコレ指南。
私がこの本を買ったのは1基本の頃ではなくもっと後でしたが、その頃でも、そこに書いてあることは十分参考になり、モンコレを見る目が変わった一冊でした。
ひーとさんのオルトでも何度か話題として上っています。
マグナ
モンコレ年表
究極
ひーとさんの記事にもあるように、穴が開くほど読み、そしてその価値が十分ある本だったと思います。
…昔はね。
今はどうなんだろう。
コンボは、ルールが変わって成立しなくなったものも多数ありますし、デックも似たようなもの。
デックは、そのコンセプトだけを参考とするなら、今でも十分役立つのかもしれませんが。
戦術講座は今でもそれなりに役立つかな。
あの頃と今では、かなり状況が変わって、想定される状況にもかなり違いが出ていますが。
即時召喚はなに降って来るか分からないし、土中移動なんて持ってるユニット自体が…
おおっと。つい話が長くなってしまいました。
2冊目。これは最近モンコレより記事数が多くなってしまったような感のある、囲碁から。
日本棋院:編 上手な初心者―ルールブックの次に読む本 日本棋院
(リンクはAmazon)
著者は小坂秀二さん。
私が囲碁の記事で書いている、どこかに書いてあった言葉というのは、この本に書いてあった言葉が多いのではないでしょうか。
実は内容はあまり覚えていません。
これまた図書館で借りた本なので。
しかし、とても参考になったことだけは覚えています。
初心者が、もやもやと、よく分からないなと感じている所に、上手くスポットを当て、解説されていたように思います。
石のツギ方、死活、三々入りなど、それまでぼんやりと、なんとなく分かるような分からないような感じで打っていたものが、この本を読むことで急にハッキリ見えてきたような。
それにしては、最近の私の囲碁の記事でこれらの問題がまた出てきています。
それはこの本の内容を忘れかけているからなのかもしれません。
そろそろもう一度読み直し、またハッキリさせなおす必要があるのかも。
先ほどの究極奥義がモンコレを見る目が変わった本なら、これは囲碁を見る目が変わった本。
さて…3冊目は…。
その、私がいつもお世話になっている、図書館を話題とした本から。
日本図書館協会 図書館の自由委員会:編 「図書館の自由に関する宣言1979年改訂」解説 日本図書館協会
(リンクはAmazon)
日本の図書館が、その基本理念としている、「図書館の自由に関する宣言」を紹介、そして解説している本です。
「図書館は利用者の秘密を守る」等、日頃図書館に通っている人でも、実は知らない人が多いのかもしれない、図書館の考え方を知ることができます。
一見、図書館で働く人向けの本に見えますが、是非、図書館を利用している人、図書館を利用できないでいる人に読んでもらいたい本です。
日頃利用している図書館が、なにを考え、どんな目的を持って資料を収集しているのか、そして、その資料を誰に向けて公開しているのか。
それを知ることができる、貴重な本だと思います。
図書館を見る目が変わる本だと言えるでしょう。
4冊目。
これは私の読書の原点となった絵本から選んでみます。
私が小さい頃、親が買ってくれていた、「こどものとも」、「かがくのとも」
毎月増えるその本は、私が気付いた時にはかなりの量になっていました。
そしてそれを私は、何回も何回も繰り返し読み漁っていた。
これらの本を読んでいたことが、私の今の読書好きに繋がっていると思います。
これらの本を読んで、本の楽しさを知り、読書を好きになる…「好き」と言うよりも、読書を「習慣」とすることができました。
しかし、ここで選ぶ本は、「こどものとも」でも、「かがくのとも」でもなかった気がする。
また別の絵本だったかな…。
これまた、既に手元に無いので分からないのでした。
バージニア・リー・バートン:著、石井桃子:訳 ちいさいおうち 岩波書店
(リンクはAmazon)
多分この岩波書店のだよな…。
とにかく、この絵が強く印象に残っています。
物語よりも、絵を楽しみに読んでいたような。
物語が理解できるようになってからは、物語も楽しんで読むようになりましたけど。
ちいさいおうちはそのままなのに、周りの風景はめまぐるしく変わっていく。
その面白さに惹かれて、この本を繰り返し繰り返し読んでいたように思います。
そして最後、5冊目。
これは、私が図書館通いに奔走することになる、きっかけとなった本を。
中学生の頃、家の近所に図書館が完成しました。
その頃の私は、なんだか疲れ果て、なにをすることもなく日々を過ごしていたのですが…。
折角できた図書館、やることもないなら図書館にでも行ってみよう。
そこで出会ったのがこの本。
深沢美潮 フォーチュン・クエスト―世にも幸せな冒険者たち 角川書店
(リンクはAmazon)
世間では、「ライトノベル」と呼ばれる類の本ですね。
それまでの私は、世の中に、ライトノベルなんてものがあるのを知りませんでしたし、てっきり、図書館には硬くて重い本しかないのかと思っていました。
そんな中、図書館でこの本を見つけ、「ほう、図書館にはこんな本もあるんだなー」と感心したことを覚えています。
それまで、漫画もロクに読んだことが無かった私なので、ライトノベルはそれこそ、軽くてまるで漫画のよう。
その読みやすさに、すっかり夢中になってしまいました。
それから私は、ライトノベルを中心に図書館を利用するようになり、なんだか毎日のように図書館に通うようになって行きました。
なんせ、ほとんどのライトノベルは薄いし、読み易いので、その頃の図書館の貸し出し制限であった5冊ぐらい、半日もすれば読み終えてしまいますので。
そのうち、ライトノベル以外にも手を出すようになり、今のように、なんだかジャンルに関係なく雑多な本を読むようになって行きました。
わたしの中学生時代は、本を読むことだけを楽しみに過ぎていったような気がします。
と、私のことはどうでもいい。
本の内容を説明せねば。
この本の舞台となる世界は、あちらこちらにモンスターが出没し、その退治や、その他様々な雑用などを引き受けるために、冒険者が存在。
そして、その冒険者をまとめる、冒険者ギルドまで存在する、そんな世界。
もちろん、冒険者の武器となるのは剣と魔法で、典型的なファンタジーの世界観と言えるはず。
しかし、このパーティはなんか違う。
パーティの職業だけみてもなんか違う。
戦士にシーフ、魔法使いにマッパーまでは良いとして…農夫に運搬業ってなんですか。
戦士だって装備は竹アーマーだし、シーフはシーフの癖に派手だし、マッパーは方向音痴。
魔法使いは小さすぎてまともに呪文も唱えられない。
ダンジョンを探索するのだけど、マッパーが方向音痴じゃ上手く行くわけないし、モンスターと出会っても、マトモに戦えないし…。
典型的な勇者ご一行様のお話とは、かけ離れたお話ですが、それがきっとこの物語の魅力なのだと思います。
シリーズが進むにつれて典型的勇者様のお話に近付いているような感もありますけど…。
以上5冊。
テーマ別に選んだ、特別な思い入れのある本、心に残っている本でした。
ということで、ブックバトン回答終了。
ここで次の人に回すというのがブックバトンの方式なのだけど…。
うーん。
誰に回したら良いのだろう。
やっぱり選ぶのが苦手な人。
止めるのも手だけど…折角だから…。
私の知り合いで、御自分のサイトにて、本について書いていらしたことのあるお三方。
まずは、御自分のblogに読書のカテゴリーがあり、自ら活字中毒だと自認されている、薬岡龍汰さん。
Dragons&Medicine
(リンクこっちでいいのかな…)
それから、御自分のオルト紹介にライトノベル感想を書いたり…と書いていらっしゃったKICKさん。
貴方のダイスに、天下無敵の幸運を!
さらに、
ライトノベル書評の間というルームも持っていらっしゃる、赤雷さん。
徒然雑記~兵どもが夢のあと~
このお三方にバトンを渡してみたいと思います。
けれど、こちらからお知らせは何もいたしません。
ここをご覧になっていないなら、それはそれで仕方が無いですし、ご覧になっていらしても、別段強制は何もありませんので、気が向かれたらで構いません。
ほかにも、以前本を紹介していただいたことのある、うるずさんとかかいさんとか、なんか本について話したことがあったような気がするきらほさんとか、お渡ししようかと思った方はいらしたのだけど…。
とにかく、確実に御自分のサイトにその記述があった方を選んでみました。
※yyzzさんの記事が使えないとはどういうことなのだろう。
虫かな?虫なのかな?
虫は虫で良いと思うのだけど…。
虫が嫌いな人は無視すれば…。
と、オヤジギャグのようなことを言う。
追記。
なんかボケてたらしく、「ゲームバトン」などと書いていた。
早速修正。
ねずママさん、ありがとうございました。