日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

本の読み方。 2

2005年10月12日 19時14分20秒 | 司書講習後日譚
昔、コメントの返信でこんなことを書いた私。

60冊ですか。
ふむ、それはなかなかの量ですね。
しかし、もし借りるとして、それが一日持つかどうかわからないのが何とも…。
漫画だと、小説よりさらに早く読めてしまいますしね。


日々呟く。:本の読み方。 のコメント欄より。


そして本日。
昼からではありましたが、ずっと漫画本を読んでいました。
この欄のコメントの通りに、DZ氏から借りた本です。

結局、読めたのは4冊程度。
60冊なんてとんでもない。

じゃあ、あのコメント欄で書いたことは、大嘘だったのかと問われると、そうではない。
本にもよると思いますが、普通の漫画単行本なら、一日60冊も不可能ではないでしょう。

それができなかったのは、それぞれに対し、一言ですが、感想文を書いていたから。


ただ単に通して読むだけでよいのなら、次々と読み捨てて行けるのですが、感想文を書くとなるとそうもいかない。

どうしても、1つづつを、より深く読み、また読み返す必要があります。
結果、自然に精読することになりますし、一つ一つに時間をかけることになる。
そうなると、大量に読むことはできなくなります。


以前から、小説など、漫画以外のほとんどの本に対しては、この感想文を書いていたのですが、漫画に対しては行っていませんでした。

特に理由があったわけでもないのですが…。
そうですね。強いて言うなら、やはりその、漫画は早く読めてしまうという理由でしょうか。
一冊一冊はたいした時間もかからず読めてしまうので、それに毎回毎回感想文を書いていては面倒だ。
きっとそんな理由だったのでしょう。


今回、漫画に対してもこの読み方を行ってみて思うことは、やはり、普通に流して読むよりも、一冊の本に対し、より深く読むことができるということでした。

その分、スピードは落ちますし、そっちが気になりすぎて、軽く本を読むことができなくなっている面もありますが。

それに、司書講習を終えてからは、どんな本を読むにしても、その本を図書館で扱うとしたら、どんな取り扱いになるのだろう、とか、本を、図書館資料として見てしまう癖がついてしまい、より、軽く本を読むことができなくなってしまいまいした。


暇つぶしに、軽く本でも読む。
そういう読み方には、このやり方は合っていないようです。

暇つぶしということなら、この読み方はすごく時間がかかるので、ぴったりなのですが。

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