日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

視野が狭い。

2005年01月29日 22時43分15秒 | なし
さて、前の記事でも書いたように、今日の外出の目的は試験を受けるためでした。

何の試験かといえば、放送大学の単位認定試験。
卒業した放送大学にまだ在籍している理由は、まあ、その単位が欲しかったというそれだけで。

受験したのは、「生涯学習と自己実現」という科目。
そして問題は、「成年学習者の特徴を青少年と比較しながら述べよ」と言うようなものでした。

私は、それに対して、次のような内容で答えました。


青少年は、社会により、自分から学習を受けたいと思わなくとも、自動的に学習を受けることができる。
しかし、成年学習者は、自ら学習を受けるために動き、自ら代価等を支払わなければ学習を受けることができない。
よって、成年学習者は青少年に比べ、学習を受けるためのハードルが高い。
そのハードルを越えてまで学習を受ける成年学習者は、青少年よりも、学習に対する目的や意識をはっきり持っており、その意欲も高い。
だが、全ての成年がそのハードルを越えることができる訳ではなく、それが一部の人間に限られてしまうのも、成年学習者の特徴である。


おおよそこんな感じで。


しかし、答案を提出した後、しばらくしてふと考えました。

青少年は、何も考えなくとも、学校が用意され、好むの好まざるに関わらず、そこで学ぶ機会が与えられる。

これは日本だけのことじゃないのか。
世界にはそうではない場所もあるはずで、別に「日本の」と限定されている訳ではないこの問題で、私の回答は不適当ではなかったか。


つい、自分の周りだけで物事を考えて、こんな解答を出したのですが、視野が狭い考え方だったかもしれない、そう思ったのでした。

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