就業規則の雛形を読み終わり、
皆さんはどう思いますか？
クライアントから就業規則を拝見する機会があります。
たくさんの課題が見えてきます。
なぜ、法改正を反映させていないのだろう？
いざ、労働紛争が起こったときに、この就業規則で
解決できるのだろうか？
制裁の事由、解雇規定、休職の期間の長さ、
定年後の再雇用、退職金規程等。
ほったらかしで、見直しをしていない
就業規則はそれこそリスクになります。
市販の就業規則関連書籍もよく読みます。
あれしちゃいけない、これしちゃいけないと
羅列していることにのみ
重点を置いている就業規則で
果たして
明るく強い会社をつくる原動力になるでしょうか？
会社も社員もハッピーになる
自社の経営理念を反映した
活き活きとした就業規則が
本来の就業規則ではないでしょうか。
就業規則は一朝一夕で作るものではなく、
時間をかけて練り上げていくものだと
最近実感しています。
生みの苦しみで、
時間と労力がかかりますが、
それだけの価値が十分あるのでは？
クライアントと就業規則の作成に
取り組んでいると
沢山の経営上の気づきが得られます。
まさに一石二鳥。
ぶれない経営軸が定まってきます。
経営者自身が心の根底に抱いている
会社への思い、
社員へ何を望んでいるのかが
浮き彫りになってきます。
そして、それらを就業規則に
反映します。
真剣に就業規則を見直して、
明るく強い会社づくりを支援できることに
喜びを感じています。
さあ、今日も楽しんで過ごしましょう！
