日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

伊予の伝統菓子(^^♪嫁入りをする時の幸せのお菓子「嫁入おいり豆」

2016年04月30日 15時38分46秒 | 歳時記

グンと冷え込んだ感じのチョッと寒い朝、晴れ、最高気温21℃(+3、洗濯指数は80、Tシャツなら3時間で乾きそう、な予報、陽射しはタップリ、湿気が少なく、歩いていても汗もかかない、過ごしやすい一日となった大阪。

朝一、整骨院へ、右ひじと右の腰…、そう追加は軽いぎっくり腰みたいなものとか…、次から次へと頑張ってます。

午前も午後もウォーキングを兼ねて、少し離れたスーパーに買い物。12000歩超え。

今日の1枚の写真は、愛媛県東予地方の伝統として嫁入りをする時、嫁入り道具と一緒に持って行く「嫁入おいり豆」(ポン菓子)です。

「おいり」は、香川県西讃地方や愛媛県東部に伝わる和菓子で、餅米から作られる「あられ」の一種で、「おいり豆」とも呼ばれています。ポン菓子もあるようです。


「おいり」は、「煎る」と「嫁に入る」をかけてる名前だそうです。
お土産品として販売されている他、結婚式の引き出物として出されたり、嫁入り先のご近所へのあいさつ回りで配られる事も多いようです。

「マメに暮らせよ」という言葉がこの地方にありますが、この意味は「元気で生活しなさい」と、いうことであり、見知らぬ土地にとつぐ嫁に対して「マメにくらして、先方の家や土地の人たちに、かわいがってもらいなさいよ」といった親のねがいが、この“おいり豆”にこめられているのです。

風習の由来は、1587年ごろにさかのぼります。
丸亀城主生駒親正公の姫君のお輿(こし)入れの際、領下の郡家の農家の人が五色の餅花で作ったあられをお祝いに献上したところ、たいそう喜んだというのが始まり。
以来、婚儀の折には、おめでたい「お煎(い)りもの」として広く一般に知れ渡り、嫁入りの「入る」と火で「煎る」とをかけて「おいり」と呼ばれるようになったとか。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日5月1日(癸未 みずのとひつじ 先負)はこんな日です。
●「メーデー(労働節)」
 1886年(明治19)の5月1日、アメリカのシカゴで労働者が「1日の労働時間を8時間に」とストライキを起こしました。
 それを記念して1889(明治22)年にパリで行われた第2インターナショナル創立大会で、国際的な労働者の祭典記念日にすることが決定されました。
 メーデーは、元々ヨーロッパ諸国での春の祭りでした。広場にメイポールやメイツリーと呼ばれる棒を立てて、「5月の女王(May Queenメイクイーン)」を選んで、このメイクイーンを中心に輪になって踊りました。この春を迎える祭典がやがて労働者の祭典に変わっていったのです。
 日本でのメーデーは1920(大正9)年5月2日に上野公園で行われたものが最初で、その後全国に広がりましたが、1936(昭和11)年に政府によって禁止され1946(昭和21)年まで中断されました。
 このメーデーを「レイバーデー」(Labor Day)や労働祭・労働節として祝日にしている国や秋に行っている国も多いです。

●「八十八夜」
 雑節のひとつで、立春から数えて88日目にあたります。
 「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげる」と歌われるように、この時期は茶摘みも最盛期を迎えます。
 この日に摘んだ新茶は味もよく上等とされ、また、この新茶を飲むと長生きするといわれます。
 「八十八夜の別れ霜」という言い伝えがあるように、この時期以降は霜が降りる恐れもないので、稲の籾まきや茶摘みなど農作業の目安とされています。

●「緑茶の日」
 日本茶業中央会が毎年八十八夜の日を緑茶の日と制定しています。
 古くから仙薬と称されるほど八十八夜の新茶は上等なものとされ、栄養価が高いそうです。
 この日に新茶を飲むと長生きすると伝えられています。

●「扇の日&恋の日」
 京都扇子団扇商工協同組合が1990(平成2)年に制定しました。
 『源氏物語』では女性が光源氏に扇を贈っていることから、「こ(5)い(1)」(恋)の語呂合せからです。

●「語彙の日(ごいの日)」
 2000年より旺文社生涯学習検定センターが運営、実施している「実用日本語語彙力検定」などを実施している生涯学習検定センターが、日本語を的確に理解するために必要な「語彙力」の大切さを認識してもらおうと、5(語)1(彙)の語呂合わせから制定。
 日常生活や学習活動で書いたり読んだりする日本語を的確に理解するために必要な「語彙力」の大切さを認識してもらえる日にとの思いが込められています。

●「日本赤十字社創立記念日」
 1877(明治10)年のこの日、佐野常民らが博愛社を設立し、西南戦争の負傷者を政府軍・西郷軍の別なく救護しました。
 1886(明治19)年に日本が万国赤十字条約に加盟したため、1887年5月20日に日本赤十字社と改称しました。

●「スズランの日」
 幸せを運ぶ花とされるスズランを誰もが路上で売ってもいい日だという、そんなパリの風習が伝わったものです。
 イギリス・フランスでは、この日スズランを贈られた人には幸せが訪れると言われています。スズランの小さな花束を家族や先生、友達などに贈り、親交を深めるそうです。

●「サラウンドの日」
 EITA(電子情報技術産業協会)とJAS(日本オーディオ協会)は2008年3月4日、サラウンドの啓蒙を目的に5月1日を「サラウンドの日」に制定し、全国各地で啓発イベントを開催すると発表しました。
 両協会は、2004年8月からサラウンド情報サイト「サラウンドWeb」を協力して運営するなど、サラウンドの周知に努めてきましたが、2011年のアナログ停波を見据えて「関連業界が真摯にサラウンドの普及・啓発に取り組む必要がある」と、しています。

●「カリフォルニア・レーズンデー」
 アメリカのカリフォルニア州に本部を置くカリフォルニア・レーズン協会が、日本でカリフォルニア・レーズンの美味しさ、高い栄養価などをさらにアピールしようと制定しました。
 日付は5月がカリフォルニア・レーズンとなるぶどうのナチュラル・シードレスの花が咲き、実をつけ始める時期に当たることから、その最初の日を記念日としたものです。
 小さな粒の中に太陽の恵みが凝縮されたカリフォルニア・レーズンは洋菓子やベーカリー、食品メーカーやレストランはもちろんのこと、一般家庭でも広く愛され食品となっています。

●「水俣病啓発の日」
 1956年5月1日、熊本県水俣市の保健所に市内の病院より原因不明の病気が報告され、これが水俣病の発見とされます。
 2006年はその50年目となることから公害の水俣病を忘れない日にと制定されました。

●「子供の読書週間」
 1~14日まで。読書推進運動協議会が設立された1959年(昭和34年)から子供に読書に親しんでもらおうと子供の日を中心に設けられました。

●毎月1日は「あずきの日」です。

●「野崎観音無縁仏法要(~10日)」
 大阪府大東市、野崎観音では、「野崎観音無縁仏法要(~10日)」があります。
 ♪野崎参りは屋形船でまいろ どこを向いても菜の花ざかり 粋な日傘にゃ蝶々もとまる 呼んで見ようか土手の人♪東海林太郎の野崎小唄でお馴染みの野崎観音…。
 お染久松で有名な野崎観音 慈眼寺(じげんじ)に元禄時代より伝わるお祭りで、正しくは無縁経法要といい、有縁無縁のすべてのものに感謝のお経をささげる行事です。
 行基菩薩作の本尊の十一面観音は、縁結び、子授け、安産に霊験があるといわれています。その観音さまの月後れの花まつりです。
 野崎観音:慈眼寺〔じげんじ〕 大阪府大東市 電話:072-876-2324


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (野いばら)
2016-04-30 22:38:40
こんばんは!
腰は大丈夫ですか・・・?

嫁入おいり豆というのは初めて聞きました。
見たのも初めてです。
こちらで言うポン菓子なんですね。
名古屋のほうで、お嫁入りのときに袋詰めのお菓子を
ご近所に配ることを聞いたことがありました。
ポン菓子は知らなかったですねぇ~
可愛くておいしそうで良いですね

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Unknown (銭無のとっつあん)
2016-05-01 11:37:42
野いばらさん

有難うございます。
まっすぐしていれば大丈夫ですが、チョッとひねるとピリッと…。

これは「嫁入おいり豆」のポン菓子でしたが、あられとか煎り菓子などあります。
お土産でも売っていrます。

昔は、今のように式場ではなく大阪でも、家からお嫁入りしたので、その時に袋詰めのお菓子配っていましたね。

そう言った風習が今も続いているのですね。
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