日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

秋の風物詩が…(^^♪もう咲き始めた秋の七草のひとつ新鮮な青色の「キキョウ(桔梗)」

2019年07月06日 15時03分25秒 | 歳時記

今にも降り出しそうな鬱陶しい、チョッとひんやり梅雨時の朝、曇り 時々 雨、最高気温27℃(-2)、洗濯指数50ワイシャツなど化学繊維は乾く、傘指数30折りたたみの傘があれば安心、との予報。

午前中は今にも降り出しそうな空も、午後には少し明るくなり日差しも出るほど、やや強めの風があるので気温も上がらず過ごしやすい一日となった北摂。

昨夜は戻したり、今日は手足のしびれがひどく、体調がすぐれず、部屋の片づけを少し手伝っただけで、相変わらずのだらだらゴロゴロの怠惰な生活、いつまでこんな状況が続くのやら…。

今日の1枚の写真は、もう咲き始めた秋の七草のひとつ「キキョウ(桔梗)」です。

「キキョウ(桔梗)」は、日本、朝鮮半島、中国原産で、毎年花を咲かせる多年草で、日本では秋の七草のひとつ、秋の風物詩や身近な野草として万葉の昔から親しまれています。

山上憶良が「朝貌(あさがお)」と詠んだ植物が、「アサガオ(朝顔)」とも「ムクゲ(木槿)」とも「キキョウ(桔梗)」とも「ヒルガオ(昼顔)」ともいわれ諸説があります。
アサガオは熱帯アジア原産で、渡来したのは平安時代だということですから、万葉の時代はないはずです。今ではキキョウ(桔梗)であることが定説になっていて、辞典類も「キキョウ」とするものが多く見られます。

漢名の桔梗(jié gĕngジィエゴン)を、音読みで「ききょう(ききやう)」と読んだのが名前の由来です。

また、「阿利乃比布岐(ありのひふき)」という名称が平安時代の書物に残されています。
これはアリが花を噛むと、ギ酸の作用で噛まれた部分が赤色に変わるから、とされています。
熟した実からこぼれる小さなタネをアリに見立てた、と言う説もあります。

花言葉は、「変わらぬ愛」「気品」「誠実」「従順」「清楚」です。

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明日7月7日(乙巳 きのとみ 仏滅)

●「小暑(しょうしょ)」
 二十四節気のひとつで、梅雨が明け、蓮の花が咲き始める候です。夏の太陽が照りつけ日増しに本格的に暑さがおとずれます。暑中見舞いを出すのもこの時期からです。
 暦便覧には「大暑来れる前なればなり」と記されています。

●「七夕(たなばた)」
 七夕とは、もともと旧暦7月7日に行う星祭りで、現在は新暦の7月7日や月遅れの8月7日におこなう所があります。
 わし座の牽牛(けんぎゅう)星と、こと座の織女星が旧暦の7月7日の夜(七夕)に天の川を渡って年に1度だけ会うことを許されたという伝説は中国で生まれたものです。
 この物語が日本に伝わったのは奈良時代で、その叙情性にひかれた人々が「星祭り」として大切に伝えてきました。
 もとの七夕物語は中国のお話しですが、しかし日本には、それよりも前に、旧暦の7月15日の夜に戻って来る祖先の霊に着せる衣服を機織して棚に置いておく習慣があり、棚に機で織った衣服を備えることから「棚機(タナバタ)」という言葉が生まれました。また女の願いである裁縫の上達を願いました。その後仏教が伝来すると、7月15日は仏教上の行事「盂蘭盆」となり、棚機は盆の準備をする日ということになって7月7日に繰り上げられました。

●「川の日」
 建設省(現在の国土交通省)が、近代河川制度100周年にあたる1996(平成8)年に制定しました。
 七夕伝説の「天の川」のイメージがあり、7月は「河川愛護月間」であることからです。

●「冷やし中華の日」
 この日が二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始る頃であることから。
 そこで、清涼感のある冷やし中華を食べて夏にそなえようと、冷やし中華の愛好家、料理人などが制定したものです。
 七夕の天の川をさわやかな麺に見立てたとする説もあります。(1)7月7日を解禁日とする。(2)一気に食べる。(3)タレは残さず飲む…など、冷やし中華を食べるときのルールも決められているそうです。(とっつあんはそんな七面倒くさいことはダメだけど…)

●「カルピスの日」
 1919(大正8)年、ラクトー(現在のカルピス)が乳酸菌飲料のカルピスを発売しました。
 日本初の乳酸飲料「カルピス」が誕生した1919年(大正8年)7月7日を記念して、カルピス株式会社が制定しました。
 カルピスは「カラダの健康」だけでなく、おいしさがもたらす笑顔が象徴する「こころの健康」も目指す世界的な人気飲料です。
 カルピス発祥の地は、大阪府箕面市稲(いな)2丁目の教学寺、住職だった三島海雲はモンゴルで体調を崩した時に馬乳を乳酸菌で発酵させた「酸乳」を勧められ、何日か続けて飲むうちに回復したことから、帰国後牛乳を原料にして酸乳をつくろうと考えました。大正8年(1919)世界で初めて乳酸菌飲料の大量生産に成功し、『カルピス』という商品名で発売しました。「カル」はカルシウム、「ピス」は最上を意味する言葉(サンスクリット語の仏教用語)です。

●七夕に因んで「乾めんの日」「恋そうめんの日」「ゆかたの日」「竹・たけのこの日」「ギフトの日」「ポニーテールの日」「香りの日」「ラブ・スターズ・デー」「サマーバレンタインデー」です。

●「御手洗祭(みたらしさい)・七夕祭(棚機祭)」
 七夕の日、北野天満宮の境内には、立派な七夕竹が鳥居、桜門、三光門などに飾られます。
 「御手洗祭(みたらしさい)」は、本殿で御祭神に菅公の御遺愛と伝わる「松風の硯」を始め、角盟(つのだらい)・水差し・梶の葉また、夏の野菜や、みたらし団子などをお供えし、無病息災を祈ります。神事を見ることは出来ませんが、本殿からは雅楽の調べが聞こえてきます。
 また、午後より幼稚園児達の参列のもと七夕祭が斎行され、ゆかた姿の園児達により七夕の踊りが奉納されます。
 北野天満宮 京都市上京区 電話:075-461-0005

●地主神社「七夕祭」
 この日、「縁結びの神」である地主神社は恋の成就、良縁の成就を祈願します。
 特に若い女性やカップルから厚い信仰を集めている、七夕こけしお祓いの神事で、良縁達成・恋愛成就を祈願します。
 織姫・彦星にみたてた一組の紙こけしに自分と相手の名を書き、固く結び合わせて本殿両側の「大笹」につるし、恋の願掛けをおこなうそうです。
 恋愛成就を願う熱い思いで、境内は盛り上がるとか…。
 地主神社 京都市東山区 電話:075-541-2097(地主神社)

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