菅直人が、総理大臣を辞職する。
マスコミが連日叩き続け内閣支持率は下降するばかり。
思いつきで発言する。
根回しをしない。
散々叩かれ続けた総理大臣だったが、本当にそれほど酷かったのだろうか?
私は、ずっと疑問だった。
菅直人が総理大臣であることが、不都合な既得権益者がたくさんいたという構図が見え隠れする。
(政官および産業界あげての菅おろしの大合唱だった)
この先、誰が次期総理になってもエネルギー政策の道筋は、かなり怪しい。
昨日のNHKの再生可能エネルギーの特集番組を観ていて痛感した。
日本は国民投票(同じ地震国イタリアのように)で原発を止めることが出来ない。
(日本の国民投票には強制力はない)
誰か強力なリーダーシップを発揮する指導者がいないと、電力の自由化は不可能だろう。
もう一度、マスコミの報道に惑わされず(フクシマの報道やイラク人質事件では真実を報道しないことが露呈)
私たちの未来を考えてほしい。
NHKのタイムリーなエネルギー問題の特集番組が今週は続いた。
今夜の番組を観ていて、私たちは今、将来に対する重要な岐路に立たされていることを
改めて実感した。
もう私たちにとって原子力発電という選択肢はないという
ことだけは間違いない。
(電力のコスト計算が、かなり恣意的なものであることも分かった)
さて皆さんは、どう判断されましたか?
原発は無くしていく方向というのは誰もが持っています。私もひどい首相では無かったと思いますが、間が悪い方でした。
この記事、久しぶりに1000を超えるアクセス。
やっぱり、この問題への関心の高さを裏付ける数字です。
3.11以降の私たちは、今さら元のような暮らしには戻れません。
私たちが、当たり前のように享受してきた便利さや快適さが
実は脆弱で表層的なバランスの上に成り立っていることを
目の当りにしたからです。
国民の70%以上が原発を失くすべきだと答えているのに、
国民の意識と政治家との意識の乖離は残酷なくらいです。
はっきり脱原発を唱え、反対意見を無視して強行した管直人は
四面楚歌のドンキホーテと化して潰されました。
民主党代表選に顔をそろえた面々は、
みんな安全確認後、原発再稼働を容認しています。
何を根拠に安全かもあやふやのまま。
中国の高速鉄道事故の事後処理の杜撰さを私達は笑えません。
今日、本屋で原発関連書籍を3冊購入。
私自身も、もう一度この問題を洗いなおしてみます。