
ネオワイズ彗星は、日毎に箒星特有の尾を長くし期待感を高めていった。
梅雨末期の長雨続きで、なかなか撮影チャンスが巡って来ない。
明け方から日没後の北西の空に出現位置が変わった。
なんとか、この4連休中に撮影したい。
理想的なロケーションは瓶ヶ森からの石鎚上空の彗星。
雨雲レーダーは、山にずっと雲がかかり続けている様子を映し出す。
可能性があるのは瀬戸内海側。
新月から徐々に月明かりが影響してくる。
彗星も地球から遠ざかりどんどん暗くなって来る。
最後の撮影チャンスは25日土曜日だろう。
曇天の空が夕方から一転して青空が広がり始めた。
masaさんと海沿いの道を西へと車を走らせた。
防波堤に赤い点滅灯台のある風景が目に留まった。
これを前景にして彗星を撮ろう。
夕焼け空から雲が消えて空の領域が広くなってゆく。
期待感が高まる。
しかし、南西方面から黒い雲の塊が近づいて来る。
20時頃、肝心な時間に空を黒雲が覆い始めた。
最後の画像、あの空に本来なら彗星が映し出されていたのに。
残念。
AFPの世界のネオワイズ彗星画像をどうぞ。
久々の天体ショーに気持ちが高まりました。
一瞬で消える流れ星と違って彗星は、長時間見られるので撮影も難しくありません。
夜空に長く尾を引く彗星は、風景写真として格好の素材です。
できれば石鎚上空に尾を引く彗星を撮りたかったです。
7月に入ってから長雨続きで撮影チャンスが限られていました。
そして結局、ラストチャンスも残念な結果に。
ひかりみつる里さんのサイト、覗きましたがアツプされていませんね。
また覗いてみます。
国内でも、いい彗星写真が数多く撮影されています。