澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

日本がマラソン開催 中国人が驚愕

2020年02月19日 15時20分22秒 | 中国

 先の日曜日(2月16日)、熊本、京都、青梅など、全国で10以上のマラソン大会が開かれた。
 


 武漢肺炎が深刻な様相を呈し始めた時期に、予定通り開催された大会に対して、中国人がSNSに驚きの感想を記しているという。(下記の記事参照)

 中国人のツイートの中には、「なるほど」と得心する内容も多い。一見日本人の美点とされる行動の裏側には、思わぬ落とし穴も潜んでいる。そのことを気づかされる。一度決めたことを規則通り遂行することをよしとし、事態の変化に臨機応変に対応できないのが、日本人の特質ではないだろうか。

 政府は、満員電車の通勤通学、学校行事やイベントに対しても、ごにょごにょと「注意喚起」するばかりで、自らの責任についてはリスクを負わない。上から下まで、一事が万事この調子だから、福島原発事故の時も、古くは日米戦争開戦時も、誰もこの国の運命を背負った決断をする人がいなかった、ということだろう。

 武漢肺炎騒ぎがどのように”収束”するのかは分からないが、市井の身としては、①電車に乗らない、②病院にはなるべく行かない、③外食をしない、④もちろん、手洗いを欠かさない、これぐらいのことは心がけている。

 為政者よ、東京五輪を強行するために、庶民に「おもてなし」や普段通りの「日常生活」をこれ以上強要するなと進言したい。福島原発事故で放射性物質が降り注ぐ中、すなわち2011年3月15日前後、「大したことはない」と言いながら、会社や学校へと「日常生活」を強要した政府のやり口を庶民は忘れてはいない。

 この期に及んで、東京五輪を強行するのなら、それこそ、安倍首相が誇る「美しい国」は一巻の終わりだと思いますがね…。

 

日本がマラソン開催 中国驚き

2/19(水) 10:41

withnews

コロナウィルスなのにマラソンなんて!中国のSNSで「心配の声」続出「武漢よりマズい」「正解捨てた」

withnews5948

新型コロナウイルスの感染が広まる中、中国のSNSでは、週末に日本各地でマラソン大会が開催されたことが注目を集めました。武漢での経験から、「日本はこのままだったら、やばい」といった声も出ています。3月1日開催の東京マラソンでは、一般参加の中止が発表されたばかり。中国のSNSでは、日本の危機管理がどのように見えているのでしょうか。

「日本で50万人がマラソンに参加した」

2月17日に、「日本50万人参加馬拉松(日本で50万人がマラソンに参加した)」という言葉が中国版ツイッター微博にランクインしました。

2月16日の日曜日に日本各地でマラソン大会が開催され、多くの人が参加したことを伝える内容です。2.2億のページビューと1.8万のコメントを集めました。

3月1日に開催される東京マラソンでは一般参加者枠の取りやめが発表されましたが、2月15日と16日にあった熊本や京都などのマラソン大会は、マスク姿のランナーが姿が写真とともに拡散しました。

微博では、そんな日本の状況を心配する声が相次ぎました。

「日本の状況は、最初に新型コロナウィルスが発見されたときの武漢と同じだ」

「日本式の『万家宴』だ。日本はこのままだったら、やばい」
※「万家宴」は春節の前にたくさんの人が集まって食事をする行事。武漢では4万世帯を超える人たちが料理を持ち寄って集まったことで、感染拡大に拍車をかけたとされている。

「日本は中国のように『隔離』することは、ほぼ不可能。日本は高齢化社会ですし、本当に感染拡大したら、中国より大きな問題に発展するでしょう」

「マラソン? これは武漢よりもマズい。すでに完全に正解を捨てた感じ」

「日本はまだ新型コロナウイルスの強さを知らないようです」

「日本政府の気持ちも分かりますよ。今年はオリンピックもあるし、社会の安定を維持させたいし、経済も発展させたい……」

在日華人たちが心配する「マスク」

中国では、日本は中国の次に感染者数が多い国として関心を集めています。感染者数、感染ルート、そしてダイヤモンド・プリンセス号(中国語:鑽石公主号)の検査結果などは、中国メディアも盛んに報道しています。

有名人が参加した聖火リレーの動画や、ドラッグストアの前に列を作ってマスクを買う日本の人々の写真なども微博に投稿されています。

中国版LINEの微信にある在日華人が参加するグループでも、新型コロナウイルスは話題になっています。

筆者が参加するグループでは、以下のような意見が投稿されました。

「(月曜日に通勤してみたら)駅員はみんなマスクしている。しかし乗客はまだ半分ぐらいはマスクをしていない」

「電車にマスクをしない人が多い。おそらくマスクを買えない人たちですね」

「電車にいると、周りは『人間』というより、ひとかたまり、ひとつの群れにように感じてしまいます(涙)」

「日本に長くいると、マスクはある意味でトイレットペーパーのような感覚で、家には備蓄があるはずですね。マスクをかけていない人たちは、普段から緊張感がないかもしれません……」電車の代わりに、電動スクーター?

注目されているマラソンに関しても議論が交わされています。

「東京がすぐ武漢になるのではないか、心配です」

「来月の東京マラソンは参加者人数の縮小案を考えているようですね。東京都知事にとって試練の時が来ました」

そして、華人たちが一番、関心を持っているのは、出勤と子どもの勉強です。

「電車が一番危ない」

「電動スクーターを一緒に買いませんか」という提案には「電動スクーターは高速道路が走れない」という声も。

子どもをもつ母親からは「来週から子どもたちを学校に行かせないことも考えていますが、子どもは2人とも3月に卒業するので、できれば先生やお友達と一緒にいる時間を長くさせたい。かなり悩んでいます。今年の卒業式をどうすればよいのか、まだ分かりません」。

「政府がまだ『休校』のような話を全然していないし、政策があっても、公立学校にしか届かないでしょう……。政府も学校もまだ連絡がないので、保護者も自己判断がしづらいですね」

SNSから伝わる「心配」と「応援」

中国では、国の「命令」で一斉に「在宅隔離」になり、会社も学校も「在宅形式」を取りましたが、日本で同じような対応がとりにくいのも事実です。

新型コロナウイルスを巡っては、日本から中国に支援物資が届けられたことが、ネット上で何度も話題になっています。

中国のSNSからは、日本の状況がわかった上で、「日本を応援したい」という気持ちと心配する声が伝わってきます。

 

 



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