イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

イタリア人のおいしいと日本人のそれとはちょっと違うわけで。。。

2007-05-10 23:49:47 | イタリアのレストラン
みなさぁ~ん、おいっすっ

前の記事で意外にもみなさまに、
辛抱強いと思われ、
ちょっと調子にのっているgelliusです。

今日から、あたくしの事を
サント・ジェリウスと呼んで下さい。

さて、この間知り合いの某有名レストランで働くイタリア人達が
ここは、フィレンツェ1うまいっ
と豪語するトラットリアがあるので、
一緒に行ってきますた。

やっぱり、某有名レストランで働くコックさんが薦めるんだからさ、
期待するのがフツーってもんでしょ

それが、こちら




前もって言われていたの。

『フィレンツェ1うまいけど、
 店の雰囲気とか内装は気にしてはいけないよっ
 肝心なのは味なのだよっ

と。

確かに、看板から見ても分かるように、
決してきれいでもなければ、
見ただけでは入ろうとは思わないような中途半端な雰囲気。

普通の所と違うとこと言えば、
トイレの隣にピザ釜があるので、
トイレの左側の壁が異常に熱いというくらいかな。
これが、まぢで熱いのよ

一応はピザ屋なんだけど、
コック達曰く、
ここではトマトのちょっと細いスパゲティーと
フィオレンティーナ(肉です、肉)、
そして、付け合せとして野菜のフリット(野菜を揚げたもの)
がおいしいそうな。

他の物は怖くて試した事がないとか・・・

そう、イタリア人って冒険心があんまりないからね。
ちなみにあたくしもないんだけどね

で、前菜として頼んだのが、
ペコリーノチーズと生ハム。



チーズに思いっきりナイフ刺してくれます
なんか日本人的にはご飯にお箸を突き刺したら
縁起が悪いでしょ====
って感じがしないでもないけど、
イタリアではいいみたいね。

本当はこの時期、ソラマメとペコリーノリーズを食べるのだけど、
人気の為にもう売り切れちゃってたの。

なんせ着いたの10時ですから

このペコリーノの塊がイタリア地元民が愛する食堂って感じ?
ソラマメがもしあれば、
鞘ごとわさっぁーーーーと机に山盛りにされるらしいです。

でもって、コック達一押しの
パスタがこれなんすけど、
どうやら本当にこの店の人気の一皿らしく、
ほっとんどの人がこれ食ってるのね。
ちなみにこれは0.5人前です。



某有名レストランのコック達があまりにも勧めるから、
何か特別な味がするのかと思いきや、
トマトとバジリコとニンニクの味がしました。。。

って思いっきりフツーなんすけど?
で食える味なんすけど?

そう、イタリア人のお勧めの店ってこういう所多いのよね。
でも食べれるじゃん。
ってとこ。

定番だからこそ、味のバランスが難しいのかもなのだけれど、
イマイチあたくしにはここにこの皿を求めに来る
イタリア人の気持ちがわからにぇー

何度も言うが、家で食えるじゃん

まぁ食堂だからと言えばそうなんだけど、
それでは納得出来ない値段なのよ。
昔ならそれで納得出来ていたんだろうけどさ。
ユーロの今、絶対に納得出来ない

日本人とイタリア人の外食の概念ってちょっと違う気がする。

日本人は外食=おうちでは食べれない物じゃない?

イタリアで外食って、
ちょっと違う気がする。

料理するのがめんどくさいっていうのならわかるけど、
それでいて、安いのならわかるけど、
この値段出してこの味なのなら、
で作った方が数倍マシだと言う所の方が多い気がする。

みなさんは、どう?

メインはフィオレンティーナと野菜のフリットをもちろん食いましたよ。





確かにフィオレンティーナとかは外食する価値あるよね。
フリットも家で揚げ物するのいやとかもあるし。

だからって、何か特別な味がしたわけではありませんでした。

あたいが、某有名レストランで働くコックが勧めるからと期待しすぎたのね。

まぁ、基本うまいと感じる物が違うからかな。

だってイタリア人のうまいと感じる野菜は
誰かが噛んで出したかのような
クタクタな野菜なわけで。。。

野菜の歯ごたえを楽しむ日本人には
これは最初は理解しがたいわけで。。。

でも、時間が経てばいつのまにか、
野菜をクタクタに煮るようになってるわけで。。。

でも、やっぱり外食には
家で味わえない物を求める姿勢は変わらないわけで。。。

ここまで、~わけで。。。
を続けると、自然と北の国からを思い出すわけで。。。

話はそれたけど、これといってオチもないわけで。。。

ようするに、ここはおいしかったけど、
別に特別な何かがあったわけではないということですわ。
それも、中心から結構離れていて、
もしくはバスでないと行けないので、
余計に納得がいかないのかもしれない。




そんな、わけで、
ポチーーとしてくれたらうれしいわけで。。。
↓ ↓ ↓


ありがとうなわけで。。。

友達。。。

2007-05-09 23:54:36 | イタリア人
あたいにはイタリア人の友達と言える女の人が3人いる。

一人はアタイの大好きなカワイイ2人の子供のお母さん

一人は1つだけ年下なんだけど、
とっても教養もあって、
イタリア人らしからぬ律儀で礼儀正しい女の子

そして、
去年の夏に日本にも来た、
21歳の我侭子

この21歳の我侭子、
名前をアレッサンドラ(以後、アレ)という

実名をここで暴露しようが、
わかりゃーしねぇ、ふふふ。

アレはとっても我侭である
でも、21歳なんだし、
あたいも昔はこんなんだったんだろうと思い、
今まで付き合ってきた。

そして、日本にも連れて行き、
地獄の2週間を味わい、
(↑詳しくはカテゴリーの『イタリア人 IN 日本』をごらんあれ!)
もーこいつ絶対日本に連れてこない
とまで思ったのに、
時間の流れとは怖い物で、
最近はアレとの日本滞在楽しかったなぁ~
なんて思いは初めていたのだよ。

それが、この間、フィレンツェに遊びに来るっていうから、
いいよぉ~
なんて言って楽しみにしてたのさ。

やっぱり我侭といえど、
悪い子じゃないし、なんせ若いからさっ
とね。

で、1日フィレンツェを2人でウロウロしたわけ。

彼女もフィレンツェには何度も来た事あるから、
これと言って見たいものはないし、
ずーっとウロウロしてたのね。

じゃぁ~こういう会話になったのさ

『お母さんがもっと友達と遊びなさいっていうんだけど、
 同じ年の子と合わないのよねっ
 あたしが合う友達って唯一gelliusだけなのよっ

って言う割には
あたいには自分の誕生日を前もってかなりアピールしときながら、
あたい誕生日なんかすっかり忘れて、
プレゼントももらい逃げだし

この台詞、普通聞いたらうれしいのかもしんない。

でもさ、これって、彼女の我侭を我慢して聞いてくれるのが
あたいしかいないからじゃねーのか?

というわけですよ。

まぁそんな事は心の中では思っていても、
口に出してはいけなーい
ので、そう、ありがと
なんぞ言って、ウロウロしていたのだよ。

でね、夜ご飯を食べに行く事になったの。
彼女は今、拒食症みたいになってて、
日本に来た時から
中にバターとか砂糖が入ってるって見えてなかったら
うまいって食うくせに、
見えてしまえばおしまいで、
絶対にバターを入れるなとかうるさかったのね。

それが、ますますひどくなっていて、
自分が頼んだ茄子の付け合わせが、
揚げているのではないか?と思い始めたらそれが終わり。

『non posso...non posso mangiare...
ダメだわ、食べれないわっ

って言い出すわけです。
あたい、
『non posso(食べれない)じゃなくって 
 non voglio(食べたくない)でしょ

ってちょっと言いたかった。
だって、ウエイトレスの人を呼んで
本当に揚げてないかしつこく聞くし、
実は昼ごはんの時も同じような事が起ったから。。。

でも、これも精神的な病気なのだから、
大目に見てあげないとダメだと思い、
彼女といる時は常に、食べ物の事を強制することもしないし、
食べたいという物を食べよう
って言ってきたわけだよ。

それがだよ、それが、
あたいのメインのパスタが来た時に
彼女が美味しそうだって言うから

『食べていいよ

って言ったのね。
選り好みばかりして野菜しか食べない彼女が
食いたいっていうのなら、
どうぞって思ったわけ。

したら

『海老が欲しい










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

言うか?
フツーーー言うか?

人が頼んだパスタに3つしか入っていない
海老を欲しいと言うか?

観音のようなあたいさすがに
何も言えなかったわ

こいつ、ありえない

と思った。

10コも離れているのだから、
あたいが面倒をいてあげなければいけないと思っていたし、
我侭を言っていても若いんだからと思っていたけど、
もぉーやだって思った。

あたいは、あんたのマンマじゃねーよっ

彼女もきっとあたいには甘えていいって思ってんの。
だからいっつも子供みたいに甘えてくるのさ。

夜寝る時も一人じゃやだから
傍にいろとかさ。

でもね、考えた。

ムカついたけど、これも若気の至り。
拒食症の彼女が食いたいと言っているのだから、
3つある内の一つくらい海老あげなさいっ
と心の中の天使が言ったのが聞こえた。

だから、あげたさ。

あー、くれてやったさ。

うまそうに食ってたよあいつ

そして、これだけで終わらないのが彼女。

家に帰ってきて、
あたいがフロに入ってるうちにまた家宅捜索始まってるよ

そう、こいつは日本の常識とは正反対の位置に生息しているらしく、
人の家にきたら勝手に引き出しとか箪笥とか全部開けまくります。

でね、あいつは見つけてしまったのだよ。

そう、お母さんがあたいに送ってくれた
貴重な、貴重な日本食在達を・・・

最初はスルメをあたいに見せて

『コレ何?』

って聞くから

『魚よ魚。辛いわよっ

と嘘を言ってみた

そしたら、こんどはせんべいを見つけて

『あーーーーこれ私が大好きなやつだーーーー


・・・・・・・・・・・・・・

せんべいへの愛はあたしの方が絶対に大きい。
絶対に。

いかにも、食っていいか?といわんばかりに
せんべいへの愛を語るあいつ。

お前のは愛ではない恋だ。
あきらめるのだ、せんべいとgelliusは両思いなのだから

と言いたかった。
でも、拒食症の彼女が食べたいって言ってるんだから
あげなさいってまた心の中の天使が言いやがったのが聞こえた。

だから、あげたさ。
涙を流しながらあげたさ

そしたら、あいつさっきレストランでは揚げ物食えないって言ってたくせに
揚げたせんべいはボッリボリ食ってた

で、これで終わりかと思いきや、
キムチの缶詰を見つけて、
これまた欲しいと言い出すしまつ。

あー持って行くがいいよ、
全部持っていくがいいよ。

この一日で彼女との悪夢の2週間日本滞在がよみがえり、
やっぱりコイツはもう2度と日本に連れて行くまいと
心に誓った。。。



弱ったあたいに
ポチーーして元気を分けてちょーらいっ
↓ ↓ ↓


ありがとしゃん

小さな抵抗。

2007-05-08 19:33:19 | 花のフィレンツェ生活(涙)
あたくしgelliusの住む現在の家には
気に入らない所が沢山ある

狭いとか、なんか傾いてるとか
シャワーとトイレが近すぎるとか、
水が臭いとか、
日が全く当たらねぇーとか・・・

でも、夫が汗水流して捜してくれた家だもの
文句は言えない、決して言ってはならない あれ!?言ってる?

そんな、我が家にまたもや問題が一つ勃発だわよっ

うちの家には窓が3つあって、
その全てが2畳弱の中庭に面しているわけです。

よって日が全く当たらない上に、
上階の人の会話が反響によって丸聞こえ
なわけざんす。

そんな中庭に面している窓がもう一つ同じ階にあってね、
それはうちのお隣さんの窓なわけ。

で、現在この家は売りに出されているわけだよ。

毎日の様に、不動産会社の人だかが、
お客さんを連れて、家を見に来るわけ。

あたいとしたら、
この家買って欲しくない

だって、前に人が住んだら、
それでなくても上階から丸見えになるから
窓が開けられないってのに、
同じ階の真正面にも窓があるなんて、
耐えられねぇ。。。。

まず、静かなイタリア人なんていないはずだし。

ですので、ささやかな抵抗をしてみました。

毎回、家を見に来た人達は窓を開けて

『この中庭は向かいの人と共同なんですか?』

とかいうような質問をするわけよ。

やっぱりどう考えても、
彼らも他人と小さな中庭共同ってヤダと思うのね。

だから、それに止めを刺すように、
偶然を装って、
窓を全開して、

『あら、こんにちわ、あたくし外人です』

見たいな感じで登場したら、
絶対にこの家買わないわっ

って思ったわけ、ウフ

他人ってだけでもやなのに、
外人ときたら彼らにとってありえないでしょ。

でも、やっぱり顔をさらすのは恥ずかしいので、
雨戸は閉めたまま、
ガラス戸だけ開けて、
テレビを大きな音で聞いてみた。

ほら、うるさいでしょー、ここ。
この中庭があるからすんごい向かいの音聞こえちゃうのよ、やよねぇ~。

とアピールしてみた。

そして、トイレのドアを乱暴に閉めてみた。

今の所、買い手はついていないようだ。




誰も前の家買いませんよーにぃーー
ポチーーー
↓ ↓ ↓


ありがとん

夜食。

2007-05-06 17:33:03 | イタリアの食べ物
みなさぁ~ん、お元気っすか

こちらは雨が続いている毎日、、、

ちなみに今日は、市内マラソンが行われるようです。

まぁあたくしは、なぜわざわざ息が切れるようなことを
自ら進んでするのかがさっぱり理解出来ない
スポーツ音痴ですので、
どーでもいいことなんですけど。

今回、あたくしgellius
マラソンよりももっと、体に悪い事を皆に教えちゃいます

それはねぇ~、
夜食よ、夜食

日本で夜食と言えば、
ラーメンかすらねぇ。

ラーメンと言えば、
この間、とある日本通のイタリア人が、
日本を知らないイタリア人に、

『ラーメンって何?』

と聞かれ

『ラーメンとは、飲みに行った帰り、
 時間で言えば早朝にあたる時刻に
 食べるおいしい食べ物だよ

と、どんな食べ物なのか聞いていただろう質問に対し
全く的を得てないわけではないが、
彼が希望していたであろう事とは違う事を教えてあげていたのに、
ちょっとびっくらこきました

まぁそんな事はさて置き、
イタリアの夜食とは何かぁー?

知りません。

各家族もしかしたら、あるのかすら?

でも基本的にイタリアは晩御飯を遅くにするから、
(平均冬は9時くらいかなぁ、夏はもっと遅かったりもする)
夜食という習慣はないのかもしれない。

でもね、ディスコ帰りの若者は腹をすかしておるわけですよ。
ほら、若いから。

そういう、若者と一緒に行動していた頃、
夜遊び帰りの若者達が言っていたのが、

『お腹すいたからブリオッシュでも食べたーい

ブリオッシュとは朝食べる甘い菓子パンなわけです

典型的日本人のあたくしには、
これは非常に理解しがたかった。

なぜ故に、ディスコ帰りのまだ日も昇らぬ時間に、
あまぁ~い菓子パンなぞ食いたくなるのだ?

それも、日本とかフランスの菓子パンのようにうまいのならまだしも、
イタリアのでうまいのなんて食った事ほとんどねーのに

と思っておった。

しかーし、時は流れ、シワがまた一つ増え、
新しいイタリア語を一つ覚えたと思ったら、
漢字を一つ忘れた1週間前、
あたくしの夫が夜中にブリオッシュを買って帰ってきた。

なんと、友達から教えてもらったらしいのだけど、
金曜日の夜12時からだけ焼きたてのブリオッシュを売っているところがある

夫が持って帰ってきたのは
本当に焼きたてホヤホヤで、
とーーーーーってもおいしそうだったのよ

しかーし、夜中にそれも寝る前に、
ブリオッシュを食べないなんて
あたい、思わない

悪いけど、思わない

元々、甘い物はあまり好まない

でも、せっかく買ってきてくれたのだから、
あたくしの為に買って来てくれたのだから、
と思って、

と思って、、、、

と思ったけど、
やっぱ、無理

というわけで、次の日冷たくなった、
特別他のバールで食べるのと変わらないブリオッシュを食ったわけです

でもやっぱり、気にはなった。
なぜなら、夫が焼きたてホヤホヤを食べていたけど
すんげーうまそうだったのよ。

ですので、ついについにこの間、
店まで行って来ますた===

ちゃんとお腹も夜12時過ぎにブリオッシュを食べるように用意もして、
歯磨きもしないで、
行ってきましたとも



外見は店という感じではないのね。

なぜなら、ここは店ではないのだよ
工場っていうか、ブリオッシュとかシュークリームとかそいうのを
焼いている所な訳。

きっと土曜日の朝のどこかのバールとかホテル用に
焼いているんだと思われます。

それをね、売ってくれるの

1こ0.80ユーロ。



やっぱ、焼きたてはうまかったぁ~
甘い物好きでもないあたくしでも
夜中に2個食っちゃいました

ここ、人づてに聞いたので、
金曜日の12時以降は開いているのは知ってるんだけど、
それ以外は開いてないと思われます。
そういうのをちゃんと、
オッちゃんに聞こう、聞こうと思いつつ、
写真とブリオッシュに気をとられて忘れてますた、えへ

みなさんも、フィレンツェでの夜食にいかがでしょうか



お店はねv.d.pinzochere(サンタ・クローチェの近く)にあるよん




焼きたてポチーーーーーー
↓ ↓ ↓


ありがとん

お天気のいい日のカフェ♪

2007-05-03 20:08:54 | 花のフィレンツェ生活(涙)
今週はなんだか、お天気が悪そうなイタリア
みなさん、いかがお過ごしざますか?

あたくしgelliusは今日ついに、
イタリア音楽の授業をサボりました ヤターーーー

さて、イタリアではお天気がいい時には
やはり、外でお茶したい

それも、車通りが多くって、
お茶してる間にも鼻くそが黒くなる様な所じゃなくって、
出来れば空気のきれいな所がいい

残念ながら、フィレンツェの中心で見つけるのは
難しいかもしれましぇん

しかーし、の所

どうよ、この眺め

フィレンツェ名物のドゥオモが丸見えでございます。
そして、屋上だから空気も多少はきれい

旅行者の喧騒も少しはまし

ただ、それだけの値段は払わないといけないけど・・・

ここは、共和国広場にあるリナシェンテの屋上にあるカフェなのよ

ちなみに、このカフェ・シェケラートは5ユーロでした

高っ

こんなの3口で飲めちゃう量なのだけど、
なんせ、この眺めですからねぇ。

その分、ネバルのです。
5ユーロ分の時間はここに座っているのです
本当は3口で飲めるのを小分割して10口位で飲むのです

それで、思い出したけど、
この間ね、学校でとある新聞の記事を皆で読むって授業があってね、
先生が持ってきてくれた記事には
フィレンツェでの最近起こった珍(?)事件が書かれていたわけだよ。

内容というのが、
ブレーシャから来たイタリア人の女の子4人が
ポンテ・ヴェッキオのふもとにある、
とぉーーーーっても景色のいいカフェ
4つのブリオッシュ(朝食べる甘い菓子パン)と2つのコーヒー、
2つの生ジュースを頼んだんだって。

で、会計の時になってビックリ

なんと合計金額が約40ユーロだったらしい

普通のカフェですると(立って)
どれくらいになるだろ
カフェが1つ0,80位かな、
でもってブリオッシュも同じ位で、
生ジュースだと2ユーロ位するのかな?

ってことは、普通のカフェだと
8,8ユーロ、
座っても、15ユーロではおさまるよね?

それが40ユーロもしたので彼女達は
レシートを見た瞬間、
びっくらこいて、アルノ川に落ちちゃったんです ←ウソ。

でね、まぁブーブー言いながらもお金を払って(`ε´)ぶーぶー
そこのカフェを出たら、
すぐそこに見回りの警官がいたから
レシートを見せて、
高すぎるんだけど
って言ったんだって。

じゃーどうなったか

警官『どうすることも出来まへんがな、奥さん

と言う訳なのよ。

そう、レシートはちゃんと売ってあるので
ぼられている訳ではないのさ。 

ただ、恐ろしく高いというだけで。

恐らく、彼らの立地条件から言って
土地の高さや景観を含めこの値段になったんだろうけど、
これはやりすぎだよねぇ~。

でもね、思ったの。

この4人のイタリア人達も
イタリア人なんだから、
それくらい入る前に確かめろよっ
と。

やっぱり都会って怖いわねぇ~。

ちゃんと、値段が書いてあるところに
入らないとダメねぇ。

でもね、あたい切り売りピザって
値段書いてあるけど、
量り売りじゃない。

これがさ、時々ローマでは
『ぼられてんのかな?』
ってくらいの微妙な値段になるわけよ。

それが、あたいがついこの間しがない町から出てきた
田舎娘だから、都会値段についていけないのか、
それとも、本当にその値段なのか、
わかんないの。

量りをチェックしりゃーいいんだろうけど、
いつも、彼らの早業にやられてしまうわけ。

これ、微妙だけに言えないのよね。

例えば、重さはわかんないけど、
葉書2枚分くらいのサルシッチャ等が乗ったのが
2.5ユーロって皆さんどう?

前のしがない街だと、
それくらいなら1.5ユーロだったのに。。。。。

あぁ~もう人を疑う習慣、
イヤになるけど、
イタリアでは絶対に必要よねぇん。



そろばん習っておけば良かった
ってちょっと思う今日この頃。
そんなアタイにポチーーーーしてみたら、
アタイ喜んじゃうからん
↓ ↓ ↓


ありがとさん

エコを考えてみる。

2007-05-02 22:40:01 | 花のフィレンツェ生活(涙)
みなさん、ちわーっすっ

の写真では晴天ですが、
昨日から雨続きのイタリアです。

なんかまた寒くなっちまったじゃねーか

ちなみに、これはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中庭です
学校の先生と行ったのさ
もちろん、先生の説明を半分気を失いながら聞いていたわけですけれどもね
なんせ、座るにも赤い虫がウジョウジョいたので
座るにも座れず・・・

ベルギー人のオバちゃんは何も知らずに座っていました

座っているのを見た瞬間

オォォォォーーーーーノォォォォーーーーーー(゜ロ゜)ギョェ

と思いましたが、
彼女と話すと話が終わらないので、
黙っておきました、えへ

実はここ1ヶ月くらい
あたくしgellius鼻がズルズルでして、
それが、学校のチョークの粉のせいなのか、
はたして、花粉症なのか、
はたまた、ただの風邪なのか、
いまいち判断しかねている状態だったのでござるよ。

ので、鼻の薬を飲んでみたら、
飲んでいる間は止まるけど、
飲まないと、それは大変なことになってしまい、
鼻の下の角質がきれいに一層はがれて、
ツルツルになっちゃいましたーーーー

って感じだったんです。

なんせ、イタリアには保湿ティッシュなぞ存在しないからね。

でも、イタリアには自然保湿ティッシュがあるんだよ

知ってた?

とっても自然でエコノミーなんだよ

売ってはないの。
自分で作るっての?

そう、わかった?

1度鼻かんだやつでもう一度かむのさっ====

ちょっと、そこの汚いぃぃぃぃー
とかって上品ぶった人
イタリアでは生きていけませぬぞっ

だって、イタリアでは当たり前のことだもん。
だからこそ、イタリアのポケットティッシュは日本で言うナフキンくらい分厚いんだもん。

そんな、環境にいい、エコな生活を送っているあたくし、
こないだ日本に帰ったときに、
友達の家に行ってティッシュをもらい、
鼻をかんで、
すぐにゴミ箱に捨てるべきだったのに、
何を考えたか、
いや、何も考えてなかったからいつもの習慣が出てしまったというか、
カバンの中にしまいこんだわけです。

それを見た友達がビックリ顔で一言、

『なんで捨てへんのぉ?????』

これには、さすがにイタリア生活で面の皮が厚くなったあたくしも恥ずかしかった・・・

思わず、

『ほら、汚いから

なんて、わけのわからない言い訳をしてみた。

汚い物だからゴミ箱に捨てるのにね、えへ

最初はね、このイタリアのポケットティッシュって分厚いし、
でかいし、いけてねーーーー

って思ってて、
イタリア人が日本のポケットティッシュがすぐやぶれてダメだって言ってるの聞いて、
何言ってんだこいつ?わかってねーなぁ。って思ってたけど、
最近ちょっとイタリア人の気持ちがわかった。

だって、彼ら(そして、今やあたくしも)1回鼻かんだだけでは捨てないんだもん。
イタリアのポケットティッシュは数回利用可能だけど、
日本のティッシュは1回様なんだよ。

でも、こんなことを長々と友達に説明したって、
しょうがないので、
言い訳がましい説明はしなかったの。

これから日本に帰ったら気をつけよ。




さすがに、自然保湿ティッシュを自主生産出来る様になったあたくしでも、
やっぱり布のハンカチで鼻をかむのはまだ抵抗がある・・・

この壁を乗り越えるには後5年程はかかるに違いない。
って乗り越えちゃうのかよっ

エコポチーーーーー
↓ ↓ ↓


ありがとうさん

マリオん家。

2007-05-01 19:24:26 | イタリアのレストラン
みなさん、お元気ですかぁ~

学校に居る時は

『帰ったら今日こそはみっちり勉強しよう

と毎回思うのに、
未だに家にあるネットとかゲームという
誘惑に負けてしまうgelliusです

なんか、小学生の頃から行動パターンが変わっていない
っていうのも、悲しいものです

さて、イタリアは祝日ということもあって、
友人もヴァカンスをとってフィレンツェに来ると言うので、
日本人のあたくしが、
イタリア人の友達をフィレンツェ案内しました

で、途中でフィレンツェ出身の彼女のお友達も合流して
ランチをしようということになりまして、
フィレンツェのイタリア人にはどうやら人気らしいお店に行ってきますたーーー

確かに、行くと、
お店の前は人だかり



イタリア人も多いが、
結構観光客もいるっぽい。

きっとオステリア イタリアに載ってるからかなぁ
(オステリア イタリアとはイタリアの食堂とかを紹介しているガイドブックです)

で、名前を言って、
近くのバールで待つ事30分、
いよいよあたい達の番

入ると、
なかは狭いのよぉ~。

それに人もいっぱいだから、
居心地はとっても悪いわっ

でも、これって外国から来た人には
たまらないんじゃないの?

実際、友人はヴェネト(ヴェネツィアがある州)の人なんだけど、
なんかまるで大昔に戻った気分だわっ
なんて言ってますたから

メニューはというと、
壁に貼ってるので
これを見て、選ぶわけだよ。



前菜など洒落た物はなく、
パスタが5ユーロで、
その他は肉、肉、肉。

ここはやっぱりお肉が有名なんだってぇ~。

でね、やっぱりここではお肉よ
って友達の友達が言っていたのにもかかわらず、
あたいが選んだのはパスタ
全く肉の入っていないパスタ



いや、実はお肉が食べたかった。
美味しいと言われているものが食べたかった。
別にパスタまずいわけじゃないよ。
でも、フツーーーっての?

じゃーなぜ肉をあたいは食わなかったのか?

それはね、メニューを見ただけじゃー味の想像がつかないのよ、あたい

例えば、オッソ・ブーコと言われたら、
聞いた事はあるし見たこともあるが、
イマイチどんな味がするのかは知らない

食べたことはあるのだろうけど、
興味がないから覚えてないわけ。

で、他のお肉の説明も聞いたんだけど、
あたいってこういう時自分で選んだ物って、
いーーーーーっつもハズレなの

で、いつも夫に交換してもらうので、
いつかしらイタリアのレストランで自ら選ぶのを辞めたのだよ

もうね、選んだかのように
自分の想像とは全く違う物が出てきたりするからさ。

だから、夫が居ない時は
自分が確実に知っている味の物を選ぶ事にしてるの

だってそうじゃないと、
すんげー嫌いな味だったら
空腹のあたいはどうすりゃーいいのさーーーー

ってことなんです。

そういうわけで、
パスタを注文したけど、
友達のオッソ・ブーコがあまりにもおいしそうだったので
味見をさしてもらったら、

マイウーーーーー

あぁ、あたいもこれにすれば良かった・・・

というわけなんです。

カウンター内で料理しているお兄ちゃんは
とっても人相が悪く、ワイン飲みつつ仕事してますが、
イタリアではいたって普通の光景ですので、
あまり怖がらないように。



兄ちゃんの上にはお店の人が書いた、
紙がいくつか張ってあって、



何が書いてあるかというと、
フィレンツェの方言で

『俺達のブロードはダード(イタリアの固形コンソメスープ)なんかじゃないぜ
 俺達が作ってるんだぜ

とか

『肉の焼き加減は、
 俺達の好きなようにさしてもらうぜ
↑要するに、ミディアムとかウェルダンとか選べず、
 みんなレアなんですねぇ。

って書いてあるんです

ふーん、って感じ。

こういう感じのお店って日本にもあるよね(笑)

今度は、是非お肉を食べに戻りたいと思います。

行きたい人の為にどうぞん




中央市場の近くです。




なぜ、あたいが選ぶといつもハズレな物が出てくるのだ?
これもある意味センスがないんでせう。。。
そんなあたいにポチーーー
↓ ↓ ↓


ありがとん