イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

観察記録。

2006-10-14 01:30:04 | イタリアで仕事
実は言うと、今週の初めから観察記録をつけていた。

名づけて、

ミッスィオーネ インポッスィービレ 3
ミッション インポッシブルをイタリア語で言うとこなります☆ちなみに3は3つ対象物があるから
~~~どれだけの期間、アレはあそこにあることになるのかーーー~~~



まずは、あたくしの職場の事を説明しよう。

朝、A子とB子(両方、伊・女)が1週間交代でレストランの掃除をする。

A子はC子ととても仲のいい友達で一緒に暮らし始めた



それは、今週の火曜日同僚のC子(イタリア人)の一言から始まった。。。

『A子とは友達だし、A子のことは好きだから、
嫌われたくないし、仲よくいたいから本人には言わないけど、
彼女は全くもって掃除をちゃんとしていない

先週からドアの近くにレンガのかけらがずーっとあるけど、
掃除をすればなくなるわけで、
ずーっとあるってことは掃除やっぱりしてないってことよね。。。』

そう、私も実はずーっと気づいていたのよ。

レンガの結構大きなかけらが落ちているの。

最初はそれを拾おうかって思った。
そう、日本人的感覚でゴミが落ちてるなら拾おうかと。

でもね、ここは日本ではないのよ

私が今ここでこのレンガを拾ってしまうと、
彼女は掃除をちゃんとしているとごまかせてると思うに違いない。

だから、このレンガを彼女に拾わせないと駄目なのだ

もしくは、私が拾って何事もなかったように水に流すか・・・




いやいや、この職場では物事はそんな簡単には済まない。

水に流せばつけあがるだけ。
だから一番いいのは上司がそのレンガに気づいて
彼女を注意してくれればいいのだ。

『ちゃんと掃除しろって』

現にろくに掃除をしてないので、
落ちているのはレンガだけではない

しかーし、そのレンガを気づくような上司(=カルロ)ではない

時々たまーに偶然見つけることはあるが、
私よりも先に何かに気づくことはまずない。


でも私もC子もやっぱり本人には言いにくい。
一応友達だし。。。

ってことで、提案してみた

『あのレンガがいつまであそこに放って置かれるのか見てみよう

ルール:①私とC子は拾わないこと。
     拾って捨てたい思いを我慢すること。

    ②誰にも言わないこと。

    ③レンガだけではなく他にも観察物がないか探すこと。

そして、今日は金曜日。
レンガはまだあるけど、
他の観察物発見

私たちのトイレになぜか放置されているコーヒーカップ



棚の後ろにある落ち葉。

これがそれぞれ何日間放置されるのか観察日記をつけようじゃないか