イタリアお気楽日記

イタリア生活8年目。楽しい事だってあるけど、つらい事だってあんのよねぇー。

宝物☆

2006-10-11 23:54:17 | イタリア生活
みなさぁ~ん、元気してるかーい

今日は、豚肉と一緒に煮込もうと作ったゆで卵4つ全部の皮がうまくむけなくって、
ちょっぴりブルーなgelliusです
どんだけしつこい薄皮なんだっ

そんな私だけど今日はね、
あたくしの宝物を皆に紹介しちゃうぞっ


じゃじゃぁ~ん





これはね、あたくしがヴェネト州(ヴェネツィアのある州)の
今よりももっとしがない町に住んでいた時、
友達になった人(イタリア人)の子供がね
あたくしたちが引っ越すにあたってプレゼントしてくれた似顔絵なのだーー

最初に出会った頃、上の子(女)が3歳、
下の子(女)が2歳でねぇ、
それはそれは可愛くって可愛くって

日本人からしたらお人形ちゃんみたいじゃない。

その町にいる2年間はしょちゅう子守させられて、
もう子供は要らない
って思うくらいやんちゃな子達だったのさ。

私の”L”と”R”の発音が悪いと言っては、
必死になって”L”と”R”の入った言葉を私に言わそうと、
少ないボキャブラリー(と言っても私よりははるかに多い
から探すわけよ、

で、

子供達『gellius----ELENAって言ってみてー!』

あたす『ELENA』

子供達『BRAVA(えらぁ~い)じゃー次はぁ~MERENDA(おやつ)って言ってみてー』

ってな事を言うわけさ。
とっても、かわいいでしょ

時にはグラサン姿の私を見て、

子供達『わぁ~gelliusー中国人にみえなぁ~い』

あたす『中国人ではないんだよ、お嬢ちゃんたち。。。

子供だから説明したって意味ないしね

でもさ、やっぱり外人の私にすごく懐いてくれてさー
とーってもうれしかったのよね

だってよ、町歩いてても手を繋いで来たり、
泣いてて他のイタリア人があやしても全然泣き止まないのに、
私を見たら泣きやんでだっこしてぇ~って言ってくるのよ!

ほら、動物と子供に好かれる人に悪い人はいないって言うじゃない?

あー私って善人なのねぇ~
なんて自己陶酔よ

そんな彼女達を本当にさしぶりに再開する機会があったんです

そしてね、今回彼女達が私にくれたのが

こちら、



手作りのしおりぃ~

私が本を読むのが好きだからって
本と一緒にくれたのさ

あー感動

もう3年くらい会ってなかったから
私のことなんて覚えてないだろうし、
覚えててたとしても会ったらそっけなかったりするんだろうなぁ~
なんて思ってたのに、
彼女達はあたくすの事をしっかりと覚えてて、
3年のブランクを感じないくらい
フレンドリーだったわぁ~

きっとこの子達は差別なんてしない
素晴らしい子達に育つに違いないわぁ~

おばさん、うれしかったわよー