【 Target  】   戦略、あるいは目標の重要性

夢も希望もなくした日本。今が立ち上がる時。言論・思想・発想の自由・権利のあるうちに。目指すは自民党解体。

郵政を民営化しない理由  ( 総集編 4 )

2005-07-04 | Weblog
 < 郵政民営化総集編3.>からの続き

純ちゃん : 『 サミット前に手土産は準備出来たか、拓ちゃん! 』

拓ちゃん : 『 任せてよ!純ちゃん、武ちゃんも、創価せんべいさんも、脅しまくっているから! 』

(楽しすぎてクセになりそうです。・・・苦笑!)


■平成17年 7月 1日  郵政民営化に関する特別委員会
 紺谷典子さん(参考人 エコノミスト)国会陳述より抜粋
  < 手書き引用開始↓>

道路公団を赤字だから民営化すると決めましたが、大間違いです。道路はネットワークで公共なんです。災害が発生した時のために、海沿いの人たちを逃がす時道路がなかったらどうするんですか。赤字だからやらないんじゃどうするんですか。医療保険と年金は黒字なんです。7年前医師会が医療保険を財政学者や公認会計士と追跡算定をずーっと追いかけてやったら大黒字だってわかったんですね。野党が国会で追及したんですよ。マスコミが追求しなかったので大騒ぎにならなかったんですね。年金も黒字です。『 177兆円あって、187兆円払うから足りないと言うのは嘘で、出たらめです。 』『 共済年金の50兆円が抜けていますよね。 』国民年金は147兆円で足りません。厚生年金が30兆円で足りてます。共済年金が50兆円で充分足りてます。合計『 227兆円 』あるんですよ。 よく高齢者が増えるので足りないって言いますが、賦課方式だから足りるんです。若い人が、高齢者の分を現役負担するんですから227兆円あるから増額はゼロでいいんです。民間方式だったら450兆円不足ですけど賦課方式ですからいいんです。厚生労働省は民間方式と賦課方式と総額引き算までメチャクチャな説明をして足らないから上げるって言ってますよね。
 小泉政権には将来ビジョンがないんですね。緊縮財政・増税は、財務省のせいです。財務省の言いなりで財政赤字は、年金は、どうする?って言われますが、自分達の責任じゃないですか。国民の不安をあおっているだけなんですね。そもそも財務省に権限が全部集まってる。金融庁も公取が傘下で独禁法改正したら何十億、何百兆になる。いじめじゃないですか。検察庁も政治家も他省庁も予算を握られてる。民主党も少し間違ってます。年金を一元化して番号制で国税庁にしたらいけないんですよ。全部財務省に握られて暗黒社会になりますよ。財務省は税収の責任、赤字の責任を取らないんですね。
 景気対策をすれば、こんな不景気に国民を脅して大増税なんかしなくても税収は入ってくるんですよ。小渕内閣の時は景気対策をしたから景気も税収も回復したんですね。
 改革すべきは財務省です。国民に痛みを与える小泉政権は、即刻退陣すべきです。官僚から国政を政治の手に、政策を国会の手に戻さなきゃどうするんですか。
  < 手書き引用ここまで >

 いや~参りました。議員さん達もさすがにたじたじでした。午後の参考人質疑は面白かったですよ。ちなみに紺谷典子さんは、経済を専門に現在、日本証券市場にお勤めだそうです。とてもわかりやすい説明で、なぜ銀行の合併と不良債権処理を市場経済無視で不景気の時期に無理やりさせたのか、今の経済全般から問題点をご自分の持ち時間のわずかな15分間で一気に説明しておられます。
 今の政策の疑問など簡単にわかります。

興味を持たれた方は、衆議院 ビデオライブラリをご覧下さい。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.cfm?deli_id=27532&media_type=wb


 国会議事録が出来ていれば、貼りつけるだけで簡単なんですが。約1週間かかるそうです。もちろん私は、真実の人ですから国会答弁やいろんな事実を加工するほど姑息な悪人ではありません。ちょんぼはあります素人ですから。(笑)

 今国会で竹中様が流行させた『 イコール・フッティング 』( 国の関与を断ち切る意 )や『 パブリック 』( 官・公の意味 )は、米政府年次改革要望書2003年10月24日法案提出1年半前の郵政民営化タイトル前半で繰り返し指示されており、国会でも中堅ハチ公状態で使われまくっており小泉総理大臣オリジナルと言われている規制改革・競争政策も念入りに暗記状態ですが
 それ以外の『 小さな政府論 』や『 市場原理主義 』などいつのまにやら『 日本の小泉政権オリジナル 』として国会で飛び交っておりますが、これにはあまり知られていない国外の政治の考えでしっかりした覇権理論のコピーなんですが、とてつもないやっかいなものを導入しております。いつか紹介するつもりですからお楽しみに。ピンと来る方も結構いるでしょうが覇権概念のシンボル用語が心臓部を押さえらた状況事態と深刻さを物語っております。こうもあからさまに使われるとは、日本人もなめられたもんですなあ。

 先ほど本業のほうで、焼鳥の注文が大阪からメールで入りましたのでそろそろここまでとします。
お客さんって本当にありがたいですよ。
 ああ、誤解があるといけませんので初めてご覧になった方等にまた自己紹介をします。
私は現在宮崎県と鹿児島県境在住で、子供2人とたった1人の大切な妻を持つ小さな自営業者です。12年前に第3セクに9年勤務後、田舎へ帰り10年建設業の機械オペや現場代理人等やらせて頂き、退職後実家の家業の不動産管理の傍ら鶏肉屋を1人で始めて1年半です。普通の人よりもちょっとだけ経験があるだけの人間です。地方選挙対策は物心付いた時から見ています。何年か前は、地方ですが保守の大きな裏選対に首まで浸かった経験上代議士さんやそのつながりや、利権構造くらい、素人さんの的外れな解説などよりよっぽどわかりやすく整理解説出来ます。とにかく的外れが多過ぎますよ。右翼の地方幹部の方とも質素な食事をした事もあり、田舎ですから極道幹部さんなどと話す機会に恵まれ結構楽しく過ごしています。誤解しないでね!悪い事は一切やらない普通の素人です。良い方々に恵まれて会う機会が多いだけですから。政治からは一切身を引いております。自由が何よりで、気楽なもんです。(笑)
 基本的な経済論でも誰にも負けない自負があります。基本はとても大事ですよ。間違いのないしっかりした目で世の中を見れば自然に現状が入って来ます。単なる高卒の叩き上げですが。

 政治の流れですが、世論が現政権を支持した場合は、後継者は 1.安倍さん 2.麻生さん 3.谷垣さんこの3人が政治の中心です。4.中川さんで、竹中さんは内部からも政治家と経済専門家としての評価は低いですから、閣僚入りはかなり難しいでしょう。彼の理論は経済には通用しません。く どいですが、アメリカ経済優先論者です。( 彼らの事をリバータリアンと言いまして、政府機関には大勢途用されておられます。いつか詳しく説明しましょうか。)武部さんは、功労者ですが微妙です。私は武部さんを非常に評価しています。盾になって支える真実の人です。中国高官にはっきり内政干渉だと言い切った根性が、向こうの政策を抑えてしまいました。世論はボロカス言ってましたが、外交には筋を通しきるかが非常に重要で、尻尾を振ったら国益を損なうのです。彼は数少ないサムライ魂を持つ日本に必用な政治家です。世論の評価が低いのは見た目で判断するからです。谷垣さんと福田さんが補佐役で安倍さんが本命。麻生さんは、実は民営化反対論者でした。柔軟だから抜擢されたのでしょうが、難しい立場です。ただ存在感は絶大です。予想は外れるのが世の常です。(笑)言い訳半分。プロでも確率は低いんですよ。

 特定郵便局の利権( 正確には社会通念上 )に関しては、法律の枠内での活動自体決して批判は正論ではありません。もちろん犯罪は別格で論外です。民主党の岡田さんをジャスコの利権構造で批判すると歪んだ目を持ってしまいます。堀江さんの判断と一緒で経済活動は法律を犯さない限りは矛盾した意見になります。但し、不況期ですから経済や関係する弱者に多大な影響を与える場合は、セーフガードや説得が必要な時期ではあるでしょう。過去には大店舗規正法等の事例がありますが、その時期になっているでしょう。ある意味では、西部の堤さんが経済と悪の隠れたワナの生贄として捧げられた犠牲者です。利権構造は世の中総てに存在していますので、隙を付かれた犠牲者が生まれた側面を持っています。残ったリゾート施設は利権の食い物として心配されております。
その観点からも郵便局には防衛マニュアルなどが脆弱ですから非常に危惧しております。

 総て時勢からの判断です。今、日本の仕組みは変換期を迎えていますから、現政権の継承がいつまで続くか微妙ですが、専門家の意見を交えるとこんな感じです。的外れな専門家の意見は入れておりません。もちろん私は政党とは無関係ですから、彼らがなにを考えているか、誰が経済に影響を与え私達の生活や子供達の将来への影響を与えるか見ているだけです。
 くどいですが、現体制が続く、或いは継承されたら、この国全体の下降に歯止めがかかりません。1センチでも前に進むために傷口が広がって行くのを見過ごすかだけの話で、そう長くも持たないのも事実です。いずれは世論が気付くのですから。都議選は、大きな風とまでは行かなかったが、ほんのわずかですが日本にとってよかったでしょう。政党が林立するほど正常化し、浄化する時間が長く、再編が進むほどしっかりした政治がはじまります。民主党だけが正義ではない、与野党亀甲が変革の第一歩で、そこから『 国民の見極め 』が『 一番重要 』となるのです。国益や生活安定のための国民重視のための政権作りが世の中総ての問題を解決するのです。

 あいも変わらず長くなりました。悲観論だけでは辛くなりますから、気を楽に参りましょう(笑)
 国内大手メーカーの苦しみのニュース( カネボウと松下電器 )が出始めました。花王は20年以上前世界一の外資企業P&Gをモノともしなかったのですが、カネボウ( 昔は『 鐘紡 』と書きました。)を守る力は残っていないでしょう。
とりあえず、株や利権目当てが多くなって来ましたので気をつけましょう。
 
 経済は生き物です。

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