ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

お試し出勤、3週間達成したけど・・・

2012年10月19日 23時07分43秒 | 日記

 今月から始まったお試し出勤も、3週間たちました。

 昨日、上司と主治医の面談があるから早退したから、隣のTさんも気になったみたい。

 僕に、「昨日の主治医との面談どうだった?」って聞いてきたんです。

 やっぱり、お試し出勤の経験者は、上司と主治医の面談を経験してるんです。

 だから、僕が、昨日は主治医との面談だと思ったら、ケースワーカーさんとの面談だったのが
僕の記憶障害じゃなかったんですよ。

 お試し出勤の手引きにも、「主治医」はたくさんあったけど、「ケースワーカー」は全然なかったんです。

 だから、隣のIさんも、「主治医と会わないで何話してたの?」って不思議そうでした。

 やっぱり、このお試し出勤、なんか変だぞ。

 来週は産業医との面談があるんだけど、それ、ほんとに産業医との面談なんだろうか?

 なんか、疑いだしたら、みんな怪しく思えてきたぞ。

 僕が勤務する役所の職員で、僕が初めての高次脳機能障害者だったとしても
そういうふうに、お試し出勤のやり方までって急に変えないでほしいなぁ・・・。

 僕を見て、高次脳機能障害のすべてを理解したと思われても困るんだよなぁ・・・。

 なんだか、思った通りに悪い方向に進んでるみたいな気がするぞ。

 

 それから、ソーシャルワーカーさんに精神障害者手帳の更新手続を早く進めてくださいね、って言われたから
昨日、帰宅してから、福祉の課に電話で聞いてみたんです。

 そしたら、「障害年金の証書と印鑑だけあれば大丈夫ですよ」って言われたんです。

 僕は、写真とか診断書とかなくてもいいのかなぁ、って思ったから、それも、Iさんに聞いてみました。

 そしたら、Iさんは、「主治医の診断書を持って行って更新したよ」って答えてくれました。

 僕は、またまた、ん~~~~??って思ったけど、言われたとおりに、福祉の課に行ってみよう、と思いました。



 僕の、お試し出勤は、3週間休むことなく出勤できて、今のところ、問題はないみたいです。 
 

お試し出勤を早退して、主治医と上司の面談と思って病院に行ってみたら・・・・。

2012年10月18日 22時47分23秒 | 日記

 今日はお試し出勤、第2段階でお昼までだったんです。

 でも、主治医と上司の面談に同席するように言われてたから、早退して、リハビリ病院に行きました。

 「早退」と言っても、出勤が認められてないから、早退じゃないんですけどね・・・。

 でも、昨日、最強弁護士さんから、「積極的にしゃべるのはやめてね」ってメールがあったから
ちょっと早めに行って、久しぶりに病院の食堂のAランチをいただいて、ロビーでいろいろ考えてました。

 久しぶりの病院のAランチは、味覚障害の宿命で、いつもどおりで味がわからなかった・・・。

 そのあと、病院のロビーで、今日の面談でしゃべることを考えてたら、
OTの先生が「まぁ久しぶり!」って声かけてくれたり、
イノシシ攻撃の名付け親の臨床心理士さんが、「よっ!」って声をかけてくれました。

 僕は、みんなに助けられてるんだな~、って実感して、ちょっとウルウル。

 そのあとも看護婦さんや、PTの先生が話しかけてくれたり、と号泣寸前でした。

 でも、なんとか我慢して、いろいろ考えて、メモリーノートに、今日喋ることを書いてたんです。

 そしたら、「できた~?」ってOTの先生が戻ってきて、メモリーノートに書いたことを読んでくれました。

 「ふん、ふん、ふん、・・・このくらいで大丈夫よ!」って言ってくれました。



 そのあと、感情失禁の号泣を我慢してたら、上司が来たんだけど、ここで記憶障害が出ちゃった。

 今日は、主治医と上司の面談だと思ってたんだけど、主治医じゃなくてソーシャルワーカーさんでした。

 ここで、頭がこんがらかっちゃって、さっきメモリーノートに書いたことを、そのまま読んじゃってました。

 「主治医には聞かれたことだけ答えるようにして・・・」ってかんじで。

 でも、なんでこうなっちゃったのかしゃべりだしてるうちに、何を話してるかわからなくなっちゃって
「あれ?なんでしたっけ?」って逆に質問したりしてました。

 ソーシャルワーカーさんは、「高次脳機能障害は、そういう日常の行動を見てれば、
わかる人にはわかるんですけど、加害者側はそうは見ないんでしょうね~」って言ってくれました。

 ということで、今日のお試し出勤は何が何だかわからないうちに任務完了してました。




お試し出勤の第2段階、今日も快調で~す!!

2012年10月17日 21時57分45秒 | 日記

 今日も、お試し出勤に行ってきました。

 毎日少しずつ課題を増やしてもらってるから、高次脳機能障害にとってのリハビリにも効果があります。

 今日は、障害者手帳の話になって、「僕は身体と精神の手帳持ってますよ」って言ったら
隣の鬱症の人(これからIさんって呼びますね)が「何級?」って訊いたんです。

 僕は、「どっちも3級です」って言ったら、Iさんが、「勝った~~~~。」って言うんです。

 カバンの中をごそごそして取り出した障害者手帳を出して、「ほら、2級だよ」って言うから
僕は、「負けた~~~~」って笑いながら話してました。

 障害者の気持ちをよくわかってるIさんが、ひとつずつ教えてくれるから楽しいんですね。

 分限処分されたことには不服だけど、お試し出勤の職場をここにしてくれた上司に感謝してます。



 でも、やっぱり、障害者の雇用促進を進めてる行政が、障害を理由に分限処分することは許せません。

 とは言っても、僕の上司は、その行政の管理職だから、ここの組織の意に反することはできないんだよなぁ・・・。

 こないだは可哀そうなことしちゃったな・・・(ちょっと反省)。

 僕のイノシシ攻撃(僕の高次脳機能障害の脱抑制の症状のこと)が出ちゃったんだなぁ・・・。

 僕のイノシシ攻撃っていうのは、正義感が強くなっただけじゃなくて、それを抑えることができないことがあるんです。

 イノシシ攻撃の名付け親の、リハビリ病院の臨床心理士さんは、その抑え方を教えてくれました。

 深く深~く、深呼吸して、「落ち着け、落ち着け」って思うだけなんです。


 
 夕方、最強弁護士さんから、「自賠責から求められた資料は全部届けたよ」っていうメールが届いたんです。

 だから僕は、「お試し出勤の分限処分について、納得できないです~」ってお返しメールしたんです。

 そしたら、「直接どこかと交渉するようなことはしないでね」ってすぐにメールが届きました。

 ここまでしゃべれるんだったら、「高次脳機能障害はウソだ!」って相手から攻撃されるからなんでしょうね。

 だから、ブログでいろんなこと書くのはやめておきますね。

 っていうか、これでも、ホントに小出しにしてるんですけどね。


 
 だから、お試し出勤は順調に進んでるから、来年からは復職できますよ。

 と言っても、僕のイノシシ攻撃が出ない限り大丈夫だと思うんだけど、確定じゃないんだよなぁ・・・。

休職中ですが、僕は公務員(全体の奉仕者)です

2012年10月16日 22時27分54秒 | 日記
 僕は休職辞令の発令という分限処分された身で、復職していないけど、まだ公務員です。

 公務員というのは憲法第15条で、「全体の奉仕者」と定められています。

 僕がリハビリのために始めたこのブログ、百七十数万あるgooブログの中で4ケタのランクです。

 日によって浮き沈みはありますが、だいたい5000以内のブログです。

 裁判の関係もあるし、公務員だから守秘義務や諸法令の遵守があるので、
少なくとも、個人情報保護法を侵さないようにして、毎日書いてます。

 そういう意識があっても、高次脳機能障害の脱抑制の症状(イノシシ攻撃)があるから、
読んでる人を不快に思わせることがあるかもしれません。

 そういうときに、「違うよ」とか「言いすぎてるよ」とか
それから、「慎重に」と、注意を促すコメントをくださる方には感謝するばかりです。



 でも、交通事故の被害者で高次脳機能障害を負わされてる人はたくさんいます。

 それなのに行動を起こせないで、僕のブログを読んでくれてる人もいるんです。

 僕は、休職中ではありますが、まだ公務員です。

 思い上がりかもしれないけど、憲法で規定されているとおり、「全体の奉仕者」なんです。

 僕のイノシシ攻撃のブログで不愉快に思う人はいるかもしれません。

 でも、ブログを始めたり、コメントする勇気が出ない人もたくさんいるんです。



 僕の、高次脳機能障害の主治医は、「労務は可能」と診断しています。

 それなのに、僕を雇用する自治体は、主治医の診断を否定して「労務不可能」と判断しました。

 それなのに、僕は、勤務している自治体から、理由を提示せずに休職命令という分限処分を受けました。

 同じように苦しめられている人の為にも、僕は復職しても、このブログを続けていきたいと思います。

 軽度ですが、高次脳機能障害の当事者として、続けていきたいと思います。

 参考になるかどうかわからないけど、日本国憲法と地方公務員法の関係する箇所を載せて見たいと思います。



 


日本国憲法



第十五条  公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
○2  すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
○3  公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
○4  すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。




地方公務員法
(この法律の目的)
第一条  この法律は、地方公共団体の人事機関並びに地方公務員の任用、職階制、給与、勤務時間その他の勤務条件、分限及び懲戒、服務、研修及び勤務成績の評定、福祉及び利益の保護並びに団体等人事行政に関する根本基準を確立することにより、地方公共団体の行政の民主的かつ能率的な運営並びに特定地方独立行政法人の事務及び事業の確実な実施を保障し、もつて地方自治の本旨の実現に資することを目的とする。

(この法律の効力)
第二条  地方公務員(地方公共団体のすべての公務員をいう。)に関する従前の法令又は条例、地方公共団体の規則若しくは地方公共団体の機関の定める規程の規定がこの法律の規定に抵触する場合には、この法律の規定が、優先する





 第五節 分限及び懲戒
(分限及び懲戒の基準)
第二十七条  すべて職員の分限及び懲戒については、公正でなければならない
2  職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、その意に反して、降任され、若しくは免職されず、この法律又は条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して、休職されず、又、条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して降給されることがない。
3  職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、懲戒処分を受けることがない。

(降任、免職、休職等)
第二十八条  職員が、左の各号の一に該当する場合においては、その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。
一  勤務実績が良くない場合
二  心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
三  前二号に規定する場合の外、その職に必要な適格性を欠く場合
四  職制若しくは定数の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合
2  職員が、左の各号の一に該当する場合においては、その意に反してこれを休職することができる
一  心身の故障のため、長期の休養を要する場合
二  刑事事件に関し起訴された場合
3  職員の意に反する降任、免職、休職及び降給の手続及び効果は、法律に特別の定がある場合を除く外、条例で定めなければならない。
4  職員は、第十六条各号(第三号を除く。)の一に該当するに至つたときは、条例に特別の定がある場合を除く外、その職を失う。


親子そろって、同じ病院に命を助けてもらいました

2012年10月16日 18時51分51秒 | 日記

 僕が信号無視野郎に轢かれて救急搬送されたのが、約3年前の暮れのこと。

 一時危篤だったらしいけど、意識不明で重体だった僕の命を助けてくれました。

 その病院で、今日はお袋が手術を受けて成功に終わりました。

 だから、親子そろって同じ病院で命を救ってもらえたんだから、感謝してもしきれないです。

 お袋は、階段から転落して、頚椎損傷で、あわや半身不随だったところ、
すぐに手術しないと大変なことになる!って診断してくれたから、お袋は落ち込みまくってました。

 でも、僕はお試し出勤の第2段階だから、僕の妹と甥っ子くんが立ち会ってくれました。

 この甥っ子は、ダッフィーが大好きなあの男の子です。

 お試し出勤しての任務完了してから即帰宅して自宅待機してました。

 そしたら、妹から、「手術が、無事成功!」のメールがありました。

 でも、全身麻酔の手術だったのに、術後意識が回復するとすぐに手足を動かしたんだそうです。

 それから、「リハビリ頑張る!」と言ったそうです。

  僕は、お試し出勤、第2段階だったので、休職中だから行きたかったんです。

 でも、お袋は、一日も早く復職を願ってくれたみたいで、「来なくてもいい」って言ってくれたんです。

 だから僕は、お試し出勤の第2段階に専念しました。

 麻酔が切れて痛くなるはずなのに、「痛い」とも言わないで「リハビリ頑張る!」って言うお袋に
手術に立ち会ってくれた僕の妹は、「ど根性系のルーツここにあり」ってメールしてくれました。

親子そろって同じ病院で命を救ってもらえるなんて、感激してます。

頚椎損傷だから、高次脳機能障害みたいな後遺症は起きないでしょうけど、
執刀してくれた主治医が、最近のお医者さんには珍しく、「絶対に成功する!」って言ってくれたそうです。

こうやって、手術前に沈み込んじゃう患者の気持ちを盛り上げてくれる執刀医の優しさって素敵ですね。



 僕は、その手術してる頃はお試し出勤で、等口業務対応を頑張ってました。

 事故前の職場は許認可事務だから、チン〇ラみたいな業者から「ぶっ〇すぞ!」の脅し文句は日常茶飯事。

 でも、お試し出勤で仕事は全然違うことだけど、「ありがとう!」って言ってもらえる仕事は楽しい!!



 その一つは、農作物の販売がこれです。
           



 農業振興のために栽培したものだから、商売じゃないんです。
 だから物凄く安いでしょ。

 僕が、その販売の対応をするんだけど、味覚障害と感覚障害の僕が食べた感想を言うんです。

 そしたら、すぐに売れちゃうんです。

 別に販売することのリハビリじゃないけど、お客さんの対応をこうやって学べるんです。

 って言うか、記憶をよみがえらせてくれるリハビリに凄く感謝です。

 この販売は窓口でやるんですけど、その窓口の横に赤い羽根募金を設置しました。
        


 この募金箱は、朝、僕がセットするから、記憶障害用に写真を撮ってみました。

 だからかどうかわからないけど、撮影リハビリの成果が感じられないほど、凄い手振れ、ピンボケだなぁ・・・。