僕は、健常者の頃から車が好きでした。
運転することも好きだったし、中古車屋さんで働いてたから、整備することも好きでした。
でも、自動車の整備士の資格は取ってなかったから、整備士の資格が必要な整備はやってなかったです。
それをやれば、車検の意味がなくなるから、っていうこともあるけど、
安全な車が一番大事だと思ってたから、駆動系の改造なんかはやってませんでした。
でも、整備士の資格が要らない、内装の清掃とかカーステの取り付けなんかは、やってました。
だから、先日、カペラくんのエアコンが壊れてる!て思ったから修理してみようと思ったんです。
でも、半日かけて内装を外していじってみても、感覚障害で手では、なおせませんでした。
もう、健常者の頃みたいに修理することはあきらめて、プロに任せよう!と思ったんです。
良く言えば、「発想の転換」っていうのかな。
っていうことで、今日は、カペラくんを運転してディーラーに行ってきました。
やっぱり、プロですね。
10分ちょっとで修理できちゃった。
でも、こないだ、「ここが壊れてるんじゃないかな?」って思った僕のカンは、正解でした。
って言っても、プロの技術っていうのは、カンだけじゃどうにもならないんですよね。
障害者になってから、今更、というか、やっと気が付きましたけど、これって遅すぎなのかなぁ・・・。
でも、ディーラーのメカのお兄さんは、僕の記憶障害のことを思って労わってくれたのか、
交換した古い方の部品を持ってきて、「ここが△△で、ここが切れて、エアコンが効かなくなったんです。
でも、この部品ごと新品に交換して整備しておいたから、もう大丈夫ですよ」って説明してくれました。
高次脳機能障害の感情失禁に、これは効いた~!
感激した僕は、号泣しそうになっちゃったけど、これはなんとか我慢しました。
「ついでだから聞いちゃえ」って思った僕は、お礼を言ってから、お兄さんを質問攻めにしちゃいました。
「あそこはどうして・・・・なの?、それからここはなんで・・・なの?」って・・・。
でも、ディーラーのお兄さんは優しく答えてくれました。
昭和のクルマ、カペラくんを、ここまで大事にしてる僕は、当分、新車を買うことはないでしょう。
だから、ディーラーとしては、利益になるお客さんじゃないんです。
でも、ここまで丁寧に乗り続けてるから、そういう意味での感謝の気持ちもあるんでしょうね。
なによりも、質問することが専門的すぎたから、ディーラーのメカとして、楽しかったのかもしれないです。
やっぱり、次は、ここのマツダにしよ!って思いながら、涙を笑いに代えて、帰路につきました。
次のクルマは、RX-7が復活すれば、それを新車で買いますよ!!
もし、RX-7が復活しなければ、FDの最終型が良いかな、FCでもいいかな・・・。
いや、初代RX-7のSAもいいなぁ、あ、でも、RX-3が良いかも!!
と思いながら、超安全運転で帰路につきました。
でも、帰り道にあったハードオフに寄ってみました。
ギターのコーナーに行ってみたけど、ギターはたくさんあるから、フックをふたつ買ってきました。
これがあれば、ギターに触りやすくなるから、ギターのリハビリにもいいぞ、って思いながら自宅に到着。
明日から、お試し出勤第2段階が始まるから、今日は、脳くんを休ませてあげようと思ってたのに
アメーバピグでリハビリやりながら、気が付いたら、地方自治法とかいろいろ調べてました。
それだけでは終わらないんですよね、僕のイノシシ攻撃は。
イノシシ攻撃というのは、高次脳機能障害の脱抑制の症状のことです。
僕の場合、不法行為は見て見ぬ振りができずに、それを注意しようと猪突猛進するんです。
その状態を、臨床心理士さんが、高次脳機能障害の僕にもわかりやすく、名付けてくれたんです。
だから、僕のイノシシ攻撃は、僕の勤務先の自治体に対しての警告文書みたいなかんじの文書を作ってました。
なんで行政が、障害者に指摘されるようなことするのよ~?っていうイエローカードみたいな感じかな・・・。
でも、分限処分されてる身だから、とりあえずは復職しなきゃ、って思ってます。
だから、お試し出勤の期間中は、疑問に感じつつも乗り切って、復職しなきゃ!ってかんじかな。
でも、復職したら、「内部告発」みたいに扱われて懲戒処分を食らうっちゃうのかなぁ・・・。
でも、曲がったことは大嫌いなのは、健常者の頃から、ずう~っと変化してないんです。
でも、僕が変なのかなぁ?
いや、そんなことは絶対にないぞ!!
ってこと考えてたら、明日から、お試し出勤、第2段階スタートなのに、僕の脳くんはフル稼働してました。