ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

今日はお試し出勤18日目、産業医との面談

2012年10月25日 07時05分52秒 | 日記

 昨日はパソコンが壊れちゃっててソーシャルワーカーとの作戦会議のことはPCが直ってから書きます。



「お試し出勤」の改善計画、もう決まったの? もう主治医と面談できたの?

2012年10月23日 18時07分37秒 | 日記

 嫌な予感は当たるものなんですね~。

 おととい渡邉修先生の講演会で質問したら、僕のお試し出勤は間違っていることがわかりました。

 渡邉先生曰く、『主治医の意見が含まれない高次脳機能障害者の復職リハビリは、間違っている』とのこと。

 だから昨日の午前中は、「お試し出勤」の職場の所長と部長に、「お試し出勤」を改善を求めました。

 僕が、「主治医の意見が必要だ」と言ったから、昨日の午後は、その所長と、僕の上司が、
「お試し出勤」の改善計画を立てるため、僕の主治医に連絡してくれたのかな、と期待しながら
超安全運転のカペラくんで帰路につきました。

 なにしろ、僕の勤務先の職員では、僕が初めての高次脳機能障害者だし、
今までのマニュアルでは対応ができない、想定外の事態なんだと、昨日あれほど伝えておいたから
主治医を含めないで職員だけでは変更計画を立てることなどできないだろうな、と思い込んでました。



 今日は、期待しながらお試し出勤の職場に行きました。

 8時半を過ぎた頃、「お試し出勤」の職場の所長から、「昨日の結果を僕に説明する」との声が・・・。

 僕は、主治医も交えての改善計画など、半日で決められるはずではないから、
その改善計画を立てる話し合いをいつ頃するのか、そういう説明があるものだと思っていました。

 でも、何か嫌な予感を感じながら、来客用のソファに案内されました。



 まず、嫌な予感ではない良いことが伝えられました。
 
 なんと、「お試し出勤」の期間中の最後の1か月間は、僕の元の職場に変更されたんだそうです!

 やった~!違う職場の仕事を短期間にマスターしなくて済むんだ~!!
それに、元の職場なら、僕の眠ってた記憶がよみがえるかもしれないし、記憶障害のリハビリには最高だ~!!
と思いながらも、嫌な予感・・・。

 でも、嫌な予感は的中してました・・・。

 なんと、「お試し出勤」の期間は年末までの3ケ月と、変化がなかったんです。

 昨日、あれほど、「高次脳機能障害の復職リハビリには期間が短すぎる!」と説明したのに・・・。

 僕は、「そんなに急に元の職場に戻されるというのに、復職ではなく、休職のままなの??!!」と、
喉まで出かかってましたが、それは言えなかった。

 だって、それが僕が勤務してる自治体の組織の考え方なんだから、管理職はそれに従うしかないのでしょう。

 その行政の管理職として、行政内のマニュアルには、できる限り反抗してくれた結果がそれなのでしょう。

 でも、そんなおかしな「お試し出勤」改善計画を伝えられて、僕は納得できなません。

 その状態で、明後日は、高次脳機能障害を知りもしない産業医との面談があります。



 というわけで、明日はソーシャルワーカーさんと、これに対抗するための作戦会議に行ってきます。

 高次脳機能障害の対応は、行政ごとにバラバラで、コウジ村でも肩身が狭い公務員の僕ですが、
まさかこれほどおかしな対応をしているのでは、許すことはできません。

 僕を轢いた信号無視野郎とその一味が一番悪いことは間違いないけど、
高次脳機能障害者への対応がこれほど遅れていることは、行政として許されるものではありません。

 なんで、医師ではない、高次脳機能障害のド素人たちが、
僕の主治医とはなんの相談もしないで、復職計画を立てているのか、理解できないぞ~~!!

 おとといのセミナーで、渡邉先生は、「主治医から職場に強く言ってもらえば・・・」と仰ってましたが、
なんだか最悪の事態になりそうな気がするなぁ・・・。

 僕は曲がったことは許せないけど、勤務先の行政とは闘う気はないんだけどなぁ・・・。

「お試し出勤」の改善を求めること、   今の僕にできることは、このくらいだと思う

2012年10月22日 17時51分08秒 | 日記

 主治医もソーシャルワーカーさんにも説明がなく今月から始まった「お試し出勤」。

 当然、僕も納得しなかったけど、それが復職のための条件として受け止めて、頑張ってきた。

 でも、昨日参加した、高次脳機能障害理解促進セミナーで、それは間違いなのに気が付いた。

 僕は、「やっぱり間違いなんだな」と気が付いたけど、それだけでは済まない重大な間違いなのがわかった。

 主治医が参加しない「お試し出勤」計画の実施は間違いなのがわかった。

 高次脳機能障害を知らない素人が、主治医の意見も聞かずに作った計画など、
僕の症状を回復させるどころか、悪化させるかもしれないのだ。

 今週、産業医との面談があるが、遅かれ早かれ、その間違いが、重大な間違いなのに気が付くだろう。

 でも、産業医が気が付いてからでは、遅すぎる。

 事の重大さに気がつけば、最悪の場合は隠蔽されるかもしれない。

 だから僕は、お試し出勤の職場の所長にそれを伝えた。

 早くも、事の重大さに気が付いたようだ。

 なぜならば、僕の「お試し出勤」計画は、主治医の意見も聞かずに、僕の上司らだけで作ったものだから。

 たまたま、そこに居合わせた、その上司の部長にも、僕はこれを伝えた。

 やはり上司らは、高次脳機能障害を「心の病」と解釈していたようだ。

 高次脳機能障害の症状で、「心の病」を発症している人もいると思う。

 でも僕は、高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害者だけど、「心の病」の症状は発症していない。

 むしろ、身体障害者としての症状ばかりだ。

 ど根性系障害者の僕は、チャレンジドとして、「お試し出勤」を乗り越えるつもりでいた。

 だから、負けはしないし、悪化することはないだろう、と思う。

 でも、それは僕の高次脳機能障害の症状に限ってのことだ。

 高次脳機能障害は「見えない障害」。

 当事者らは頑張っている、「高次脳機能障害」を広く認知させることを。

 だから、「自分が高次脳機能障害だ」と気付く人は増えてくるだろう、と思う。

 僕の勤務先の職員にも、その可能性はあるはずだ。

 そのたびに、僕が乗り越えたハードルを、その職員も乗り越えなければならない。

 高次脳機能障害の症状は、人の指紋のように、みんな違う。

 症状の重さ、軽さも違えば、症状の種類もみんな違う。

 僕は、記憶障害、地誌的障害、注意障害、脱抑制があるが、病識はある。

 それなのに、僕はど根性系障害者だから、乗り越えることができるであろう「お試し出勤」。

 それを、今後、増えてくるであろう高次脳機能障害者に一律に課すのは、行政として絶対に間違っている。

 だから、その間違えに気が付くように、そっと伝えた。

 障害者の僕にできることはその程度だとしても、当事者の辛さは伝えたつもりだ。

 遅かれ早かれ、僕の上司らは、主治医に面会を求めるであろう、ということを
ソーシャルワーカーさんにも、昨日のセミナーのお礼も兼ねて、そっと伝えた。

 産業医との面談までに、事の重大さに気が付くことを、僕は望むばかりである。

 「休職」という分限処分を下された僕にとって、これが、僕にできる最大限の譲歩だと思う。



県主催の渡邉修先生のセミナーに行ってきました! 

2012年10月21日 19時57分29秒 | 日記

 以前、行った入間市さん主催のセミナーで、物凄く楽しかった渡邉修先生のセミナー。
 (今年なのはわかるんだけど、いつ頃だったかわからないなぁ)

 今度は、県主催の「高次脳機能障害理解促進セミナー」で、渡邉修先生を呼んでくれました。

 入間市さんより一歩遅れたけど、「おでこぺんぺん」の楽しいセミナーに参加してきました。

 前回は、おでこぺんぺんが面白くて、どんなお話しだったのかよくわからなかったけど・・・・

 あ、ちがう、ちがう、良くわかったけど、それを覚えてなかったんだ!!

 今回は、他のお話を聞くのに専念し過ぎて、おでこぺんぺんやってかどうか覚えてない~~~!

 っていうのが高次脳機能障害の症状なんです。

 そもそも高次脳機能障害は、記憶障害とか遂行機能障害とかいろんな症状が多くて、
「高次脳機能障害」と一言で説明するのが難しくて、それで済ますことは不適切なんだそうです。

 僕は、「そうそう、そうなんだよ!」って共感しながら聞いてました。

 セミナーの最後の方で、高次脳機能障害を負った学校の先生が復職するまでのことを説明してくれました。

 そしたら、その先生が復職するまでのリハビリとして、主治医と学校でいろいろ相談しながら
最初は毎日ではなくて、2日おきくらいで短時間の出勤から始めたんだそうです。

 もう、この時点で、僕は「そうだよね!そうじゃなくちゃいけないよね!!」って思いました。

 その先生は、最初は通勤するだけで、6か月かけて、毎日フルタイムで授業をするところまで回復したんです。

 僕は、「え~~~!半年もかけてくれたんだ~~~!!!」って思いました。

 やっぱり、僕のお試し出勤は、高次脳機能障害の復職には適していないんだ!!!!って思いました。

 いろんな例を説明してくれて、約2時間のセミナーは終わりました。



 来てよかった~!と満足しながらも、これで終わりかな?と思いました。

 そしたら、「今のご講演に関して渡邉先生に質問ある方は、挙手してください」と司会者さんの声!

 僕は、僕が課されている「お試し出勤」のことが、果たして高次脳機能障害に適してるのかどうかを
聞こうと思ったけど、みんな聞きたいことがあるからどうしようかなぁ、って思ってました。

 何しろ僕は、満員の会場の最前列に座ってたから、他のみんなの様子が良くわからなかったから・・・。

 でも、最初のひとりの質疑応答の後、だれも質問する人がいなかったので、僕は挙手しちゃいました。



 僕はたどたどしいながらも、こんなかんじの質問してみました。

 入間市さん主催で、渡邉先生のご講演で聞いた「おでこぺんぺん」のお話しを聞きに来ました。

 今日もたくさんお話を聞かせてもらって、ありがとうございます。

 僕は、交通事故で高次脳機能障害を負わされて、まだ休職中ですが、今月から「お試し出勤」が始まりました。

 僕の勤務先は、主治医の意見はあんまり聞いてくれずに、僕に、「お試し出勤」というリハビリを課しました。

 「お試し出勤」というのは、元の職場とは違う職場で、やったことがない仕事を、毎日するという復職リハビリなんです。

 僕が高次脳機能障害者だってことは、来てくれる一般のお客さんは知らないから、
僕は正職員として対応しなきゃならないから、頑張るしかありません。

 今月から始まった、「お試し出勤」は年末まで3か月続き、年明け早々に、元の職場に復職するんです。

 記憶障害で、職場の人の顔と名前を覚えることができないのに、お客さんも受け付けるという仕事だから
誰が職員で、誰がお客さんかわからない状態で続けなきゃならないんです。

 そのまま「お試し出勤」の職場に異動するのなら、頑張る意味もあるんですけど、それはムリなんだそうです。

 その3ケ月をクリアしたとしても、年度末だから、人事異動の時期までは3ケ月しかないんです。

 だから、その3ケ月間で、人の名前と顔を覚えるのにまた苦労しなきゃならないし、
元の職場の仕事も思い出さなきゃならないんです。

 無事に思い出せたとしても、また異動したら、また振出しに戻るという具合なんです。

 これが、僕の勤務先が課した、「お試し出勤」という復職のために条件なんです。

 僕は、心の病じゃないから、早く元の職場に復職したい!と2年くらい前から言い続けてるんです。

 渡邉先生は、これが、高次脳機能障害の復職として適正だと思いますか? 



 長くなったけど、こんな感じの質問をしてみました。

 そしたら渡邉先生は、「ジョブコーチを通して復職するよう、勤務先に言った方が良いでしょう」と一言。

 (やっぱり、そうきたか)と思った僕は、「僕は公務員だから、ジョブコーチは利用できないんです」と言うと
渡邉先生は、「では、適切な復職方法を主治医とよく協議するよう、勤務先に強く言うしかないですね」とのこと。



 今日のセミナーで、高次脳機能障害を知らない勤務先が僕に課した「お試し出勤」は、
高次脳機能障害の復職には不適切だということが、はっきりとわかりました。

 でも、お試し出勤の職場と、僕の元の職場のみんなは優しく対応してくれてるんです。

 ってことは、とりあえず、こんな不満は我慢して「お試し出勤」をクリアするしかないんだな。

 だって、僕にいろいろ教えてくれるIさんや、今の職場のみんなに迷惑かけることはできないから・・・。

 明日から、「お試し出勤」の第2段階が始まります。

 裁判のことも考えなきゃならないし、最強弁護士さんが助けてくれるからいいけど
これも、健常者じゃ想像できないくらい物凄くハードなんだぞ~~~。





 



今日は脳くん、お休みにして、久しぶりにギターのリハビリやってました

2012年10月20日 15時26分43秒 | 日記

 今月から始まったお試し出勤、昨日まで無遅刻無欠席で、無事完了!

 昨日は、帰宅した後、カペラくんをワックスかけて磨いてました。

 そしたら、ご近所さんが見に来て「ピカピカだね~」って、ボンネットをなでながら話しかけてくれました。

 今は、お試し出勤でできなくなっちゃったけど、僕は、ご近所おそうじ訓練を毎日やってたんです。

 それだけじゃなくて、「高次脳機能障害をもっとみんなに知ってもらわなきゃ!」ってことで
Eテレの高次脳機能障害関連の番組をみんなに見てもらおうと、チラシを作って広報活動もやってました。

 礼さんが出るときなんか、自治会長さんだけじゃなくて、議員さんにもPRしてたんですよ。

 だから、ご近所さんは、僕が信号無視野郎に轢かれて、意識不明の重体からここまで回復してるってことを
みんな知ってて、「復職はいそがなくてもいいんだからね」って応援してくれてます。

 だから、お試し出勤に入ったことも教えてあげました。

 それで、カペラくんを磨くことは、自主PT、OTにもなるから「これもリハビリですよ」って教えてあげました。

 こうやって、ご近所さんとおしゃべりすることは、自主STにもなるんですよ、たぶん。

 明日の渡邉修先生のセミナーには、そのカペラくんを運転して行きます(超安全運転ですよ)。

 会場の駐車場に昭和のクルマのカペラくんが停まってたら、それ、僕の障害者仕様カペラくんです。

 明日は、まだまだ予定があるんです。

 僕が救急搬送された病院で、頚椎損傷の手術を受けて入院中の母のお見舞いにも行ってきます。

 たぶん来てると思うんだけど、妹と、ダッフィー大好き甥っ子ちゃんに、お土産も持って行くんです。

 この甥っ子ちゃんです。



 それは、お試し出勤の職場の試験圃場で採れた、梨とサツマイモを持って行きます。

 あ、「盗れた」じゃなくて「採れた」ですよ。

 僕が、お客様対応のリハビリとして、自作自演で買ったものだから、盗んできたんじゃないですよ。

 こうやって販売してます。




 面会時間とか、夕食とか、帰りのクルマの混雑もあるでしょうから、長居はできないけど
母も、僕がここまで回復したのを喜んでくれると思います。

 手術直後から「リハビリ頑張る!」って言ってた母ですから、僕の、ど根性系のルーツですからね(笑)。

 それに明後日は、お試し出勤があるから、脳くんを休ませないとよくないでしょうからね。

 明日は「おでこぺんぺん」が見れるかな、渡邉修先生の「おでこぺんぺん」。

 そんなことを考えながら、今日はヤマハSG-1500で久々のギターのリハビリやってました。

 はがれかけてた爪は、こんなかんじに進化してます。



 僕の爪はここまで回復してるから、つめくんに負けないように、明後日からのお試し出勤頑張るぞ!!

 でも、まだ第2段階だから、初級なのかな・・・。