ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

地下鉄内でスマホが使用可能になったとしても、それは優先席以外で、なんだぞ!

2012年03月31日 23時44分53秒 | 日記
地下鉄内でスマホの使用が可能になった、とニュースがありました。

でも、スマホでの通話じゃないんだぞ。

ネットとメールのみで通話はダメなんです。

でも、優先席では電源を切ることは従来通りなんです。

僕は高次脳機能障害の地誌的障害があるから、歩行中もカーナビが必要なんです。

だから、スマホのアプリでナビゲーションを使ってる僕としては優先席はダメなんです。

だって、電源を切らなきゃいけないんだけど、それは難しいんですからね。

だから、優先席じゃないところに行くんですけど、譲ってくれる人がいるから

申し訳ないけど、杖ついて立ってるわけにいかないから座るしかないんです。

で、優先席の方を見て見ると、携帯でメールやりまくってる若い奴がいるんですよ!!

こういうのが許せなくって、「ここは優先席なんですよ」って言ってから

「優先席では、携帯の電源は切らなきゃいけないのを知ら・な・い・ん・で・す・か!!!」って大声で

責めちゃうのが、抑制障害の発作なんです(これを僕は、通称・イノシシ攻撃って呼んでます、笑)。

そういう発作が出ちゃうのを避けるために、優先席には行かないんです。

でも、一般席には座ってる人たちがいっぱいいて、優しい人もいるんですよね。

そこに杖ついてたってれば、譲ってくれちゃうんです。

その人だって、同じ電車賃払って乗ってるわけだから、乗客としては同じ立場です。

それなのに、良い人は遠くの席からでも、「こっちへどうぞ」って譲ってくれるんです。

それなのに、優先席には、健康そうな若者が携帯いじってるんです。

外見では分からないけど、障害者なんだ、って思うことにしてます。

体は健康そのものなんでしょうけど、脳みそは思いっきり障害があるから

「優先席」の字も読めないで携帯いじってる変な人って思うことにして

見て見ないふりをするっていう復職のための訓練をしてるんです。

でも、こんなにスマホがあふれかえってる世の中なのに

携帯の電源がダメっていう、心臓のペースメーカーとか使ってる人は

優先席に行くまでに、大丈夫なのかな?

だって、そういう人はスマホも使えないだろうから大変だと思うなぁ。

地下鉄内でのスマホよりも、スマホでも大丈夫なペースメーカーを開発してほしいな。

だって、スマホがないと大変な地誌的障害の高次脳機能障害者がたくさんいるし

マナー全然ない奴がまち中にはたくさんいますからね。

はぁ、復職までのハードルがまたひとつ増えちゃったなぁ。

自賠責の後遺障害診断書のこと訊きに行ったのに、「闘うぞ!」と決意した僕

2012年03月31日 00時46分17秒 | 日記
僕は、交通事故が原因の高次脳機能障害者だから、自賠責の後遺障害診断書のことを

リハビリで通院してた病院のソーシャルワーカーさん訊きに行ってきました。

身体障害の病院でも、主治医の先生が頑張ってくれてて

「弁護士さんが頑張ってるんだから、我々も闘いましょう!」って僕に言ってくれたり

ソーシャルワーカーさんも「そうですよ!一緒に闘いましょう!!」って言ってくれて

僕はホントに素晴らしい仲間に囲まれてるんだな、って思いました。


あ、でも、これは被害者側の僕に、ですよ。

加害者側の僕を轢いた奴らは許すわけありませんし、

僕(本名は漢字の「こうじ」です)に向かって、

「こうじ機能障害とは・・・」とのたまった極悪損保は敵ですよ。

そいつらと闘うんですから!


でも、僕は味方がたくさんいて幸せなんだな、って思いました。

ソーシャルワーカーさんとお話が終わって、帰ろうと思って、外来受付の辺りで、

いつも仲良しの看護婦さんに会ったんです。

僕は嬉しくって、「わ~い、み〇るさんだ!」って手を振ったんです。

いまって年度末で人事異動の季節なんですね。

その看護婦さん、4月から手術病棟に異動になっちゃうんですって。

僕が入院した頃、その看護婦さんは入院病棟にいたらしいんです。

僕が退院してから、外来リハビリで通院し始めてから、しばらくして

外来病棟に異動になったんです。

だから、僕の高次脳機能障害の回復をずっと見ててくれたんです。

でも、入院してた頃は、輻輳不全(視覚障害)も負わされてたんだけど

まだ、それがわからなかったから、顔も良くわからなかったし

記憶障害もあったから、み〇るさんのこと全然覚えてなかったんです。

でも、看護婦さんって、患者さんのこと、覚えてくれてるんですよね。

それだけ僕が目立った患者なのかもしれないのかなぁ。

でも、その看護婦さんに、「手術病棟に異動になっちゃったから、

もう会えなくなっちゃうね」って言ってもらえたんです。

同じ病院の中の異動だから、永遠のお別れってわけじゃないけど

患者にとって、仲良しで信頼できる看護婦さんって安心できるんです。

でも、僕も、来年度こそは復職するぞ!!って思ってるけど

復職のお別れとは違う寂しさだな、って思いました。

また、長くて一貫性のない文章になっちゃったけど、

来年度こそ復職するぞ!!

障害者に優しい(かな?)デジタル一眼で、撮影のリハビリ

2012年03月29日 12時04分42秒 | 日記
僕は、高次脳機能障害、平衡機能障害、輻輳不全の視覚障害

その他もろもろの、症状てんこ盛りの障害者です。

障害者にも優しいデジタル機器を使って撮影のリハビリをやってました。

うちのさくらんぼの木とみつばちを撮ってたら

バタバタバタバタバタバタ~ってヘリコプターの音が聞えてきたから

動くものを撮るリハビリだ~って思ってシャッターを切りました。

そのあと、さくらんぼの木を撮って、パソコンで加工のリハビリをやってみたら

なんだか、ヘリコプターとからすくんたちが、戦闘機の攻撃みたいに見えたので

面白いな、って思ったのでブログにのせてみました。

デジタル機器って便利ですね。

21世紀に障害者になってよかったのかな・・・。

でも、なりたくてなったわけじゃないけど、20世紀は大変だったんだろうな。

だって、今でもこんなに大変なんですから。

僕は、高次脳機能障害になるまえから、正義感は強かったらしいです

2012年03月28日 19時07分32秒 | 日記
今日は、事故に遭う前からの同僚が、遊びに来てくれました。

「遊び」と言っても、高次脳機能障害の復職のためのリハビリです。

今朝起きてから、サクランボの花を撮ったり、ツイッターで画像を投稿したり

アメーバブログにも紹介したり、といろいろリハビリしてました。

アメーバブログには、一句読んだり画像貼ったりしたんですけど

これは短歌っていうのかな?俳句っていうのかな?五七五七七の句を紹介しますね。



    高次脳 機能障害にも やってくる

        桜の花ゆれる 春の嵐かな



「さくらの花」って季語ですよね?なんていのかな?

とりあえずのせてみましたけど、どうですかねぇ?

写真はiPhoneで撮ってみたけど、これはどうしようかな?

とりあえず、アメーバブログでは、「とりっぴ」で探してもらった方がいいのかな?

こういう作業は、事故に遭う前は、みんなに教えるくらいできてたと思うんだけど

今はできなくなっちゃったから、リハビリとしてやってま~す!

で、何の話だっけ?

・・・・・あ、そうだ、同僚が復職のリハビリに来てくれたんです。

それで、僕が事故に遭う前にはどういう仕事をしていたかとか

それを今どういう形で対応してるのか、とか

僕の記憶をどんどん引き出してくれました。

でも、僕はどうやら、自分のことを「俺(おれ)」と言っていたそうです。

しかも、仕事中に、相手の言うことが間違っていると、物凄く怒ってたらしいです。

僕も、「そう言えば、そんなことがあったかもしれない・・・。」っていうところまで

記憶がよみがえってきました。

でも、僕が事故に遭う前から正義感が強かったのを、同僚がわかりやすく説明してくれて

それを、僕の奥さんが、「うん、うん、やっぱり~」とか

「あたしも、自分のこと『僕』なんて言い出したから変だって思ってたのよ~!」とか

いろいろ、話が盛り上がっちゃって、なんか後ろめたくなっちゃって・・・。

でも、そういう話をして、僕が仕事をしてたときのことを思い出させてくれて

僕の脳くんは、疲れちゃったみたいです。

だから復職後は、定期的に休憩を取るようにしないとだめだなぁって思いました。

そんなかんじの午後のひとときでした。

同僚の彼は、まさに春の嵐の使者だったのかな。


高次脳機能障害のリハビリで通院してた病院で紹介してた本のこと

2012年03月27日 19時46分34秒 | 日記
僕が高次脳機能障害のリハビリで通院してる病院にポスターが貼ってありました。

そこに紹介されてたのが「暗闇の彼方に 高次脳機能障害との闘い」っていう本でした。

僕は、高次脳機能障害で、記憶力が弱くなっちゃったから、iPhoneで撮って帰宅しました。

それで、忘れそうになっていたところ、思い出してアマゾンで購入したんです。

でも、買ったことも忘れちゃってたんだけど、運よく見つけて読んだんです。

夕方読み終えて、アマゾンにレビュー書いてから、アメーバブログにも書いたんですけど

また、gooブログにも書いちゃいますね。



僕は、信号無視の大型車に轢かれて、気が付いたときは病院のベッドの中にいたんです。

いろいろリハビリもやってたんですけど、高次脳機能障害の身体障害者になってました。

だから、この本の当事者が自殺したい辛さは、物凄くよくわかりました。


僕が退院してから、あとで聞いたことですが、「奇跡的に目立った外傷がなかった」って

主治医に言ってたそうなんです。


でも、目が覚めたら障害者になっていた当事者には、それこそ悲劇の主人公だから

奇跡だって言われても嬉しく思わなかったです。


でも、入院してた病院は、患者さんの安全を確保してますし、

僕は身体障害者ですから、自殺しようにも、できませんでしたけどね。


この本でも、当事者と家族たちの辛さだけじゃなくって

「不治の高次脳機能障害」って主治医に言われたそうなんですが、それを受け入れ、

家族みんなで奇跡を起こしていく過程が、読みやすく記されています。


でも、当事者の僕は、その辛さは字で表現できるものではないと思いますし、

症状は人それぞれの高次脳機能障害だから、僕が想像する以上だったかも。


でも、その辛さを鮮明に表現したとしても、まるでホラー小説のようでしょうし、

それは、当事者や家族しかわからないと思いますしね・・・・。


僕も、高次機能障害の公務員として、その辛さを広くみんなに知ってもらおうと

また、行政として何ができるかを、復職してからの目標にリハビリしています。


不幸ながら当事者となってしまった人、

あるいは、家族が当事者になってしまい、介護しなければならなくなった人、

他にも、患者さんの数だけ、たくさんのケースがあると思います。

でも、自分、あるいは、介護する家族が「高次脳機能障害」ということを気付かず、

また、気付いたしても、それを理解せずに、悲劇となるケースは多いと思います。


この本の、「奇跡はある」という事実で、勇気付けられる人も多いと思います。


僕は、この本の岡野さんご一家が、暮らしやすくなるような社会を・・・。
のことができなきゃ復職なんてできないぞ

って、わざわざ自分でハードルを高くしちゃってます(笑)。

そんな、ど根性系障害者がいてもいいんじゃないかな。

それが、ここまで回復させてもらった障害者の僕にできる恩返だと思います。

でも、ブログをふたつもやってると、どこに何を書いたかわからなくなっちゃうから

高次脳機能障害者には大変だけど、「この程度のことができなきゃ復職は無理だ」って

わざわざ自分でハードルを高くしてる、ど根性系障害者です(笑)。