今日は、お試し出勤、第5段階で午後4時までなんだけど、障害者手帳更新の件で、お昼で早退しました。
リハビリ病院の食堂で、ランチをしていたら、OTの先生が食事に来てました。
今日のAランチはミックスフライ定食でした。
OTの先生は、元気よく「ねえねえ、今日も作戦会議なの?!」と聞いてきました。
僕も元気よく、「そうで~す!作戦会議で~す!!」と答えました。
僕が一生懸命説明しているのを聞きながら、OTの先生はランチをパクパク食べて、いつの間にか完食してました。
OTの先生は、「早く食べないと作戦会議に遅れちゃうよ!」と言ってから
「あれ?、あたしが教えて!って言ったんだっけ(笑)」と笑ってました。
僕は味覚障害で味がわからなかったけど、楽しくお昼ご飯を頂けたので、嬉しかったです。
それで、ゆっくり食べた後、ソーシャルワーカーさんと作戦会議をやってきました。
まずは、障害者手帳の更新のための診断書の依頼をしました。
それから、現状のお試し出勤の状況報告と、復職に向けての作戦会議です。
僕は、信号無視野郎に轢かれて高次脳機能障害者その他症状てんこ盛り障害者にされました。
高次脳機能障害の脱抑制で、僕の正義感は物凄く強くなりました。
だから、曲がったことはもともと嫌いだったけど、違法行為は絶対に許せなくなった。
僕の勤務先の不手際を細かくは書けないけど、いろんな法律に抵触しているのがわかった。
だから、勤務先相手に提訴することは考えていないけど、是正するべきだと思うから、これを要求していきたい。
でも、ぼくの気持ちを聞いてくれたリハビリ病院のソーシャルワーカーさんは、悩み始めた。
僕の主張を聞いて、「それは理解できるし、そうあるべきだと思う」と言ってくれた。
だけど、「障害者がひとりで勤務先に異議を唱えるのは危険だ」と言われ、それだけじゃなくて、
「まずは、復職することがいちばん大事だから、復職することに専念して欲しい」とも言われた。
さらに、「復職したとしても、自治体に異議を唱えるということは、やめた方がいい」と言われた。
僕は、「同じような苦しみを味わう人をこれ以上増やしたくない」と言った。
ソーシャルワーカーさんは、「それは人事部局に喧嘩を売ったようなもので、
退職に追いつめられるだけじゃなくて、心の病になるかもしれないからやめてほしい」と言ってくれた。
やっぱり僕は、年内は、騙されたふりしてお試し出勤をこなすことにして、年明け後の復職を目指すことにした。
今後の作戦会議として、産業医との面談の際のアドバイスをしてくれた。
「産業医から聞かれたことだけ答えることにして、自分からの発言は慎むこと」と言われた。
前回の産業医との面談の最後に僕が言ったひとことを思い出して、確かにそうだと思った。
だけど、障害者がこれほど大変なことは事実だし、一刻も早く人事部局は理解するべきだと思う。
そのためのシナリオをこれから作って行こうと思った、騙されたふりをしながら・・・。