ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

涼しくなったけど、寒く感じる毎日です

2010年09月28日 16時11分24秒 | 日記
 僕の場合は、高次脳機能障害の症状の一部なんでしょうけど、体温調節の機能も低下しているようで、暑さはよく感じられないのですが、寒さに関しては過敏になってしまいました。だから、今年の熱中症で倒れるような気候よりも、秋、冬が辛くなってしまいました。今日も朝から雨が降っていて、今は止んだようですが、毛布をかけてパソコンに向かっています。

 ここのところの寒さが影響したのでしょうか、歩くバランスがうまく取れなくなっています。それだけではなくて、手のひらのひび割れがものすごく深く何ヶ所も発生してしまって、立ち上がるときに、床に手をつけて、体重をかけるだけでも痛いのです。手のひらで支えなければ立てなくなっているのに、これでは床から立ち上がるだけでも、一苦労です。元々ひび割れなど無かったのに。これはつらいです。

 そんなわけで、リハビリがちゃんとできなくなっています。大好きだったバイクにも乗れず、ギターも弾くことができず、写真も撮りにいけないのに。ずっと仕事も行けずに、家にこもりきりで、できることといったら、パソコンをいじること、音楽を聴くこと、食事をすることくらいなんです。
 でも、事故の衝撃で、右耳は聞こえなくなってしまい、味覚も弱ってしまいました。それに、手先の器用さもなくなってしまいましたし、記憶もなくなっているようです。
 そんな状態で楽しめることは、あんまり無いんです。ニュースを見ても最近は楽しいニュースはあんまりないし。ほんとに辛いです。

 ぼくは元々、曲がったことが嫌いだったし、ルールを守らない奴は大嫌いでした。その代わり、自分にとっても高いハードルがあるわけです。だから、交通ルールを守らない奴は大嫌いでしたが、まさか、そんな奴に轢かれて、こんな目にあうとは想像できませんでした。その轢いた車の運送会社も違法であるだけでなく、誠意もまったく無いんです。なんであんな会社が営業できているのか理解できませんし、本当に悔しいです。

 それだけではなくて、犯人側の保険会社の質も最低です。僕が意識不明の頃だったら、書類に僕が署名する代わりに、妻に代理で署名させるのは理解できます。でも、僕の意識が戻ってからも、妻に代理署名させてたんです。許せないです。所詮民間の保険会社なんて営利企業でしょうから、損をしたくないのはわかります。でも、やるべきこともやらずに出費を抑える必要があるのかな?

 寒くて、家の中でパソコンしかできないと、こんなに辛いことばかり考えてしまいます。ほんとに辛いですよ。事故前の体を返してよ!!事故前の脳みそに戻してよ!!!万が一のことを考えて、生命保険とかには入っていたけど、こんなに辛い日が来ること、実際に来ること、全く想像していなかった。


 今年は、退院後自宅で過ごす、最初の夏、秋、そして冬がやってきます。冬がどれほど辛いのか、冬をどうやって乗り越えるのか、全くわかりません。リハビリをどうやって続ければいいのかなんて、それこそわかりません。

 辛いよ!!!!

回復は諦めた訳じゃないんだけど・・・

2010年09月24日 23時32分23秒 | 日記
 振り返ってみれば、「高次脳機能障害」って、「知識」じゃなくて、「聞いたことがある」っていう程度だったな。それが、まさか自分に降りかかってくるとは思わなかった、それも「信号無視の大型車に轢かれる」ってことも、全然想像もしていなかったな・・・。

 でも、いざとなると宝くじじゃないけど、当たるものなんですね、クルマって。去年は、結局2回も轢かれてることになるわけだ。1回目は轢逃げで、2回目は轢逃げじゃないけど、信号無視の大型トレーラーに轢かれた。1年間で2回もあっていいの?こんな悲劇が2回も?

 今は休職してるから、一日中うちか病院にいるんだけど、全然楽じゃないよ、ほんとに。だってはたから見たら遊んでるように見えたとしても、リハビリだもん。家の周りの掃除やってたって、車洗ってたって、手と足が事故前と尾の滋養に動かないんだから・・・。本当にリハビリ続けることで、完治しないことはわかってるんだけど、どこまで回復するのかな?つらいよ。本当に辛い。

 今日は寝ることにしようかな。おやすみなさい。

本当に回復できるのかな・・・(涙)

2010年09月21日 20時02分22秒 | 日記
 最近は、僕を轢いた犯人は、今頃気楽にすごしてるんだろうな、って思う。悲しいけど。割り込んできたクルマを煽って信号無視するような運転手だから、最低限の人間性しかもってないんだろうな、って思う。

 それを雇っていた社長も、全く罪の意識が無いのがわかった。運送業として(別に運送業だけじゃないけど)、義務付けられている安全運転管理者が、全く機能していないという、愚かな運送会社であることがわかった。

 でも、最近思うのは、その程度の運送業者なんか掃いて捨てるほど、ごろごろいるんだろうな、って思う。だって、マナー悪いどころか、道路交通法違反のトラックの多いことには、改めて恐怖を感じる。その内の一人に轢かれただけなんだろうけど、こんなに被害が大きいとは思わなかった。

 多分、どこも働くところが無い元暴走族が、仕方なく大型免許を取って、トラックの運転手をやっているだけなんだろうし、そんな奴を雇う会社も、程度は低いんだろうな。

 もちろん、重傷を負わされて、危篤だったけど、死ななくて済んだのは、運が良かったんだろうけど・・・。僕の意識が戻って、死なないってわかったとたんに、犯人達は来なくなったんだそうです。意識が戻るまでは何回か来ていたらしいんですが、被害者である僕は、そんなこと知るはずもありません。むしろ意識が戻ってから、犯人は被害者に対して尽くすべきだと思う。

 それなのに、班員が僕に謝罪したのは、「入院中に一度くらい顔を見せろ!」と催促して、面会時間終了間際に来たときと、判決を言い渡される際の裁判所で、裁判官に見せ付けるように謝罪したときだけ。たった2回しか謝罪していないし、「申し訳ありませんでした」と、2回言っただけ。

 僕が死ななかったので、執行猶予付きの判決が言い渡されたので、イコール「無罪」と何ら変わらない。免許取り消しにもなっていないんだろうから、もしかするともう運転手として、よみがえっているかも知れない。あんな低レベルの運転手が、あんな低レベルの会社にいるんだろうから、また、運転しているんだろうな。

 でも、また誰かが轢かれることになるかもしれない。それは本当に避けたかった。だって、僕が轢かれる前に、あの犯人はすでに誰かを轢いていたんだよ!!それも免許取り消しになるくらいだったってことは、相当な被害を受けた人が他にもいたんだ、っていうことが辛いし、悲しい。

 そういう意味で、僕は、犯人を実刑に追い込むことができなかった、ということになる。そんな僕が、本当に回復できるのかな?って思う。別に、犯人が実刑になったとしても、僕が癒されるわけではないし、ありえないことだけど、たとえ死刑になったとしても、癒されることは無いんだろうな。

 そんなことを考えているうちは、回復は遅いんだろうな・・・(涙)。

精神障害者保健福祉手帳を取得しようと思うんだけど(2)

2010年09月12日 10時53分07秒 | 日記
 精神障害者保健福祉手帳を取得しようと思うんだけど、別に差別する意識は以前からなかったけど、まさか自分が取得する日が来るとは思わなかった。これを取得するとどのようなメリットがあるのか、どのようなデメリットがあるのか、また、取得するべきなのか、ということについて病院の相談室に言って聞いてこようと思います。もちろん聞いたとしてもすぐに理解できるかどうかわからないんですけどね。


 ここのところ回復してきたのかと思っていたんですけど、結構視力が一定しなかったり、視野がぐるぐる揺れ動いたり、記憶力や判断力が低下していたり、と回復とは逆方向に進んでいるような気がします。完治することは不可能だと諦めていますが、悪化することまでは想定していなかったんです。でも、歩行バランスとかもここのところ極端に低下していますし、心配だな。


 健常者の通常の成長とかであれば、一般的なことなので、誰に聞いてもわかることなのですが、高次脳機能障害の進展については、実際には、定型的なメニューはないから、お医者さんもわからない部分が多いんですよね。
 成人病には気をつけていましたし、バイクも安全装備については完全だったし、安全運転していたので、こんなことになるとは思いませんでした。健康体で老衰で死ぬ日が来るものだと思っていました。


 事故前は手先が器用で、自動車とか家とかに関しては大抵のことは自分でできていました。でも、今では満足にできません。何とかテレビの台を製作したり、手すりを増設したり、がんばってみましたけど、かなりレベルが落ちていました。
 違うところを切ったり、違うところに釘を打ったり、違うところにビスを打ち込んだり、と素人レベルでは合格なんでしょうけど、ぼくはプロレベルでできていたんです。自動車の整備も普通にできていたことが、今では洗車、ワックスがけがいいとこです。悲しいな。


 僕は家族の大抵のことは対応してきたつもりです。これからもそういうつもりでいました。でも今ではすっかり面倒を見てもらっています。妻がこういうことになったら、ちゃんと面倒を見てあげるつもりだったし。
 でも、それもできそうもないんだ、と思うと本当に悲しい。外見は普通に見えるのが、この障害の特徴ですから、ぱっと見は「がっちりした体格の男」にしか見えないんで、やっぱり杖は手放せないな。

精神障害者保健福祉手帳を取得しようと思うんだけど、有意義なのかな?

2010年09月08日 09時14分28秒 | 日記
 最近なんだけど、「精神障害者保健福祉手帳」っていうのがあることがわかりました。もちろん知らなかったはずはないんですけど、その記憶も高次脳機能障害で失われていたみたいです。わかりにくいんだけど、「身体障害者~~手帳」とは違うんですよね。そっちは取得は無理だろうなって病院の先生に言われてたんで、そっちは知ってたんですけどね。


 でも、この手帳を持つことで、「僕は障害者ですよ」と対外的に主張することになるわけです。こんな日が来るとは思わなかった。ましてやバイクの乗ってるときの事故で。


 だって、僕はものすごく安全運転だったし、おまわりさんにほめられたことが何回かあるんですよ。衝撃から保護する装備も完璧だって言われたんですよ。だから、信号無視の大型トレーラーに轢かれても命を失わずに済んだのでしょうね。最近のバイク乗りあたりだったら確実に即死していますよ、それも粉砕されて体はばらばらになっていると思います。それが避けられただけでも、重装備して安全運転してて良かったな、って思います。


 だって、半袖Tシャツ、半ズボン、サンダルなどの最近のバイク乗りがやっているようなカッコウで乗ったことは一度もありませんよ。そんな格好でバイク乗ってる子に注意してあげたことが何回かあったくらいです。その代わり、夏は猛烈に暑くなりますけどね。 あれ?話がずれちゃったな。


 「精神障害者保健福祉手帳」の話に戻りますね。高次脳機能障害が認定される可能性があることは、ネットなどで調べました。その手帳のメリットもいくつか用意されているのも確認しました。雇用の関係は、幸い僕は通勤中の労災扱いで休職していますから、戻る職場はあるから、これは、メリットにはならないんだけど、一般的にはすごいメリットですよね。とりあえず今度の診察のときに診断書をお医者さんに頼もうと思います。これがないと始まらないみたいなので・・・。


 やっぱり趣味が無くなっちゃったのは辛いですよ。復職して職場に戻るのは、社会人の義務ですから、そのための努力はしていますし、多分事故前のレベルまで回復することはできないと思いますけど、そのときは異動させてもらって、別の職場で働きたいと思います。でも趣味が無くなっちゃったんですよ。
 バイクは相変わらず好きなんだけど、廃車になっちゃったし、もう乗れないし。でも千葉テレビの「週刊バイクTV」は見てますよ。あの番組にでるライダーは着るものがちゃんとしてて、安全運転とかメンテナンスのこととかも紹介されるから、見ていて気持ちがいいんですよ。でも乗れない辛さがあるからいつも見ながら涙流し泣いてますけどね。


 また話がずれちゃったな。


 そういうわけで、体のリハビリは順調に進めています。でも、脳のリハビリも進めていますけど、回復すると喜びだけじゃなくて辛さも感じちゃうんですよね。まだまだ、回復のゴールは遠いって気が付いちゃうんです。


 でも、きょうもこれからリハビリの通院なので、がんばってきますよ!妻と一緒に出かけてきますね。