ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

今年1年のこと

2010年12月31日 17時43分44秒 | 日記
 僕の意識が回復したのが、正月明けですから、正確には、1年間は振り返ることはできないんですけどね。

 でも、事故に遭ったのが去年の11月で、それからしばらくして目が覚めたらしいので、家族は、それが意識が戻ったと思ったらしいのですが、どうも精神状態が事故前の状態ではなく、もっと狂暴になっていたらしいので、「どうか元通りになってほしい」と思っていたらしいのですが・・・。

 そんなことは、当の本人は、全く覚えていないから、無かったことにしてほしいなあ、と思っています。だって、ここでは書けないほどひどかったらしいですよ・・・。

 そういうわけで、僕が「あれ?なんでここにいるの?」、「なんで体が動かないの?」って、初めて気が付いたのが、今年の正月明けなので、そのときのことを「意識が回復した」と言うことにしています。

 だって、僕が知ってる人がお見舞いに来ても、手を挙げて、「あ、どうも」っていうよそ行きの挨拶しかしなかったらしいんです。だから、目が覚めていたとしても、僕の人格は戻っていない、ぼく風の人間がいたんでしょうね。

 でも、意識が回復してから、なんでこうして病院のベッドに寝ているのか、を説明してもらって、しばらくは理解できませんでしたが、動けないこと、脳の障害を負っていることが、わかってきてからは、ホントにつらかったです。「もう死にたい!」って思っても、動くことができないし、自殺することもできないんです。

 そこからいろいろリハビリを重ねて、「みんなが助けてくれているんだ!」って気が付いてからは、「死んだらだめだ!!」って思うようになったんです。

 だから、第2の人生のスタートを切った1年だったんだと思います。

 あれ?海水浴に行って、離岸流で、思いっきり沖に流されたときに、「もうだめだ」、「早く楽になれますように」って思った時に、偶然マットに浮かされた状態で流されてきた人が助けてくれたから、あれが第2の人生のスタートかな?

 でも、新たにスタートを切った年には間違いないでしょうから、そういう意味では、良い1年だったんだと思います。加害者側の対応には、呆れるほど、いやなこともありましたけどね。

 まあ、そんな風に、いろいろあった1年でした。あ、そうだ、紅白の「トイレの神様」楽しみだな。


 それではよいお年を!!

年末という気がしません

2010年12月30日 19時13分46秒 | 日記
 もうじきお正月なんでしょうね。でも、今年のお正月の記憶がないのと、時間間隔が無くなっちゃったから、お正月っていう気がしません。というわけで年末っていうこともよくわかりません。

 お正月とか年末とか、その言葉の意味が分からない、っていうんじゃないんです。その感覚がわからないんです。当然、以前であれば、お正月であれば、1年の始まりですから、新たな気持ちになって、その年に実現させたいこととか考えてたんです。
 でも、とりあえず、元通りになることが、僕の現実的な「希望」ですから、その「希望」の先にある「夢」みたいな目標なんか、考えることができないんです。

 そんなことを考えてるのも、脳には、良くないんでしょうね。やっぱり、意識回復してから、もうじき1年たつんだけど、その頃よりも、立って歩く時のバランスをとるのが、難しくなっているんです。

 見るテレビ番組とかも、福祉関係のものが多くなったりしました。でも、警察24時みたいな特別番組なんかは、相変わらずよく見てるんですけど、悪を働く奴らは特に許せなくなりました。なんだか、精神的に偏ってくるんでしょうね。僕は、正義感がものすごく強くなっちゃいました。

 もともと、正義感は強い方だったんですけどね。でも、それがさらに強くなってきて、特に障害者とか妊婦とか弱者に対する優先席みたいなのが電車の中にあるじゃないですか?それを、平気な顔して独占する奴は、許せないんです。だから、わざわざ、声に出して注意しに行くようになっちゃいました。体のバランスが取れなくなっているから、一発ぶんなぐられたら、すぐにひっくり返っちゃうんでしょうけどね。でも、許せないんです。

 なんで、こんな、税金も納めていないような、一般常識もわかっていないような、そんな奴らが、偉そうに座っているのが許せますか?!しかも、そんな奴らに限って、その優先席で携帯のメールを打ち始めたりするんですよ。あそこには、「携帯電話の電源は切りましょう」ってちゃんと、明示してあるんですよ!!

 だから、「ここになんて書いてあるか読めますか?」って最初に訊くんです。すると、普通は、杖ついた男が目の前にいたら、「あ、すみませんでした!」って言って、携帯電話の電源を切って、席を譲ると思いますよね?

 でも、違うんですよ。たいていの奴は、携帯電話をそのままポケットに入れるだけなんです!!

 僕は「携帯電話の電源を切れ」って言いたいだけなんですよ。まあ、席を譲られても、立ったり座ったりが大変だから、座りたくはないんですけどね。
 だから、「あなたは日本人ですか?」とか、「日本語は読めないんですか?」とか訊いたりするんですけどね。

 杖ついて歩いている人がいたら、道を空けますよ、普通は。僕だって事故に遭う前は、道を空けるだけじゃなくて、声をかけたりしてましたよ。それなのに、最近の若い奴だけじゃなくて、大人もそうなんですけど、空けないんですよ。

 僕も、視力が落ちているのと、歩くときに立つバランスがうまく取れないから、点字ブロックがあるところを歩くようにしてるんですけどね。それなのに、ぶつかってくるんですよ。そんなのが、一度や二度じゃないんですよ。

 こないだなんか、病院の診察室の前の廊下で、杖ついて、バランスとれなくなっているから、フラフラになって歩いていた時に、またぶつかってきたんですよ。これは50歳くらいの男だったかな?でも、見るからに丈夫そうな男でしたよ。

 高次脳機能障害って、外見からは分からないから仕方ないのかもしれないけど、僕は、事故の影響で、視力も落ちて、眼球の運動も低下してて、外傷も負わされているから、杖ついて歩いているんですよ。それなのに、優先席とか、点字ブロックとか、病院内とかも安心して歩けないんです。


 あ、もうこの辺にしておこう。あんまり、いやなことなっかり書いてると、脳に影響あるもんね。

 

 というわけで、高次脳機能障害の症状だと思うんだけど、文章の流れがちょっと変なブログで~す。

昨日のテレビ番組で感動!!

2010年12月29日 10時26分52秒 | 日記
 昨日の9時頃、実家の母から電話があって、「今テレビ番組○チャンネルに変えて!」って電話があって、すぐに切られちゃったから、とりあえず見てみた。

 そしたらスキーのジャンプの選手が競技中の転倒で、高次脳機能障害になっちゃって、それが回復して復活していくっていう番組だった。もう、この時点で大号泣!周りの家族らの支えと、本人の努力があってこその結果だよね!!


 その人が、病床で、チューブとかいろいろ繋がれているのを、実際の映像として放送してくれたんだけど、「あなたもおんなじだったよ。もっとすごかったかもしれないけど」ってうちの奥さんと子供が言ってくれた。だって、本人は意識がないし、目が覚めたとしても、まだ僕個人の意識が回復したわけじゃないし・・・。
 そのうえ、大腿骨のか骨折という外傷等もあったから、もっとすごかったんだろうとは思うけど。「それでも、支え続けてくれたんだね!!」って、また、うれしくなっちゃって大号泣しちゃった。


 テレビ番組の方に話を戻すと、さらなる事件が起きちゃったんだって。この復活を支えて結婚してくれた奥さんが、今度は子宮がんになっちゃった。なんで、こんなに不幸が重なるんだろう。
 でも、乗り越えられるから大丈夫だよ!!乗り越えようよ!!!!って、また大号泣。

 復活した旦那さんは、「今度は僕が支えてあげる番だ」って、復活後の好成績があるものの、引退して、奥さんを支えることに専念しようと、サラリーマンになったんだって。「精神的な苦労は分かっているから、それを支えてあげたい」って言うんだもん。「そうだよね、そうだよね!!誰かに恩返しがしたくなるんだよね!!!」ってまた感激しちゃった。
 それが、自分の奥さんになったことが、喜んでいいのかどうかわからないけど。でも旦那さんの経験は必ず活かされるから大丈夫!!がんばろうよ!!!


 って、感激して大号泣してたら、また実家から電話がかかってきた。「すごかったでしょ?でもあなたの方がもっとすごかったのよ。それが1年でここまで回復したんだもん!!だから、絶対に大丈夫!!!!」って言ってくれたから、また、大大号泣。「あ、あ、あ、り、が、ど、う(大号泣だったので)。」って言ったら、「あなたが、がんばったからここまで回復したんだけど、○○ちゃん(奥さんのこと)とか△△くん(息子のこと)が支えてくれたのよ(この時点で母も号泣し始めた)」って言ってくれた。でも僕は、「あ、あ、あ、り、が、ど、う」って繰り返し言ってたみたい。


 完治は無理だとしても、必ず回復するぞ!!見てろ~!!!!

 

すごいことになりました

2010年12月26日 17時56分03秒 | 日記
 僕の悲劇は、「信号無視の大型トレーラーに轢かれて、一時危篤で、命は助かったものの、高次脳機能障害などの重傷を負わされた」っていうことだけじゃなかったんです。


 意識が回復した頃、僕の上司がすごく怒っていたので、温厚な上司をこれだけ怒らせるということは、「犯人側の保険会社の対応も最低なんだろうな」とは思っていたのですが、これほど酷いとは思っていなっかたのですが、いよいよ相手が喧嘩を売ってきました。

 なんと、「弁護士を代理人にして、対応してきた」ということになったのは、それはそれでOKとします。最初の担当者は、通常の一般的な損保業界の常識する知らずに、しゃべり方も一般常識もなっていない、という呆れるほど低レベルの担当者でしたから。

 でも、この弁護士の対応が、また酷いんです。「なんで、こんなに偉そうなことを記載できるの?」というほど悪意に満ちた文書を送付するだけなんです。これって加害者側のやることじゃないですよね!?怒りを通り越して、笑えましたし、呆れました。でも、やっぱり脳にはストレスがたまるんですね。

 とりあえず、「第三者にこの事実を報告しなければ!」と思って、早速対応したんです。○○○に相談に行ったら、すぐに×××を紹介してくれました。すごく良い担当者さんでしたよ、どちらも。
 まあ、どこに報告したのかは、ここでは伏せておきますが、その担当者さんが、この弁護士からの文書を見て、ものすごく、怒りました。相談に行った僕がびっくりするほど、です。そのくらい、この弁護士には誠意がなかったんですね。


 この弁護士からの文書は、僕が見ただけでも、加害者側の代理人としての謝罪の意向が全く感じられない、猛烈に低レベルな文書だったんです。使っている言葉は丁寧な言葉なんだけど、ものすごく人相が悪いチ○ピラが、丁寧に「~~でございますっ!!」なんてことを言っているところをよくテレビのドラマとかで見ますよね。まさに、あんなかんじの文章なんですよ。

 悪質な弁護士とか、業者たちを見慣れているはずの担当者さんが、「これは酷い!!」ってものすごく怒り出したんです。僕としては、「同意したり、賛同してくれる人がいるんだ!!」ということだけで、安心できたんですけどね。
 ものすごく怒り出すところを見たら、これはもう、一般常識では考えられないほどの、低レベルっていうか、「なんでこんなやつが許可を持っているんだ!!」、「許せん!!」っていうくらい酷かったんでしょうね、中立の冷静な第三者から見ても。


 というわけで、高次脳機能障害の回復を思いっきり妨げられたんです!!だから目がぐるぐる回るのが、入院していた頃よりもひどくなってしまいました。

 これって、加害者側からの傷害罪、脅迫罪や侮辱罪なんかに相当するんじゃないかっていうほどです。


 ということであんまり書いてると、また、目がぐるぐる回ってきちゃうので、この辺にしておきます。もうすぐ正月だっていうことなんでうけどね。時間感覚が無くなっちゃったから、それもよくわからないんですけど。

 

高次脳機能障害の症状は悪化しています

2010年12月17日 08時52分06秒 | 日記
 僕は信号無視の大型車に轢かれて高次脳機能障害などの重傷を負わされてしまったんですけど、損害賠償は相手方の損保会社が対応したらしいのですが。

 今も対応していますが、対応した当初のことは、意識不明だったから覚えていないのですが、意識回復後、
職場の上司や妻、両親、病院から、「あの担当者は酷い。最低レベルだから代えてもらえ!!」って言われたんですけど、そんなこと、今まで意識が戻ってなかったから知るはずもないから、「はあ」としか言えなかったんです。

 でも、その担当者のレベルが低いのはすぐにわかりました。だから、すぐに「代えてくれ!」って言ったんですけどね、直接本人に・・・。

 今にして思えば、それが不幸の再スタートだったんですね。もちろん1回目のスタートは、信号無視の大型車に轢かれたことですよ、もちろん。

 損保会社に苦情を言っても、担当者だけでなく、その会社のレベルも低いことがわかっちゃったんです。これが3回目の不幸かな?でもこっちは高次脳機能障害を負わされて、右耳の聴力も手術で多少は回復しましたけど、完治はしていないので、相談するにしても、どこへ行けばいいのか、何をしゃべればいいのか、うまくまとめられないから、う~~~~~~~~~ん、ってなやんでたんです。

 そしたら、やっぱり高次脳機能障害では避けなくてはならないこと、「脳への過剰なストレス」がかかっちゃったんですね。もう、目はぐるぐる回るし、まっすぐ立っていられないし、歩くスピードが障害者よりも遅く、ついていけなかったのはショックでした。別に障害者を差別しているわけではありませんよ。でも、障害者って本人は本当に大変なんです。これは付添いの人も同じように思っているかもしれませんけどね。「障害者の付添は本当に大変なのよ!!」って。

 でも、一番大変なのは、障害者本人か?それとも付添いの人か?なんてことはどっちでもいいんですけどね。「あれ?話がずれてる・・・。」

 というわけで、僕の高次脳機能障害は悪化しているんです(どういうわけでしょうね)。

 あ、そうそう、消費生活センターから紹介された、そんぽADRセンターに、「僕が、保険屋からの低レベルの対応で、事故で負わされた症状が悪化していて、リハビリの効果が追い付けず、本当に辛い」って保険屋の対応を説明して伝えたら、「え!ええっ!!えええ~~っ!!!」ってびっくりされちゃって、さらに「申し訳ございません!!」って謝罪されちゃったんです。僕も、本当に謝らなくちゃいけない人は、平気で知らんぷりしてるから、「謝らなくていいんですよ~。ごめんなさい誤らせちゃって。」ってなんでかわからないけど僕が謝っちゃったんですけどね。

 でも、「損保会社の不適正な行為を指導して、是正・改善させるのが我々の職務ですから、いいんです。」って言ってくれたんです。あの担当者が、こんな人だったら、本当によかったなあ、って思ったけど、そんなことを話してたら、脳に疲れがたまってくるんですよね。今週はこれまでにないほど目がぐるぐる回っちゃってます。

 それで、「目が絶好調で、ぐるぐる回ってます。」ってリハビリの際の診察でお医者さんに伝えたら、「え?めまいがおさまったっていうこと?」って聞かれて、「あ、そうじゃなくてこれまでにないほど目が回ってます、あ、それ絶好調って言わないか?」って訂正したんですけどね。

 また、話がずれてるな・・・。今日はこの辺にしておきますね。それではまた。