GⅢ 大垣競輪 水都大垣杯
4日目(6月6日)
12レース決勝戦
並び予想 2-9-5 1-3-6 8-7-4
レース評
強烈ダッシュの犬伏が本命。快速ぶりを発揮して前団をひと飲み。犬伏の番手は荒井だが逆転候補は実績上位の佐藤と浅井だ。
利根輪太郎は昨日、 あえて浅井 康太選手を軸に車券を買った。
ベテラン選手の奮起・元赤パン選手の復活に期待したのだ。
それなのに、最終的に犬伏 湧也選手を車券の軸にしてしまう。
2-1 2-7 2-9の3連単で勝負する。
だが、犬伏 選手が圧勝する構図は実現しなかった。
期待された<本命ラインの捲り不発>これが、まさに競輪。
利根輪太郎を含めて多くの競輪ファンたちの甘い期待は、頓挫する!
1番人気 2-7(5・2倍)
結果 1-3 6,210円(19番人気) 1-3-4 5万7,050円(132番人気)
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
× | 1 | 1 | 浅井 康太 | 11.1 | 捲 | |||
2 | 3 | 松谷 秀幸 | 1車輪 | 11.1 | ク | |||
▲ | 3 | 4 | 菅田 壱道 | 3/4車身 | 11.1 | |||
4 | 6 | 山賀 雅仁 | 1/8車輪 | 11.0 | ||||
○ | 5 | 7 | 佐藤 慎太郎 | 1/2車輪 | 11.2 | |||
△ | 6 | 9 | 荒井 崇博 | 3車身 | 11.2 | |||
7 | 8 | 橋本 壮史 | 4車身 | 12.0 | B | |||
◎ | 8 | 2 | 犬伏 湧也 | 3車身 | 12.1 | S | ||
注 | 9 | 5 | 園田 匠 | 大差 | 12.4 |
戦い終わって
大垣競輪開設71周年記念水都大垣杯を制したのは浅井康太。
決勝を迎える時間には雨が本降りとなりバンクはしっかり濡れた状態に。沢山の傘を差した観客がフェンス越しに見守る中での決勝戦。早目に主導権を握ったのは橋本壮史ー佐藤慎太郎ー菅田壱道。浅井康太が単騎ながらも巧く中団へ。そのまま犬伏湧也より先に仕掛けて松谷秀幸らが続いていく。後方の犬伏は不発になり、浅井がしっかり前団を飲み込み押し切って優勝。続いた松谷が二着。佐藤の後位からゴール前伸びた菅田が三着。
優勝した浅井は「橋本君が行くと思ったし、そのラインに乗っていくのがセオリーですからね。もし松谷さんがあの位置主張してきても下げてくれるかなと。それでも下げなきゃ自分が下げてと。橋本君が落ち着いて駆けてましたね。犬伏君も来るのが厳しいだろうという感じで。脚を使いながら中団取って、(犬伏が)来る来ない関係なく、しっかり仕掛けて勝負と思っていました。松谷さんや山賀さんが自分を追っていてくれていたし、後ろにラインがあるつもりで仕掛けました。しっかり仕掛けられたのが大きいですね。自力で、力のある犬伏君を相手に勝てたのは気持ち的にも大きいです。今は中部の層も薄いし、強い気持ちを持って仕掛ければ、強い相手でも勝てると身をもって感じました。次の宮記念杯もしっかり準備して頑張ります」。
二着の松谷は「一回ジャン過ぎには詰まると想定していた。後ろに山賀雅仁さん付いてもらって、九着でもいいやと思って踏んでいこうと思っていたのに申し訳なかった。イメージしていた展開と違って、あんなに早くいくとは。二着でも内容が良くないので、宮杯には気持ちを切り替えて臨みたい」。
三着の菅田は「犬伏君と橋本君の同期対決を想定していた。橋本は絶対に踏むのはやめないと言ってくれていて。相手がすんなり引いたのでペースで駆けてくれましたね。三番手なので内締めに集中して追走。でも、後ろからの浅井さんのスピードが違い対応出来なかった。最後は山賀さん振りつつ、自分の位置を確保しながら慎太郎さんと被らないコースで。ハンドル投げた分、三着に届いた。今回はあまりごちゃついたりしない展開であまり仕事も出来なかったけど、付いてみないと学べないので良い経験になりました。宮杯までには自信もって前でと言えるように仕上げます」。
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