7/31(水) デイリー
「阪神2-3中日」(31日、甲子園球場)
阪神が中日に惜敗を喫した。2日連続のサヨナラ勝利とはならなかった。7月は9勝12敗1分け。2カ月連続の負け越しとなった。
九回2死から粘りを見せた。マルテが4番手の岡田から右線へ安打。糸原が中前へポテンヒットで一、三塁。二盗で二、三塁として打席には梅野。前夜の再現を待つファンは大歓声を送ったが、空振り三振に仕留められゲームセットとなった。
最後まで拙攻が響いた。中日の先発19歳の2年目右腕・山本の前に三回まで無安打。四回に先頭の近本が四球を選び、1死後に盗塁を決めると、この日38歳の誕生日を迎えた糸井が右前にはじき返す適時打で、1点をかえした。糸井は誕生日に高打率を誇っており、去年までの成績は30打数10安打。これまではホームラン、打点もなかったが3年ぶりの誕生日ヒットで初打点もたたき出した。
しかし、先発の青柳がピリッとしない。6回10安打3失点で降板し、要所で踏ん張れず主導権を握られた。初回はアルモンテの適時打で先制を許し、四回は3連打で追加点を奪われた。1点ビハインドの六回は1死から代打・藤井に初球を捉えられ、中前適時打で大きな1点を献上。今季7敗目を喫した。
青柳は攻撃でも、1点を追う五回に1死一、二塁から犠打を試みるも失敗。痛恨の併殺に倒れて、流れを引き寄せることはできなかった。七回に梅野の犠飛で1点差とするも、その後は中日の継投の前に得点を奪うことはできなかった。
カード勝ち越しはあすに持ち越し。今季初登板初先発する藤浪を援護するためにも、打線の奮起が不可欠となりそうだ。
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