▼核兵器や気候危機など人類が直面する課題に対して如何に向き合うかである。
「核兵器の先制不使用」の確立が期待される。
これは、核抑止力に象徴される「相手を信じることができない」相互不信に対して、斬進的かつ着実に歯止めかけつための提言である。
核兵器廃絶への信念を堅持しつつ、実行可能な一歩前進の目標を提示したのが「核兵器の先制不使用」の確立である。
そこには生命尊厳の視座がある。
▼世界的な課題を踏まえた上で、私たち人類に必要なものは「大志」であり、「希望」であり、また「責任を持った関わり」である。
生命尊厳の理念に基づいて起こす行動こそ、社会にはびこる「無関心」や「諦めの心」打ち破る一歩になる。
その行動とは特別なもとではなく、目の前の一人を励ます活動にほかならない。
人類は、強い意志をもって平和への行動を継承・推進することだ。