バイクと音楽を楽しむ前期高齢者

ロイヤルエンフィールドとグループサウンズ、カワサキWシリーズとグランドファンクをこよなく愛しています。 

20230531 カフェOTTO通信

2023-05-31 16:27:13 | バイクツーリング

練習生ライブは9人の練習生が演奏。練習生同士でバンドみたいに組み合わせたり、オットーシックスのメンバーなどが援助に入り、1時間半のライブを終えることが出来ました。

 その夜、アサノは舞鶴に向けて走りました。23:50出航の新日本海フェリーで小樽をめざします。まぁ色んな事がありました。原発事故で被曝して売り物にならなくなった牛を政府は「殺せ」という。「俺は牛飼いだ、牛飼いは牛を生かすのが仕事だ、そんなこと出来るか」と猛反発し、自らも被爆しながら360頭の牛を飼い続けている人が居る。そんな人の話を聞くことができました。

 バイクの具合が悪い。チェーンが緩んでいる。おかしいなあと思いながら誤魔化して走っていたのですがどうにもならないぐらいになってきた。よくよく見てみると後輪を止めているスイングアームという部品の溶接が外れているではありませんか!!!普通ならツーリング中止を即決する事態です。しかし後ろの木箱には魔法のグッズがあります。6本の結束バンドでスイングアームを上下から手前に引っ張ってやるとかなり安定しました。

 

 計画通りに帰り着くことができました。詳細は後日じゅんじゅんに。


20230508 カフェOTTO通信 東北ツーリング

2023-05-08 23:05:09 | バイクツーリング

5月14日はカフェOTTOで楽器練習をしている人たちのライブ、練習生ライブをおこないます。今回で12回。長らく続けてきたもんだ。出演者は10人ぐらいかな。

それが終了した後、23:45発の小樽行きフェリーで北海道に渡り、バイクで東北を下る計画です。今回の目玉は福島原発が爆発して放射線をばらまいて居住不可になり、出荷できずに殺処分しろと国に命令された牛飼いが反発し「死ぬまで面倒を見る」と飼い続けている牧場を見学すること。バイク地図帳、ツーリングマップルに掲載されていたのを元に検索した結果、「希望の牧場よしざわ」にヒット。電話で見学を了承していただきました。

福島原発の処理には100年単位でかかるといい、100兆円の処理費用も必要とされていますが、当事者の東電は金を払わず、税金で処理するという。

しかし現政権は原発を推進する方向。動いていない期間を換算せずに最長70年間も運転可能という無茶な方針で、結果責任は誰も問わない。

原発の結果がどうなるのか、この目でしっかりと見てきたいと思うのです。


ロイヤルエンフィールド初ツーリング・・・東北・6日目

2015-08-13 10:53:29 | バイクツーリング

給油記録と走行記録が先頭に来ちゃったなあ。

10月13日(月)  ☀時々☁  本日の走行距離=178Km
 お宿→ 朝日スーパーライン→ 村上→ 新潟→ 新日本海フェリー

 7時起床。計画ではすでに出発時刻だが、午前中雨が残るという予報なのでゆっくりと出発しよう。時間に余裕はある。空は全面的に雲に覆われてはいるが、降ってはいないし明るい。
 水場までは草地を歩いて120メートルほど。こんな時、ゴム長は重宝する。湯を涌かし、即席みそ汁で身体を温める。牛乳は初めて1リットルを購入。残れば持ち運んで休憩時に飲めばいい。旨くもない缶コーヒーより余程良い。確実に安く上がる。

 ふとエンフィに目をやるとリヤショックの所に取り付けてある荷台がボルトからズレて抜け始めているような形跡を見つけた。増し締めをして荷物をまとめる。林道の記述が少ないナビへの打ち込みに手こずったが、9時出発。
 林道への入り口に「夜間全面通行止め」という電光掲示板の表示があった。
通行止め!?朝日スーパー林道
 昨日のように途中で引き返していたのではフェリーの乗船時刻に間に合わないので確実な情報がほしい。山形県庁に連絡すると、鶴岡市の担当部局の電話番号を教えてくれた。そしたら「通ることはできません」と断言。
 天気も良くなってきたし諦めきれないので電光掲示板近くにある国土交通省新庄河川事務所を尋ねる。日曜出勤をしている職員は一人みたい。尋ねると「こちらの部局はその担当ではないのですが」と言いながらパソコンで情報を探ってくれた。結果は通行できるという。「ありがとうございました、自己責任で行ってみます」。と言って立ち去ろうとしたら「ちょっと待って」と言って携帯の操作を始めた。どこに連絡してくれたのか分からないが、数分待つと返事の電話がかかってきた。そして帰ってきた返事を聞いて通り抜けられることを確信したように僕に伝えてくれた。
 「お忙しい中、ありがとうございました」とお礼を言って立ち去ろうとすると彼、玄関まで出て見送ってくださった。山形ケンミンに感謝!

 継ぎ接ぎだらけの路面をゴトンゴトンと進む。その度にバイクは弾んでいるが、僕の心はもっと弾んでいる。計画するたびに「通行止め」で未踏の地であった朝日スーパー林道。10数年来の夢が今、実現するのだ。
 やがてトンネルが現れた。長くて暗くて細い、車1台が通れる幅しかない。途中に2カ所、離合のための膨らみが設けられていた。いやそれより路面がひどい。2本のワダチは深く、水がたまっている。
 それを過ぎると荒沢ダムのダム湖が現れた。ダム湖の北端に集落があり、キャンプ場や旅館がある。しばし休憩。

一服したらいよいよスーパー林道だ。いや、今はスーパーラインと言うらしい。森林資源よりも観光資源としての性格が強くなったので名を変えたのかな?

 継ぎ接ぎ舗装路がついに砂利道になった。路面に岩が露出したり、こぶし大の石があったりで気が抜けない。とりあえず路面ばかりに神経を集中させて進む。車体に負担がかからないよう、2~3速、時速30キロ程度で登る。
 雨上がりの緑が白い空に映えている。砂利道で後輪がジョリジョリと流れる感じが楽しい。日曜日だからか、時々対向車に出会う。

 左手に西大鳥川の清流を眺めながら進むが展望は開けない。
 山形県と新潟県の県境の直前から舗装路となる。朝日林道竣工記念碑とか案内図のある名無し峠で小休止。この辺から東側に大きく展望が開ける。どれがどの山なのか地図と照合するが分からなかった。でも全体が朝日連峰なのには違いないからよしとしよう。

エンフィ修理
 撮影を終えてエンフィを見ると、気になっていたリヤショック上部の荷台取り付け部が左側も抜けかかっている。こりゃあかんわ・・・修理を決意。積み荷をみんな降ろしてボルトを緩める。渾身の力を振り絞って荷台を押さえつけると「ガキッ」という音とともに取り付け部は元に戻った。

 道路は西側の山腹に張り付いているので新潟側の眺めはずっと東ばっかり。遠くに朝日連峰を眺めながら進む。それが逆転するのは林道がほぼ終点にさしかかる猿田ダムを越えてから。今度は右手に三面ダムを見ながら進むが展望は小さい。

いよいよ林道終了 ↑

 長い林道だったが、未舗装部は約15キロほどと短い。でもエンフィにとっては長く感じられた道のりだった。
 国道7号線に入り、13時30分、道の駅「神林」で休憩。サイドボックスから生ぬるくなった牛乳を取り出し、パックのまま飲み干す。缶コーヒーも飲んで14時出発。

 7号線を外れ、海岸沿いの国道113号線を選択。強い西風のため、海水が霧のようになって降りかかってくる。

 新潟港の位置が分かりにくく、出航1時間前の15時30分を少々過ぎた(汗)。しかし港はガランとしている。なんと1時間半ほど船が遅れるらしい。焦る必要はなかったのだ。
 18時乗船。バイクは15台。その内の10台がハーレーだった。
 酒を飲みながらツーリングレポートの下書きをする。食事は夕べの残りのハムと刻みキャベツ、新潟市内で調達したコロッケとポテトサラダ。あっ、ハシを忘れた!日焼け止めクリームのチューブをスプーン代わりにしてお食事再開。

10月14日(月) ☀   本日の走行距離=230Km(番外編)
 おふね→ 敦賀→ 朽木(くつき)→ R477経由 園部→ 篠山→ 吉川(よかわ)→ おうち

 東北本編を外れるが記載したい記事があるので「番外編」として記す。
 6時、フェリーあざれあは全力疾走したのか、出航が遅れたにもかかわらず、ほとんど定刻に到着した。
 いい天気だこと。国道8号線から高規格道路、国道161号線を時速70キロで疾走。
 最低気温8℃
 しかし寒いことだ。朽木村に至る上り坂の電光掲示板には「9℃」という表示が。東北では最低気温が13℃で、ほとんど20℃以上だったのに。
 7時30分、道の駅「くつき新本陣」で熱~い缶コーヒーを飲み、東北では着用しなかった防寒チョッキを着る。
 国道367号線は安曇川(あどがわ)沿いの谷。なかなかお日様が昇らない。

酷道を楽しむ
 8時30分、国道477号線と交差し、西へ。これが噂の酷道だ。四輪車だと切り返ししなければ曲がれないカーブとか百(もも)井(い)峠(とうげ)も楽しみだ。
 往復2車線の急勾配を豪快に駆け上る。トップバッター、前ケ畑峠の入口には「この先道狭し 車両離合困難」の看板が立ててあった。

 急勾配急カーブに加えて路面状態もろよろしくない。低速ギアを駆使して通過。
 次が百井峠だ。雪対策か路面維持対策かわからないが入り口部分はアスファルトではなく、コンクリートで舗装されている。両側には杉が立ち並びまるで林道。路面状況はさらに悪くなってきた。舗装のはがれやツギだらけ。そこに木の枝や葉が平気で落ちている。切り返ししないと曲がれないコーナーは地方道38号線との交点にあった。ヘアピンと言うほどではない。が、それでも車は曲がれない。道路が狭いのだ。
 ここから花脊峠(はなせとうげ)に向けて高度を上げてゆく。百井峠よりも路面状態は良いが「スゲエ!」という写真になっていないのが悔しい。

 峠を下ろうとすると、うっひゃああ!、15度の下り坂。別所の集落が見えてきた所からようやく普通の道になってきた。しかし酷道走行、大変楽しめました。


 府道366号線、地方道19号線を抜け、道の駅「スプリング日吉」で休憩。枝豆などを買い込み、篠山、吉川を抜けて12時45分、無事生還♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

roi


ロイヤルエンフィールドで日本半周 2014.5/19 長崎・熊本編

2014-07-18 21:46:37 | バイクツーリング

5月19日

お宿→愛野→島原(フェリー)→口之津(農道)→苓北→本渡(R26)→牛深温泉→牛深公園

潮井崎と言っても岬ではありまへん。山に張り付くように国道が走り、急な斜面にはミカンが栽培されています。左手に大村湾を眺めながら気持ちの良い走りができます。

 諫早から愛野へ。「ギロチン」の悪名高い諫早湾の潮受堤防が見られます。これができたせいで水が汚れ、漁業に深刻な影響が出たとして「開門」の判決が出されましたが、農民が反発しています。でも堤防作りに当たって漁民の大きな反対運動があったことを知らなかったとは言わせない。彼らの生活権を奪う形で農民は後から割り込んできたのですから。いずれにせよくだらない政治に翻弄されている民衆の縮図が読み取れます。

今回は国道を通らず、「雲仙グリーンロード」と名付けられた農道を通ることにします。先ほどの国道から解放されたような気分になる信号機のほとんど無い快適路。でもかなり急なアップダウンやコーナーは地図から読み取ることができませんでした。道路周辺の農作物に癒やされます。その農作物の名前を知っていたらもっと充実していたかもしれません。

島原はまゆう道路は名前から想像できないダイナミックな道路。普賢岳をはじめ、雲仙の荒々しい山並みが間近に見られます。島原南にある道の駅で一旦休憩。撮影にはちと苦しい天気。下の写真は「普賢岳」と書きましたが、平成新山かもわかりませんm(__)m

島原へGo!

再び雲仙グリーンロードを経由して島鉄フェリー口之津港に到着。島原に向かいます。1時間に1本就航していますので待ち時間は気になりません。乗船時間は30分間。車両はそこそこ乗っていますが人はごくわずか。あっという間に島原・鬼池港に到着しました。

これからのお目当てルートは未踏の地、苓北と本渡を結ぶ下島北部広域農道(山中路)とr26ロザリオライン(海岸路)です。とりあえずR324を西へ。

5キロほど走ると通詞島という小さな島があり300頭のイルカが生息しているらしいです。イルカに興味は無いけど一周しても2キロほどの島なので行ってやれ。ほとんど1車線のコンクリート舗装。海水を使って製塩をしている所がありました。(販売していたと思う。買わなかったことを後悔)

苓北から広域農道に入ります。周りに農作物があまりありません。それどころか勾配の急な上りになります。こりゃ林道でしょうが(>_

 

ロザリオラインを快走

渋滞気味の本渡市街地を抜け、R26へ。2車線が1.5車線になるのは想定内。左手にベタ凪の海が顔を出しました。

長島や獅子島までは5キロメートル程度しか離れていないのでまるで海の箱庭のよう。ぽかんと浮かんだ小さな漁船や行き来する船のシルエットが絵になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

観光客なんて誰も居ないけど14:30から15:30まで、夢のような1時間でした。

小森海岸へ

牛深温泉センター「やすらぎの湯」で1時間過ごし、さらに南の小森海岸へ向かいます。ここは「単車日和」で「beeno」さんが紹介されていました。牛深市街から5キロ足らずなんでしれてると思いつつ南進。実はこれは「慢心」。ハイヤ大橋を渡ります。この橋はループを描いたり橋のど真ん中に信号機付き交差点があったりと他では見られない形状です。かなりスリルがあります。

 急勾配と細かなカーブの連続で思ったように進めません。30分ほど時間がかかりました。小森海岸は「日本の夕陽百選」に選定されているということですが、それを見てから宿泊予定地の牛深公園に帰ると真っ暗になってしまうのでやめました。下の写真は烏帽子抗跡。良質の石炭(無煙炭)が採掘されていましたが、湧水のため事業は数年で停止したとあります。

 市内で食料調達後、牛深公園へ。まだ散歩客もいるのでテント設営は後にしよう。ちょうど東屋があり、前回はこの中に設営しました。前回のダンロップはギリギリ設営できましたがコールマンはスペックこそダンロップより10センチ狭いのですが、実寸は広くて東屋に設営は不可能です。

職務質問(゜o゜;

キビナゴが旨い。しかもこれだけの量があって¥123だもん、嬉しいです。一人で大宴会中、パトカーが接近。嫌な予感がしたが、やっぱり停車して二人の若い警官が寄ってきた。実は1時間ほど前、通行人と目が合ったが、不審な顔つきでこちらを眺めてはった。恐らく「不審者情報」が届けられたのでしょう。

 ここにテントを張って翌朝、長島行きのフェリーに乗るつもりであることを告げ、旅行中の身であることを理解していただいた。多分彼らもそんなことは見ただけで承知しているのでしょうが、寄せられた情報に対しては説明できるようにしておく必要があったものと思います。

 「では気をつけて・・・」と、親切な言葉をかけて頂き、ここに晴れて警察のお墨付きを頂いたということで安心して飲み続けるアサノでした(笑)

 

 

 

 

 

 

5月20日 ☂☂☂(=_=)

お宿→長島→出水(ビジネスホテル泊)

翌日は朝から雨。テントをたたんだ直後から降り始めました。不幸中の幸いです。牛深から長島までフェリーで渡ります。but雨は連続的に降り続け、やむ気配はありません。

黒瀬戸大橋を渡って九州本土へ。出水(いずみ)市街へ入ったら雨はますます強くなります。こりゃいずみじゃのうてしゅっすいですねえ。やる気が失せ、スーパー散策。ツーリングレポートの下書きを一気に進めます。密かに雨がやむことを祈って・・・。

butやみそうにもありません。ここで人生初の体験をすることになります。ツーリング中、雨が降れば・・・1、安全そうな橋を探す。2、人里離れた公園の東屋を探す。3、テントの周りに溝を掘り、雨水の侵入を防ぐ・・・。しかし現在の僕にそんなことをする体力的な余裕がありませんでした。かくなる上はビジホ!カーナビ、ゴリラで周辺を散策すると、朝食付¥4.500が見つかり、電話で予約。今後はこのような形態も増えるかもしれません。


ロイヤルエンフィールドで日本半周 5/18 福岡・佐賀・長崎

2014-07-17 19:01:23 | バイクツーリング

  5時30分起床。薄曇り。下が平らでなかったので背筋や腰が痛む(>_<)。R211を南下。田園風景が良い。

 道の駅小石原で小休止。おじさんがバイクを眺めながら話しかけてくれた。昔は神戸に住んでいたというのでローカルな話などで盛り上がった。ついでに僕のコレクションにも入っていただいた。

県道52号線、棚田ロードを満喫

小石原から10キロ弱の所でR211と分かれ、県道52号線に入る。交通量は皆無、2車線の田舎道となる。特別な観光施設はないが、こういう道は気負うこともなく走ることができ、それだけで十分楽しい。

 

  星野村には日本の棚田百選に認定された「石積みの棚田」がある。山の斜面に沿って上下の高さがすごい。40mmの画角がまたもや厳しい。かくなる上は看板の写真を撮って撮影したことにしよう。

 両脇に茶畑が広がり始めた。八女(やめ)茶だ。道端には直販店がたくさんあった。日本茶喫茶というものがあったのだが通り過ぎてしまった。惜しいことをした。

 八女市外に入ると信号機だらけ。R442はなぜか90度クランクが多くあり、本当にこれが国道なのかと疑ってしまう。佐賀市の南側を通過。麦畑が広がっている。今が収穫期なのか、田んぼは黄金色に輝いていた。

  R444も90度クランクが多い。河口近くを走っているので川幅があり、海に近いが、水が泥色。思っていた以上に交通量が多い。鉄橋が上下する構造みたい。↓ 船を通すためだな。

  鹿島から東彼杵(ひがしそのぎ)へ渡り、そこから海岸国道R205を再開へ。左手に大きな建物が見える。経営破綻したテーマパーク、ハウステンボスだ。長崎県はこの地周辺にカジノ施設を作ろうとしているらしい。ギャンブル大国の日本にそんなものを持ち込もうという考えが分からない。金のためなら何でもするってことやね、嘆かわしい。

  西海に入ると左手に大村湾の眺め。大小の小島、半島がおもしろい。道端にグミが生っている。これは野生か?個人の敷地から生えているが道路に出た分は道路の持ち物、つまり道路を走る僕のもの・・・どうも拡大解釈だが、集団的自衛権ほど野蛮ではなかろう。美しい。舌先に渋みが残る。これが良い

 

 

 

 

 

 

  西海から山越えルートを選択。r229、r204を南下。かなりのアップダウンでエンフィールドはしんどそう。時津町の渋滞に巻き込まれながら潮井崎公園へ。これが非常にわかりにくい。長与町から2キロ程度の所に小さな看板があり、そこから細道をクネクネと下ってようやくたどり着いた。このキャンプ場は無料だが、契約書を書いてから水道栓の鍵をもらうことになる。海岸沿いで海を隔てて山に沈む夕陽が美しかった。


ロイヤルエンフィールドで日本半周 5/17 山口~福岡

2014-07-16 13:03:20 | バイクツーリング

今日のコース

お宿(r63、r8、R376)→徳地→山口(r6)→宇部(R190、R9)→下関(北九州都市高速)→中間→直方(nojuku)

 今回使用したテントは一昨年秋に購入したコールマンタビト(¥29.800)。15泊使った。1泊あたり¥2.000。まだ元は取れていない。上から見ると「曲」の真ん中の横棒を抜いたような特殊な形状をしている。前後はほぼ直角に立ち上がっているのでスペックよりも広く感じる。しかし普通のX型と比べて設営に時間がかかる。ペグなしでは自立できない。

  

 朝食から野菜全開!1日350グラム摂取を目標にする。

 r63、r8を北西へ。交通量の少ない田舎道は爽快だ。特に田植えの終わった田んぼを眺めながらゆったりと流すのは最高。季節を選んだ私の勝利だ

 R376も同様、走っているだけで嬉しくなってしまうような道。島地川ダムで小休止。なんとこの国道、ダムの上を走っている。こいつは珍しい。下流側から上ってまた下流側に下る。そんならはじめからダムの下を走ればいいと思うのだが・・・。

 

 徳地を越え、山口でR376は終了、ここから西はR9となる。バイパスではあるけど、信号が結構多く、それまでの爽快走行とまったく違う走り、苦痛だけの走りを余儀なくされる。写真を撮る意欲もわいてこない。

 山口市を抜けるとr6となる。これは高規格道路、高速並みの道路だ。宇部からはR190を西へ。相変わらず信号機は多いが、高速道路に逃げるほどでもないのでそのまま下関まで進む。

 北九州のバイク屋さんで後輪タイヤの入れ替えをお願いしているので関門橋からそのまま北九州都市高速で黒崎ICへ。この道路、自動二輪は全線¥500。

 入れ替え終了後、中間市の温泉(¥300)へ。この辺にはキャンプ場がないので直方の遠賀川にかかる橋の下でnojukuにするつもりだった。しかしお目当ての場所は何かのイベントで数多くのテントが並んでいる。別の場所を探したがなかなか良い物件に当たらない。夕刻になってきたのでかなり妥協して設営。草が多いなあ。

 調理できる環境にないので夕食は 出来合の物だけで我慢。鶏皮せんべいはスーパーの中で地元の女子高生が推薦してくれた。おっ、漁師の寿司が半額だ♪ ボケてはいるが手前のタマネギ天、少し炙ってやるとタマネギの甘さが際立つ逸品。楽しい夜になりました。

 

 


ロイヤルエンフィールドで日本半周 5/16 山口編

2014-07-14 16:25:41 | バイクツーリング

晴れた♪ 3日目にして初めて快晴。こんな写真を並べたくもなるよね。

 

 

 

 

 

 

 

8:00出発。森林公園だけあって、左右の緑が目にしみる。交通量がごくわずかのR434最高地点、標高776メートルの松の木峠を越えると山口県だ。

「寂地峡」(じゃくちきょう)の看板が目につくようになった。当初の予定にはなかったが、国道からそう離れていないので行ってやれ。大きなログハウスの管理棟で峡谷の地図をもらってから散策開始。日本の滝百選とか全国名水百選の看板が見られる。民家も工場もなく、素晴らしい環境であることは確かだ。

日陰が有り難い、うっそうとした散策路を進む。平坦な道が次第にキツい上りになってきた。それとともに幾つもの滝が現れ、格好の撮影対象となる。しかし!!!ズームがなく、40ミリの画角では全体を納めることは不可能。くやしいのでシャッター速度を変化させて楽しもう。

最後の上りはこれでもかというほどの勾配。登り切ったところに管理事務所の看板が。「Cコースには桟橋あり。婦人老人には危険です。おあきらめください」。確かに僕は「前期高齢者」です。だが、こういう書き方をされたら挑戦したくなりません?というわけでCコースへGo!

最低高1.6メートルという手彫り風のトンネルを越え、さらに奥へ奥へ。かなり歩いた所で針金に引っかけられた「Cコースは通行禁止!!」の張り紙が・・・。なんということだ、元の三叉路までトボトボと引き返すアサノ。そういう張り紙は三叉路の所でやっとくべきだよ(--#)。

R434,R187,R2を経由し。玖珂へ。ここにはいろり山賊という大きな炉端屋(と言っていいのだろうか?)がある。店舗はすきま風だらけの旧家。超ド級のおにぎりが売りの一つみたいだ。昨年訪れた時、ビックリした。老人もご婦人も当たり前のような顔をして山口ケンミンは巨大なおにぎりにかぶりついたのだぁ!今年は外観だけにしよう。ま、一年中お祭りといった雰囲気を楽しめるだけでもいいかと思う。

今宵のお宿は平生(ひらお)にある無料キャンプ場。テントサイトと受付の場所が数キロ離れているから要注意。設営して荷物を置いて軽装で出発。 周防大島一周だい♪

ベタ凪の瀬戸内海、そこに浮かぶ大小の小島を眺めながら右回りに進む。道路は2車線と1車線を繰り返す。山口県のガードレールは印象的な黄色。楽しい散策でした。

さあ、晩飯だ。今日は力寿司のジャンボ寿司を食ってやるのだ。注文して出てきたその大きさは経験のないものだ。いろり山賊といい、力寿司といい、山口県民は何でもお祭りにして楽しんでるのかな?味の方は期待していなかったが、想像以上の旨さであった。このサイズとなると少しでも生臭かったら食えんもんね。

 この寿司、どうやって食うのか不思議だろう。なんと、果物ナイフのような小さな包丁を渡された。案の定切れない(>_<) ネタをシャリから外して自分で切って食う。そんなのなら最初から切れていればいいじゃないか・・・でもそれではジャンボにならんから、味より形を採った。そう、みんなお祭り。これでいいのだ←(赤塚不二夫風)

 


ロイヤルエンフィールドで日本半周 5/15 広島山中走行編

2014-07-11 10:30:38 | バイクツーリング

朝から霧雨が降っている。萎えるな・・・。カッパを着込み、帝釈峡、神石高原(じんせきこうげん)を越え、世羅高原ふれあいロードを西へ。まっぷるは「快走路をを独り占め」なんて書いているが、言い方はあるもんだ。知らなかったけど、世羅高原はお花でいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

r52を西へ。美しい田舎風景が良い。交通量もごくわずかで、こんな天気だが目を楽しませてくれる。さらに西へ、千代田温泉を目指す。昨年妻と宿泊した宿は1泊2食付きで2.500円という超安価な設定。しかも温泉だぞ!夕食時、別料理を頼んだのに、その料金がつけられていないことを帰宅後に知り、今日は代金を払いに行くのだ。建物全体を写そうとしたが40mmのこの画角では無理なようだ。あ~広角レンズを持ってくるべきだった。

 

料金を払い、走りやすいR433を進む。道の駅とごうちで休憩。道の駅の向かいに数件の食べ物屋さんが店を並べている。ログハウス風というか、民芸風というか、風情のあるかわいい店舗だ。昨年ここで食べた醤油ラーメンが旨かったのを思い出し、注文。だいたい旅の思い出は美化され良い思い出だけが残る傾向がある。細腕の女性一人で切り盛りしているがその姿からは想像できないほどのパワーがある。おおいきなヤカンを片手で持ち上げたり、茹で上がった麺をザルに思い切り叩き付けるように水切りしたりと、はつらつとした仕事ぶりが気持ちいい。出されたラーメン、美化された思い出ではなく、本当に旨かった。食後、誰もいない店内でしばし談笑。

 

 

安芸太田町に日本棚田百選の井仁の棚田(いにのたなだ)の看板を見つけた。近くなので立ち寄ることにした。植え付けられたばかりの棚田、祖先はこのような不毛な山を開拓し、食料を得てきたのか。あらためて日本人とコメとの太いつながりを感じる。しかしそれもTPPに参加すると、観光資源としての意味しかなさなくなるのだろう。それにもならないか。

このレンズで棚田をとらえても20枚ほどしか写らない。ここはしっかりと目に焼き付けておこう・・・と言いながら帰ってから写真を見なければ思い出せない、性能が悪い僕の頭のメモリ(-_-;)

 

 R191から走りやすいR433へ、そして酷道488号線へ。かなり時間がかかったよ。

 

 17:00、本日のお宿、広島県立もみの木森林公園キャンプ場に到着。オートサイト4.700円、フリーサイト1.000円。無論フリーサイトを選択したが、宿泊客は僕一人。どこがオートでどこがフリーなのか、後日になっても分からなかった。

初めてタープを使用。設営には時間がかかるし荷物になるし、長距離ツーリングには向いてないな。

 


ロイヤルエンフィールドで日本半周 5/14 岡山広島編

2014-07-11 06:43:58 | バイクツーリング

 

 全面的に退職して日本半周ツーリングに出発。

三木→加古川→姫路→R484→備中高梁→新見→帝釈峡スコラ高原オートキャンプ場(¥1.000)

 

 5月14日、愛車ロイヤルエンフィールドの荷台を改造し、大量の荷物を積んで出発。オドメーターは9200km。

 

   R484を西へ(快走♪)

 道の駅がよう。ここでオリンパスE-PL1の標準レンズが破損。以後、40mmの中望遠レンズでの撮影となる。厳しい(>_

 

 職人の店で買った豚皮手袋(¥616)。パサパサしていたが皮用クリームを塗り込んだらしっとりとして使いやすくなった。

神郷町にある親子孫水車は「日本一」とされている。

 

 

 

 

 

 

 

帝釈峡スコラ高原オートキャンプ場(¥1.000)。こぢんまりとしたサイト。初日は一人ぼっち。降り続ける雨の中、炊事場にテントを張りました。キャンプ場宿泊客には温泉の割引券がもらえます。

全天候型半長靴。重い、蒸れるという欠点あり。だが、降雨時に足先がベチョベチョになるとすごい敗北感があるので背に腹はかえられない。


ロイヤルエンフィールドで日本半周 6月8日・・・結局北海道も大雨

2014-07-09 08:37:11 | バイクツーリング

びしょ濡れ北海道

 アクアガーデンホテル函館・・・バイクは屋内駐車場に駐めさせてくれたので荷物は積んだまま。ラクです。しかしダラクだなあ。今まで雨が降ったら橋を探したり、炊事場にテントを張ったりしてたのがビジホとはアサノ、劣化しとります。

 朝から雨が降ったりやんだり。カッパを着て出発。高規格道路が整備されているので函館は簡単に抜けることができました。道の駅森で小休止。大きなトマトをGET。

  海岸線を走るR5を北上。どうにもならないほどの降りになってきました。それに寒い。

  長万部(おしゃまんべ)から山中走行。道の駅くろまつないで休憩。雨が上がってきました。この道の駅は大勢の人で賑わっていました。なかでも手作りパンが大評判なようで、レジには長蛇の列。店内で食べられます。

 

 愛車に目をやると・・・また荷台の取り付けが緩んで外れかかっていました。荷物を全部降ろし、一旦ナットを緩めて思い切り体重をかけてガキッ!とはめ込んだ後、締め付けます。

 これは小さな荷台を改造し、後ろに長くしたので相対的に前方のこの部分が浮きやすくなったものと考えられます。

 1時間少々の休憩と修理タイムでした。出発時に雨は上がっており、道路も乾いてきたのでカッパを脱ぎました。

 小樽には18:00に到着。出港まで3時間ほどあるので市内散策。

 翌21:00に舞鶴着。高速道路が福知山ICまで通行止めなので下道を使わなければなりません。吉川ICあたりからまた激しい雨。せっかくかわいたカッパもまたびしょびしょ。帰り着いたのは翌0:30。総計5.000キロあまりのツーリングでした。

  前半の中国、九州の詳細はまた後日。それでは(^.^)/~~~