米の値段が上がっています。それだけではありません。洗っている最中に気づいたのですが粒の大きさが揃っていないし割れたり欠けたりした物が多く混ざっています。すぐに吸水するのですが炊き上がれば土鍋の底にくっついてしまいます。
そして旨くない。そりゃそうだ。こんなに粒が揃っていなけりゃ上手く炊けません。海原雄山が招待されてご飯を頂き、その旨さに驚いた。理由を聞くと一粒一粒の米の大きさを揃えて炊いたということでした。どうりで旨くないわけだ。
米の値上がりは減反政策を続けてきた自民党農政の責任だと思います。輸出企業から汚れた金(企業献金)をもらい、自動車や電気製品などを輸出したい大企業言いなりの政治を続けてきましたが、輸入諸外国はその見返りも欲します。つまり「日本は農産物を買うべきだ」。それに歩調を合わせて農産物の輸入を増やしてきたのです。スーパーでは外国産の食い物が実に多い。
家庭菜園を40年近くやってますが、種はすべて(自分の知る範囲では)外国産です。キュウリは中国、トマトはブラジル、二十日大根はイタリア・・・。日本人の胃袋、外国に握られてる。
貧乏人は外米を食え 米を作っている農家の時間給は100円!時には10円!!!これでは子どもに「後を継げ」とは言えないということでこの10年間で46万戸の農家が減少しています。米作農民の平均年齢が70才にもなっているのが現状です。このままではあと10年もすれば国産米はごくわずかになってしまいます。しかし政府や大企業などの金持ち階級はそれでも困らない。自分らは国産米を食って国民には輸入米を食わせようという魂胆なのでしょう。
初めて体験したマズい米で、その理由と対策が分かってきました。理由は上記の通り、対策は減らし続けてきた農林水産予算を増額し、直接農家を支援する事(25年度予算は2.3兆円)。財源はブクブクに膨れ上がった軍事費(25年度予算8.7兆円)をほんの少し減らす事。それと、自民党には投票しない事。
小泉進次郎議員は「企業献金が悪で個人献金が善だという立場は取らない」というような事を言っていました。企業団体献金がマズいから政治改革をしましょう、税金で政党助成金を作り、すべての政党に渡しましょうとなった事を知らなかったのか?!
ちょいと腹立たしさで書き殴ってしまいました。