常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

今そこにある嬉嬉

2007年02月27日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
目はクシャクシャ
鼻はクチャクチャ
乾燥して髪はモシャモシャ

どうも季節の変わり目に弱い。
この気候悪すぎ!とボヤくものの一日の回転は早いもので
飯食っておこうかなと気分になる。

これといって何を食べたい訳でもなく徘徊する。
ご飯物を食べたいといえばそんな気がするし麺物でもいい気がする。
パン物は昨日食べたから辞めておこうとなるものの、最悪の場合はいいかなと思う。

もはや栄養を吸収さえすれば良いのかよっと
自分で自分にツッコミを入れてもう少し漂ってみる。

インド・パキスタン料理屋前の行列を横切る。
なんだじゃらほいと思い近寄ってみる。
すると
「いらっしゃいまて~」
と店の親父が注文を聞いてきた。
これでいいかなと勘が働き
カウンターに寄りかかってメニューをみて
ランチ弁当の中でダルカレーを注文した。

列を並ぶ間暇なので
カウンターから調理場を覗いた。
パンパンと生地を叩き伸ばし焼き、何かをはけで塗っている。
なんなのかと不思議がっていたらば、ナンだった。

…。

ナンに敬意を表している傍でどこぞのOL二人が
「今焼いていて手際悪い」とあたかも聞こえるように喋り、携帯電話を打っていた。
絵文字が見えたので公用で打ち返しているのではないのだろう。
後ろを見れば殆んどが携帯電話で遊んでいる。

僕は今仕事マンではないから昼休みに関して、とんと疎いのだが

昼御飯を楽しむってのは味と値段だけで幸せなんだろうか
上司や友人と会話を楽しむ時間が大事だから早くしたいのもあるだろう。
しかし生で目の前で作っている現場を見るのは次に無いかもしれない。

縁日でたこ焼きを買うとしよう。
注文数を言ってお金を渡して焼き上がるの待つ。眺める。
時々自分自身の不安なこととかが、ふと頭を掠めてあーだこーだ考えつつも
今はどうしようも無いことだと割り切る筈だ。

仕方ないので調理に目を向けると

おっ!ここのはタコが大きいな。親父さん転がすのうまいな。あーその隣の取ってもらえないかな~

そうやって気持ちが高揚した経験はあると思う。これぞライブの感覚。

金額=美味しさではない。食事は金額を払うに値する技量を見ないと楽しくないと思う。

食事の結果ばかり求めていて、そこにつくづく嫌気がさすようであれば店員と距離が近い店をお勧めしたい。
観ていて一緒に自分も手を動かしてしまったら
是非、休日作ってみよう。

機能性

2007年02月27日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
ジャンパーと言い方は今は古いかもしれないが、敢えてそう呼びたい。
スノボをやる人が上に着ているのを想像してもらえばいいだろう。
どこぞのアウトドアショップで買ったわけではなく、中学の頃にユニクロで買ったものを使い付けている。
あの頃のユニクロは今のような企業展開はしてなかった。その後にフリースブームが到来するので僕のなかでは、販売されることはない初期ユニクロを、今も着続けているのがちょっとした自慢でもある。
そしてチャリを乗るときは風を遮ってくれるからちょうどいいのだ。
さて今日も東京23区。用事を済ませたらば何を見ようか、これぞツマラナイモノって何処かにある?