昨夜、2022年度の人権教育講座が富田ふれあい文化センターで開催されました。
この講座は高槻市教育委員会が主催で、「富田・赤大路地域人権教育推進委員会」が協力団体として位置付けられています。
今回のテーマは「考える子が育つ保育~主体的なあそびや生活を大切に~」で、大津市志賀北幼稚園の大矢明園長にご講演を頂きました。講師の大矢さんは、生まれが赤大路町で、第四中学校区で講演をすることに特別の感情を持っていると話されていました。
講演会では、子どもたちの保育において、明確な子どもたちが主体的に学べるための教育目標を定めて、そのための必要な環境設定が大切である。また、教育は「教える、育てる」ではなくて、子どもたちから「教えられる、ともに育つ」ということを教師や保育士、そして親が認識し自覚することが必要であると話されました。また、志賀北保育所での保育実践の映像で、子どもたちの主体的な学びにこだわった保育内容が紹介されました。
さまざまな取り組みにおいて、「楽しめること=意欲につながる」このことを念頭に保育教育に取り組むことの大切さであり、同時に子どもたちと一緒にかかわる保育士・教師・親も楽しむことができることがポイントであると話されます。
今回の講演会には、校区および周辺の保育所・幼稚園の先生方や校区の学校の先生方が参加されました。今回もコロナ禍ということで、本来200名収容する会場を70名に縮小しての開催となりましたが、参加された方々には多くの学びがあり、自身の実践につなげることができるものになったのではないかと思います。
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