2014年3月1日、早春ふれ愛トークが開催されました
早春ふれ愛トークが開催されました。
テーマは「もの忘れが気になったら -認知症の早期発見・早期治療ー」。
講師は医大教授で藍野病院長でもあられる杉野 正一先生です。
なぜか荒天のイメージがある?当富赤主催イベントですがこの日は曇りです。
ええ、確かにその日の晩には雨が降りましたが
それよりも困ったのは会場である赤大路コミュニティセンター前の道路がまさかの道路工事
富赤スタッフが迂回の為に工事現場以遠の道路で看板を持って立ち、
会場までの案内をさせていただきました。
編集部員T、卒業後すぐに事務職に就いた為
大変貴重な経験でした
10:00スタート。
会場はいっぱいで、急遽追加で丸イスを用意したりなど
嬉しい悲鳴です。
オープニングはサニースポットの河野みゆきさんのピアノ演奏。
皆で演奏にあわせて「故郷」を歌ったり、杉野先生のお好きな曲が演奏されるなど
会場が和みます。
講演内容は認知症について、基礎から診断・治療などお話しいただきました。
編集部員Tは実は医療事務をやっておりますのでだいたいわかりましたが
一般の方々には少し難しい内容や用語が含まれておりました。
難解と思われる事柄をいくつか補足しておきます。
*アリセプト錠…アルツハイマー型認知症の治療薬。実は添付文書(薬の説明書)には
「本剤がアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない。」
とあります。何やら不思議な言い回しですね?
*点数…保険点数のこと。保険診療として認められているものはすべて点数が設定されています(1点=10円)。
点数や保険診療の対義語は自費(自由診療)です。
*PET…ポジトロン断層撮影法。目印となる薬剤を投与し、その薬剤の動態や集積場所などを検出して撮影する方法。
悪性腫瘍や心疾患など保険適応の範囲は狭く、現在のところ認知症の診断には認められておりません。保険点数は7000点~。
126名もの方にご参加いただきましたありがとうございます。
これからも皆様のニーズに沿った講演を行っていきたいと考えておりますので
ご意見ご要望などお寄せください!