goo blog サービス終了のお知らせ 

生命の言葉

神様を知り、信仰の種を育てましょう

サム下14 ヨアブとアブサロム

2016-01-10 03:05:13 | 旧約聖書10サムエル記下
サムエル記下14章

ゼルヤの子ヨアブは王の心がアブサロムに向かっているのを知った

そこでヨアブはテコアに人をつかわして、そこからひとりの賢い女を連れてこさせ、その女に言った

「あなたは悲しみのうちにある人をよそおって、喪服を着、油を身に塗らず、死んだ人のために長いあいだ悲しんでいる女のように、よそおって、 王のもとに行き、しかじかと彼に語りなさい」

こうしてヨアブはその言葉を彼女の口に授けた

テコアの女は王のもとに行き、地に伏して拝し

「王よ、お助けください」

と言った。 王は女に言った

「どうしたのか」

女は言った

「まことにわたしは寡婦でありまして、夫は死にました

つかえめにはふたりの子どもがあり、ふたりは野で争いましたが、だれも彼らを引き分ける者がなかったので、ひとりはついに他の者を撃って殺しました

すると全家族がつかえめに逆らい立って

『兄弟を撃ち殺した者を引き渡すがよい

われわれは彼が殺したその兄弟の命のために彼を殺そう』

と言い、彼らは世継をも殺そうとしました

こうして彼らは残っているわたしの炭火を消して、わたしの夫の名をも、跡継をも、地のおもてにとどめないようにしようとしています」

王は女に言った

「家に帰りなさい

わたしはあなたのことについて命令を下します」

テコアの女は王に言った

「わが主、王よ、わたしとわたしの父の家にその罪を帰してください

どうぞ王と王の位には罪がありませんように」

王は言った

「もしあなたに何か言う者があれば、わたしの所に連れてきなさい

そうすれば、その人は重ねてあなたに触れることはないでしょう」

女は言った

「どうぞ王が、あなたの神、主をおぼえて、血の報復をする者に重ねて滅ぼすことをさせず、わたしの子の殺されることのないようにしてください」

王は言った

「主は生きておられる。あなたの子の髪の毛一筋も地に落ちることはないでしょう」

女は言った

「どうぞ、つかえめにひと言、わが主、王に言わせてください」

ダビデは言った

「言いなさい」

女は言った

「あなたは、それならばどうして、神の民に向かってこのような事を図られたのですか

王は今この事を言われたことによって自分を罪ある者とされています

それは王が追放された者を帰らせられないからです

わたしたちはみな死ななければなりません

地にこぼれた水の再び集めることのできないのと同じです

しかし神は、追放された者が捨てられないように、てだてを設ける人の命を取ることはなさいません

わたしがこの事を王、わが主に言おうとして来たのは、わたしが民を恐れたからです

つかえめは、こう思ったのです

『王に申し上げよう

王は、はしための願いのようにしてくださるかもしれない

王は聞いてくださる

わたしとわたしの子を共に滅ぼして神の嗣業から離れさせようとする人の手から、はしためを救い出してくださるのだから』

つかえめはまた、こう思ったのです

『王、わが主の言葉はわたしを安心させるであろう』と

それは王、わが主は神の使のように善と悪を聞きわけられるからです。どうぞあなたの神、主があなたと共におられますように」

王は女に答えて言った

「わたしが問うことに隠さず答えてください」

女は言った

「王、わが主よ、どうぞ言ってください」

王は言った

「このすべての事において、ヨアブの手があなたと共にありますか」

女は答えた

「あなたは たしかに生きておられます

王、わが主よ、すべて王、わが主の言われた事から人は右にも左にも曲ることはできません

わたしに命じたのは、あなたのしもべヨアブです

彼がつかえめの口に、これらの言葉をことごとく授けたのです

事のなりゆきを変えるため、あなたのしもべヨアブがこの事をしたのです

わが君には神の使の知恵のような知恵があって、地の上のすべてのことを知っておられます」

そこで王はヨアブに言った

「この事を許す。行って、若者アブサロムを連れ帰るがよい」

ヨアブは地にひれ伏して拝し、王を祝福した

そしてヨアブは言った

「わが主、王よ、王がしもべの願いを許されたので、きょうしもべは、あなたの前に恵みを得たことを知りました」

そこでヨアブは立ってゲシュルに行き、アブサロムをエルサレムに連れてきた

王は言った

「彼を自分の家に引きこもらせるがよい。わたしの顔を見てはならない」

こうしてアブサロムは自分の家に引きこもり、王の顔を見なかった

さて全イスラエルのうちにアブサロムのように、美しさのためほめられた人はなかった

その足の裏から頭の頂まで彼には傷がなかった

アブサロムがその頭を刈る時、その髪の毛をはかったが、王のはかりで二百シケルあった

毎年の終りにそれを刈るのを常とした

それが重くなると、彼はそれを刈ったのである

アブサロムに三人のむすこと、タマルという名のひとりの娘が生れた

タマルは美しい女であった

こうしてアブサロムは満二年の間エルサレムに住んだが、王の顔を見なかった

そこでアブサロムはヨアブを王のもとにつかわそうとして、ヨアブの所に人をつかわしたが、ヨアブは彼の所にこようとはしなかった

彼は再び人をつかわしたがヨアブはこようとはしなかった

そこでアブサロムはその家来に言った

「ヨアブの畑はわたしの畑の隣にあって、そこに大麦がある。行ってそれに火を放ちなさい」

アブサロムの家来たちはその畑に火を放った

ヨアブは立ってアブサロムの家にきて彼に言った

「どうしてあなたの家来たちはわたしの畑に火を放ったのですか」

アブサロムはヨアブに言った

「わたしはあなたに人をつかわして、ここへ来るようにと言ったのです

あなたを王のもとにつかわし

『なんのためにわたしはゲシュルからきたのですか

なおあそこにいたならば良かったでしょうに』

と言わせようとしたのです

それゆえ今わたしに王の顔を見させてください

もしわたしに罪があるなら王にわたしを殺させてください」

そこでヨアブは王のもとへ行って告げたので、王はアブサロムを召しよせた

彼は王のもとにきて、王の前に地にひれ伏して拝した

王はアブサロムに口づけした

サムエル記下14章



聖書物語を子供に話してあげましょう
クリック!
↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村


神様を知り、神様をおそれ、神様を愛し、自分を愛するのと同じように隣人を愛しましょう










聖書を完読しよう281
10-14

聖書全文は、お持ちの聖書、インターネット、聖書アプリなどでダウンロードしてお読みください


サム下13 ダビデの子アムノンの犯罪行為

2016-01-10 00:09:12 | 旧約聖書10サムエル記下
サムエル記下13章

さてダビデの子アブサロムには名をタマルという美しい妹があったが、その後ダビデの子アムノンはこれを恋した

アムノンは妹タマルのために悩んでついにわずらった

それはタマルが処女であって、アムノンは彼女に何事もすることができないと思ったからである

ところがアムノンにはひとりの友だちがあった

名をヨナダブといい、ダビデの兄弟シメアの子である

ヨナダブはひじょうに賢い人であった

彼はアムノンに言った

「王子よ、あなたは、どうして朝ごとに、そんなにやせ衰えるのですか

わたしに話さないのですか」

アムノンは彼に言った

「わたしは兄弟アブサロムの妹タマルを恋しているのです」

ヨナダブは彼に言った

「あなたは病と偽り、寝床に横たわって、あなたの父がきてあなたを見るとき彼に言いなさい

『どうぞ、わたしの妹タマルをこさせ、わたしの所に食物を運ばせてください

そして彼女がわたしの目の前で食物をととのえ、彼女の手からわたしが食べることのできるようにさせてください』」

そこでアムノンは横になって病と偽ったが、王がきて彼を見た時、アムノンは王に言った

「どうぞわたしの妹タマルをこさせ、わたしの目の前で二つの菓子を作らせて、彼女の手からわたしが食べることのできるようにしてください」

ダビデはタマルの家に人をつかわして言わせた

「あなたの兄アムノンの家へ行って、彼のために食物をととのえなさい」

そこでタマルはその兄アムノンの家へ行ったところ、アムノンは寝ていた

タマルは粉を取って、これをこね、彼の目の前で、菓子を作り、その菓子を焼き、 なべを取って彼の前にそれをあけた

しかし彼は食べることを拒んだ。そしてアムノンは

「みな、わたしを離れて出てください」

と言ったので、皆、彼を離れて出た

アムノンはタマルに言った

「食物を寝室に持ってきてください

わたしはあなたの手から食べます」

そこでタマルは自分の作った菓子をとって、寝室にはいり兄アムノンの所へ持っていった

タマルが彼に食べさせようとして近くに持って行った時、彼はタマルを捕えて彼女に言った

「妹よ、来て、わたしと寝なさい」

タマルは言った

「いいえ、兄上よ、わたしをはずかしめてはなりません

このようなことはイスラエルでは行われません

この愚かなことをしてはなりません

わたしの恥をわたしはどこへ持って行くことができましょう

あなたはイスラエルの愚か者のひとりとなるでしょう

それゆえ、どうぞ王に話してください

王がわたしをあなたに与えないことはないでしょう」

しかしアムノンは彼女の言うことを聞こうともせず、タマルよりも強かったので、タマルをはずかしめてこれと共に寝た

それからアムノンは、ひじょうに深くタマルを憎むようになった

彼女を憎む憎しみは、彼女を恋した恋よりも大きかった

アムノンは彼女に言った

「立って、行きなさい」

タマルはアムノンに言った

「いいえ、兄上よ、わたしを返すことは、あなたがさきにわたしになさった事よりも大きい悪です」

しかしアムノンは彼女の言うことを聞こうともせず、 彼に仕えている若者を呼んで言った

「この女をわたしの所から外におくり出し、そのあとに戸を閉ざすがよい」

この時、タマルは長そでの着物を着ていた

昔、王の姫たちの処女である者はこのような着物を着たからである

アムノンのしもべは彼女を外に出して、そのあとに戸を閉ざした

タマルは灰を頭にかぶり、着ていた長そでの着物を裂き、手を頭にのせて、叫びながら去って行った

兄アブサロムは彼女に言った

「兄アムノンがあなたと一緒にいたのか

しかし妹よ、今は黙っていなさい。彼はあなたの兄です

この事を心にとめなくてよろしい」

こうしてタマルは兄アブサロムの家に寂しく住んでいた

ダビデ王はこれらの事をことごとく聞いて、ひじょうに怒った

アブサロムはアムノンに良いことも悪いことも語ることをしなかった

それはアムノンがアブサロムの妹タマルをはずかしめたので、アブサロムが彼を憎んでいたからである

満二年の後、アブサロムはエフライムの近くにあるバアル・ハゾルで羊の毛を切らせていた時、王の子たちをことごとく招いた

そしてアブサロムは王のもとにきて言った

「見よ、しもべは羊の毛を切らせております

どうぞ王も王の家来たちも、しもべと共にきてください」

王はアブサロムに言った

「いいえ、わが子よ、われわれが皆行ってはならない

あなたの重荷になるといけないから」

アブサロムはダビデにしいて願った

しかしダビデは行くことを承知せず彼に祝福を与えた

そこでアブサロムは言った

「それでは、どうぞわたしの兄アムノンをわれわれと共に行かせてください」

王は彼に言った

「どうして彼があなたと共に行かなければならないのか」

しかしアブサロムは彼にしいて願ったので、ついにアムノンと王の子たちを皆、アブサロムと共に行かせた

そこでアブサロムは若者たちに命じて言った

「アムノンが酒を飲んで、心楽しくなった時を見すまし、わたしがあなたがたに

『アムノンを撃て』

と言う時、彼を殺しなさい

恐れることはない

わたしが命じるのではないか

雄々しくしなさい

勇ましくしなさい」

アブサロムの若者たちはアブサロムの命じたようにアムノンにおこなったので、王の子たちは皆立って、おのおのその騾馬に乗って逃げた

彼らがまだ着かないうちに

「アブサロムは王の子たちをことごとく殺して、ひとりも残っている者がない」

という知らせがダビデに達したので、 王は立ち、その着物を裂いて、地に伏した

そのかたわらに立っていた家来たちも皆その着物を裂いた

しかしダビデの兄弟シメアの子ヨナダブは言った

「わが主よ、王の子たちである若者たちがみな殺されたと、お考えになってはなりません

アムノンだけが死んだのです

これは彼がアブサロムの妹タマルをはずかしめた日から、アブサロムの命によって定められていたことなのです

それゆえ、わが主、王よ、王の子たちが皆死んだと思って、この事を心にとめられてはなりません

アムノンだけが死んだのです」

アブサロムはのがれた

時に見張りをしていた若者が目をあげて見ると、山のかたわらのホロナイムの道から多くの民の来るのが見えた

ヨナダブは王に言った

「見よ、王の子たちがきました。しもべの言ったとおりです」

彼が語ることを終った時、王の子たちはきて声をあげて泣いた

王もその家来たちも皆、非常にはげしく泣いた。 しかしアブサロムはのがれて、ゲシュルの王アミホデの子タルマイのもとに行った

ダビデは日々その子のために悲しんだ

アブサロムはのがれてゲシュルに行き、三年の間そこにいた

王は心に、アブサロムに会うことを、せつに望んだ

アムノンは死んでしまい、ダビデが彼のことはあきらめていたからである

サムエル記下13章



聖書物語を子供に話してあげましょう
クリック!
↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村


神様を知り、神様をおそれ、神様を愛し、自分を愛するのと同じように隣人を愛しましょう










聖書を完読しよう280
10-13

聖書全文は、お持ちの聖書、インターネット、聖書アプリなどでダウンロードしてお読みください


サム下12 その子は死ぬ、後ソロモン誕生

2016-01-09 10:57:23 | 旧約聖書10サムエル記下
サムエル記下12章

主はナタンをダビデにつかわされたので、彼はダビデの所にきて言った

「ある町にふたりの人があって、ひとりは富み、ひとりは貧しかった

富んでいる人は非常に多くの羊と牛を持っていたが

貧しい人は自分が買った一頭の小さい雌の小羊のほかは何も持っていなかった

彼がそれを育てたので、その小羊は彼および彼の子供たちと共に成長し

彼の食物を食べ、彼のわんから飲み、彼のふところで寝て、彼にとっては娘のようであった

時に、ひとりの旅びとが、その富んでいる人のもとにきたが

自分の羊または牛のうちから一頭を取って、自分の所にきた旅びとのために調理することを惜しみ

その貧しい人の小羊を取って、これを自分の所にきた人のために調理した」

ダビデはその人の事をひじょうに怒ってナタンに言った

「主は生きておられる

この事をしたその人は死ぬべきである

かつその人はこの事をしたため、またあわれまなかったため

その小羊を四倍にして償わなければならない」

ナタンはダビデに言った

「あなたがその人です

イスラエルの神、主はこう仰せられる

『わたしはあなたに油を注いでイスラエルの王とし、あなたをサウルの手から救いだし

あなたに主人の家を与え、主人の妻たちをあなたのふところに与え、またイスラエルとユダの家をあなたに与えた

もし少なかったならば、わたしはもっと多くのものをあなたに増し加えたであろう

どうしてあなたは主の言葉を軽んじ、その目の前に悪事をおこなったのですか

あなたはつるぎをもってヘテびとウリヤを殺し、その妻をとって自分の妻とした

すなわちアンモンの人々のつるぎをもって彼を殺した

あなたが わたしを軽んじてヘテびとウリヤの妻をとり、自分の妻としたので

つるぎはいつまでもあなたの家を離れないであろう』

主はこう仰せられる

『見よ、わたしはあなたの家からあなたの上に災を起すであろう

わたしはあなたの目の前であなたの妻たちを取って、隣びとに与えるであろう

その人はこの太陽の前で妻たちと一緒に寝るであろう

あなたはひそかにそれをしたが、わたしは全イスラエルの前と、太陽の前にこの事をするのである』」

ダビデはナタンに言った

「わたしは主に罪をおかしました」

ナタンはダビデに言った

「主もまたあなたの罪を除かれました

あなたは死ぬことはないでしょう

しかしあなたはこの行いによって大いに主を侮ったので、あなたに生れる子供はかならず死ぬでしょう」

こうしてナタンは家に帰った

さて主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を撃たれたので、病気になった

ダビデはその子のために神に嘆願した

すなわちダビデは断食して、へやにはいり終夜地に伏した

ダビデの家の長老たちは、彼のかたわらに立って彼を地から起そうとしたが、彼は起きようとはせず、また彼らと一緒に食事をしなかった

七日目にその子は死んだ

ダビデの家来たちはその子が死んだことをダビデに告げるのを恐れた

それは彼らが

「見よ、子のなお生きている間に、われわれが彼に語ったのに彼はその言葉を聞きいれなかった

どうして彼にその子の死んだことを告げることができようか

彼は自らを害するかも知れない」

と思ったからである

しかしダビデは、家来たちが互にささやき合うのを見て、その子の死んだのを悟り、家来たちに言った

「子は死んだのか」

彼らは言った

「死なれました」

そこで、ダビデは地から起き上がり、身を洗い、油をぬり、その着物を替えて、主の家にはいって拝した

そののち自分の家に行き、求めて自分のために食物を備えさせて食べた

家来たちは彼に言った

「あなたのなさったこの事はなんでしょうか

あなたは子の生きている間はその子のために断食して泣かれました

しかし子が死ぬと、あなたは起きて食事をなさいました」

ダビデは言った

「子の生きている間に、わたしが断食して泣いたのは

『主がわたしをあわれんで、この子を生かしてくださるかも知れない』

と思ったからです

しかし今は死んだので、わたしはどうして断食しなければならないでしょうか

わたしは再び彼をかえらせることができますか

わたしは彼の所に行くでしょうが、彼はわたしの所に帰ってこないでしょう」

ダビデは妻バテシバを慰め、彼女の所にはいって、彼女と共に寝たので、彼女は男の子を産んだ

ダビデはその名をソロモンと名づけた

主はこれを愛された

そして預言者ナタンをつかわし、命じてその名をエデデアと呼ばせられた

さてヨアブはアンモンの人々のラバを攻めて王の町を取った

ヨアブは使者をダビデにつかわして言った

「わたしはラバを攻めて水の町を取りました

あなたは今、残りの民を集め、この町に向かって陣をしき、これを取りなさい

わたしがこの町を取って、人がわたしの名をもって、これを呼ぶようにならないためです」

そこでダビデは民をことごとく集めてラバへ行き、攻めてこれを取った

そしてダビデは彼らの王の冠をその頭から取りはなした

それは金で重さは一タラントであった

宝石がはめてあり、それをダビデの頭に置いた

ダビデはその町からぶんどり物を非常に多く持ち出した

またダビデはそのうちの民を引き出して、彼らをのこぎりや、鉄のつるはし、鉄のおのを使う仕事につかせ、また、れんが造りの労役につかせた

彼はアンモンの人々のすべての町にこのようにした

そしてダビデと民とは皆エルサレムに帰った


サムエル記下12章



聖書物語を子供に話してあげましょう
クリック!
↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村


神様を知り、神様をおそれ、神様を愛し、自分を愛するのと同じように隣人を愛しましょう










聖書を完読しよう279
10-12

聖書全文は、お持ちの聖書、インターネット、聖書アプリなどでダウンロードしてお読みください


サム下11 これはウリヤの妻バテシバではありませんか、この事は主を怒らせた

2016-01-08 23:16:31 | 旧約聖書10サムエル記下
サムエル記下11章

春になって、王たちが戦いに出るに及んで、ダビデはヨアブおよび自分と共にいる家来たち、並びにイスラエルの全軍をつかわした

彼らはアンモンの人々を滅ぼし、ラバを包囲した

しかしダビデはエルサレムにとどまっていた

さて、ある日の夕暮、ダビデは床から起き出て、王の家の屋上を歩いていたが、屋上から、ひとりの女がからだを洗っているのを見た

その女は非常に美しかった

ダビデは人をつかわしてその女のことを探らせたが、ある人は言った

「これはエリアムの娘で、ヘテびとウリヤの妻バテシバではありませんか」

そこでダビデは使者をつかわして、その女を連れてきた。女は彼の所にきて、彼はその女と寝た

(女は身の汚れを清めていたのである。)

こうして女はその家に帰った

女は妊娠したので、人をつかわしてダビデに告げて言った

「わたしは子をはらみました」

そこでダビデはヨアブに

「ヘテびとウリヤをわたしの所につかわせ」

と言ってやったので、ヨアブはウリヤをダビデの所につかわした

ウリヤがダビデの所にきたので、ダビデは、ヨアブはどうしているか、民はどうしているか、戦いはうまくいっているかとたずねた

そしてダビデはウリヤに言った

「あなたの家に行って、足を洗いなさい」

ウリヤは王の家を出ていったが、王の贈り物が彼の後に従った

しかしウリヤは王の家の入口で主君の家来たちと共に寝て、自分の家に帰らなかった

人々がダビデに

「ウリヤは自分の家に帰りませんでした」

と告げたので、ダビデはウリヤに言った

「旅から帰ってきたのではないか。どうして家に帰らなかったのか」

ウリヤはダビデに言った

「神の箱も、イスラエルも、ユダも、小屋の中に住み

わたしの主人ヨアブと、わが主君の家来たちが野のおもてに陣を取っているのに

わたしはどうして家に帰って食い飲みし、妻と寝ることができましょう

あなたは生きておられます。あなたの魂は生きています

わたしはこの事をいたしません」

ダビデはウリヤに言った

「きょうも、ここにとどまりなさい。わたしはあす、あなたを去らせましょう」

そこでウリヤはその日と次の日エルサレムにとどまった

ダビデは彼を招いて自分の前で食い飲みさせ、彼を酔わせた

夕暮になって彼は出ていって、その床に、主君の家来たちと共に寝た

そして自分の家には下って行かなかった

サムエル記下11-3

朝になってダビデはヨアブにあてた手紙を書き、ウリヤの手に託してそれを送った

彼はその手紙に

「あなたがたはウリヤを激しい戦いの最前線に出し、彼の後から退いて、彼を討死させよ」

と書いた。 ヨアブは町を囲んでいたので、勇士たちがいると知っていた場所にウリヤを置いた

町の人々が出てきてヨアブと戦ったので、民のうち、ダビデの家来たちにも、倒れるものがあり、ヘテびとウリヤも死んだ

ヨアブは人をつかわして戦いのことをつぶさにダビデに告げた

ヨアブはその使者に命じて言った

「あなたが戦いのことをつぶさに王に語り終ったとき、 もし王が怒りを起して

『あなたがたはなぜ戦おうとしてそんなに町に近づいたのか

彼らが城壁の上から射るのを知らなかったのか

エルベセテの子アビメレクを撃ったのはだれか

ひとりの女が城壁の上から石うすの上石を投げて彼をテベツで殺したのではなかったか

あなたがたはなぜそんなに城壁に近づいたのか』

と言われたならば、その時あなたは

『あなたのしもべ、ヘテびとウリヤもまた死にました』

と言いなさい」

こうして使者は行き、ダビデのもとにきて、ヨアブが言いつかわしたことをことごとく告げた

使者はダビデに言った

「敵はわれわれよりも有利な位置を占め、出てきてわれわれを野で攻めましたが、われわれは町の入口まで彼らを追い返しました

その時、射手どもは城壁からあなたの家来たちを射ましたので、王の家来のある者は死に

また、あなたの家来ヘテびとウリヤも死にました」

ダビデは使者に言った

「あなたはヨアブにこう言いなさい

『この事で心配することはない。つるぎはこれをも彼をも同じく滅ぼすからである

強く町を攻めて戦い、それを攻め落しなさい』と

そしてヨアブを励ましなさい」

ウリヤの妻は夫ウリヤが死んだことを聞いて、夫のために悲しんだ

その喪が過ぎた時、ダビデは人をつかわして彼女を自分の家に召し入れた

彼女は彼の妻となって男の子を産んだ

しかしダビデがしたこの事は主を怒らせた

サムエル記下11章



聖書物語を子供に話してあげましょう
クリック!
↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村


神様を知り、神様をおそれ、神様を愛し、自分を愛するのと同じように隣人を愛しましょう










聖書を完読しよう278
10-11

聖書全文は、お持ちの聖書、インターネット、聖書アプリなどでダウンロードしてお読みください


サム下10 ダビデはスリヤびを撃った

2016-01-08 22:46:17 | 旧約聖書10サムエル記下
サムエル記下10章

この後アンモンの人々の王が死んで、その子ハヌンがこれに代って王となった

そのときダビデは言った

「わたしはナハシの子ハヌンに、その父がわたしに恵みを施したように、恵みを施そう」

そしてダビデは彼を、その父のゆえに慰めようと、しもべをつかわした

ダビデのしもべたちはアンモンの人々の地に行ったが、 アンモンの人々のつかさたちはその主君ハヌンに言った

「ダビデが慰める者をあなたのもとにつかわしたのは彼があなたの父を尊ぶためだと思われますか

ダビデがあなたのもとに、しもべたちをつかわしたのは、この町をうかがい、それを探って、滅ぼすためではありませんか」

そこでハヌンはダビデのしもべたちを捕え、おのおの、ひげの半ばをそり落し、その着物を中ほどから断ち切り腰の所までにして、彼らを帰らせた

人々がこれをダビデに告げたので、ダビデは人をつかわして彼らを迎えさせた

その人々はひじょうに恥じたからである。そこで王は言った

「ひげがのびるまでエリコにとどまって、その後、帰りなさい」

アンモンの人々は自分たちがダビデに憎まれていることがわかったので

人をつかわして、ベテ・レホブのスリヤびととゾバのスリヤびととの歩兵二万人およびマアカの王とその一千人、トブの人一万二千人を雇い入れた

ダビデはそれを聞いて、ヨアブと勇士の全軍をつかわしたので、 アンモンの人々は出て、門の入口に戦いの備えをした

ゾバとレホブとのスリヤびと、およびトブとマアカの人々は別に野にいた

ヨアブは戦いが前後から自分に迫ってくるのを見て、イスラエルのえり抜きの兵士のうちから選んで、これをスリヤびとに対して備え

そのほかの民を自分の兄弟アビシャイの手にわたして、アンモンの人々に対して備えさせ、 そして言った

「もしスリヤびとがわたしに手ごわいときは、わたしを助けてください

もしアンモンの人々があなたに手ごわいときは、行ってあなたを助けましょう

勇ましくしてください。われわれの民のため、われわれの神の町々のため、勇ましくしましょう

どうぞ主が良いと思われることをされるように」

ヨアブが自分と一緒にいる民と共に、スリヤびとに向かって戦おうとして近づいたとき、スリヤびとは彼の前から逃げた

アンモンの人々はスリヤびとが逃げるのを見て、彼らもまたアビシャイの前から逃げて町にはいった

そこでヨアブはアンモンの人々を撃つことをやめてエルサレムに帰った

しかしスリヤびとは自分たちのイスラエルに打ち敗られたのを見て、共に集まった

そしてハダデゼルは人をつかわし、ユフラテ川の向こう側にいるスリヤびとを率いてヘラムにこさせた

ハダデゼルの軍の長ショバクがこれを率いた

この事がダビデに聞えたので、彼はイスラエルをことごとく集め、ヨルダンを渡ってヘラムにきた

スリヤびとはダビデに向かって備えをして彼と戦った

しかしスリヤびとがイスラエルの前から逃げたので

ダビデはスリヤびとの戦車の兵七百、騎兵四万を殺し、またその軍の長ショバクを撃ったので、彼はその所で死んだ

ハダデゼルの家来であった王たちはみな、自分たちがイスラエルに打ち敗られたのを見て、イスラエルと和を講じ、これに仕えた

こうしてスリヤびとは恐れて再びアンモンの人々を助けることをしなかった

サムエル記下10章



聖書物語を子供に話してあげましょう
クリック!
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村


にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合(統一教会)へ
にほんブログ村


神様を知り、神様をおそれ、神様を愛し、自分を愛するのと同じように隣人を愛しましょう










聖書を完読しよう277
10-10

聖書全文は、お持ちの聖書、インターネット、聖書アプリなどでダウンロードしてお読みください