9. ノアの家庭が立てるべき条件
創世記九章20節から26節までの記録を見れば
ハムは自分の父親ノアが天幕の中で裸になって寝ているのを発見し
それを恥ずかしく思ったばかりでなく、善くないことと考え
彼の兄弟セムとヤペテとが恥ずかしい気持ちに陥るように扇動した
このとき、彼らもハムの扇動に雷同して、その父親の裸体を恥ずかしく思い、後ろ向きに歩み寄って、父の裸を着物で覆い、顔を背けて父の裸を見なかった
ところが、これが罪となり、ノアはハムを呪って、その兄弟の僕となるであろうと言ったのである
それでは、神はどうしてこのような摂理をされ、また、裸を恥ずかしく思ったのがなぜ罪となったのであろうか
その内容を知るために、我々はまず、どのようなことをすれば罪になるかという問題から調べてみることにしよう
(罪とは神から離れて、サタンと相対基準を結ぶ条件を成立させることをいうが)
サタンも、ある対象を立ててそれと相対基準を造成し、授受の関係を結ばなければ、その存在、および活動の力を発揮することができない
ゆえに、いかなる存在でも、サタンが侵入できる条件が成立し
サタンの相対となって、サタンが活動できるようになったときに、そこで罪が成立するのである
次に知らなければならないことは、神はどうしてノアを裸にしてハムを試練なさったのかということである
箱舟は天宙を象徴するものであるから、審判四十日で箱舟を神のみ旨の中で立てた直後に生じたすべての事実は
天宙創造以後に生ずるすべての事実を象徴したものであるということは、既に論述したとおりである
それゆえに、四十日審判が終わった直後のノアの立場は、天地創造後のアダムの立場と同様なのである
創造されたアダムとエバが、お互いにどれほど親しくまた近い間柄であったか
また、どれほど神に対しても、その前で隠し立て一つしない、水入らずの関係であったかということは創世記二章25節に
彼らはお互いに裸であっても、恥ずかしいとは思わなかったと記録されている事実から推察してみても、十分に理解できるのである
しかし、彼らは堕落したのち、自ら下部を恥ずかしく思って木の葉で腰を覆い、また、神に見られるのを恐れて、木の間に身を隠した
(創三・7、8)
それゆえに、彼らが下部を恥ずかしく思ったという行為は
下部で罪を犯し、サタンと血縁関係を結んだという情念の表示であり
下部を覆って隠れたという行動は、サタンと血縁関係を結んでしまったので
神の前にあからさまに出ることを恐れた犯罪意識の表現であったのである
四十日審判によりサタンを分立した立場にあったノアは、天地創造直後のアダムの立場に立たねばならなかった
ここで神はノアが裸でいても、その家族たちがそれを見て恥ずかしがらず
また隠れようともしない姿を眺めることによって、かつて彼らが罪を犯す前に、どこを覆い隠すでもなく、ありのままに裸体を現していた、汚れのない人間の姿を御覧になって、喜びを満喫されたその心情を蕩減復帰しようとされたのである
神はこのようなみ意を完成なさるため、ノアを裸で寝ているように仕組まれたのである
したがって、ハムも、神と同じ立場から、神と同じ心情をもって、何ら恥ずかしがることなくノアと対したならば
ノアと一体不可分のこの摂理の中で、罪を犯す前、恥ずかしさを知らなかったアダムの家庭の立場に復帰する蕩減条件を立てることができたはずなのである
しかし、ノアの子らはこれと反対に、その父親の裸を恥ずかしく思ってこれを着物で覆ったので
彼らは、堕落後のアダムの家庭と同様に、サタンと血縁関係を結んだ恥ずかしい体となり
神の前に出ることができないという事実を、自証する立場に立つようになったのである
ゆえに、既にからすによって見せてくださっていたように、ノアの家庭に侵入できる何かの条件がないかとねらっていたサタンは
自分の血縁的な子孫であることを自証してでたノアの子らを対象として、その家庭に再び侵入するようになった
このように、ハムがその父親の裸体を恥ずかしがった行動によって、サタンが侵入できる条件が成立したので、その行動は犯罪となったのである
このような事情から、ハムは「実体献祭」をするためのアベルの立場を蕩減復帰できず
したがって、「実体基台」をつくることができなかったので、ノアを中心とする復帰摂理も無為に帰したのである
では、裸を恥ずかしがることがだれにとっても罪になるのであろうか
そうではない。
ノアは、アダムの身代わりとなって、アダムにサタンが侵入したすべての条件を除去すべき使命を担っていたのである
それゆえに、ノアの家庭は、裸を恥ずかしがらず、また、それを隠そうともしないという感性と行動とを見せることによって
サタンと血縁関係を結ぶ前の、アダムの家庭の立場を復帰するための蕩減条件を立てなければならなかった
したがって、裸を恥ずかしがらず、また、それを隠そうともしないというかたちでの蕩減条件は、アダムの家庭の代わりに立てられたノアの家庭だけが立てるべき条件だったのである
原理講論 後編1 復帰基台摂理時代-9
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よく言っておく
天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされるのである
マタイによる福音書:5章より
十戒
❶ あなたは わたしのほかに 何ものをも神としてはならない
❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない
❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない
❹ 安息日を守ってこれを聖とし、あなたの神、主があなたに命じられたようにせよ
❺ あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え
❻ あなたは殺してはならない
❼ あなたは姦淫してはならない
❽ あなたは盗んではならない
❾ あなたは隣人について偽証してはならない
➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない
またすべて隣人のものを ほしがってはならない
申命記5章より
イエス様の答え
「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」
イエスは言われた、
「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」
彼は言った、
「どのいましめですか」
イエスは言われた、
「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』
また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」
マタイによる福音書 19章 より
統一教会の混乱克服の為の基本的な理解
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