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生命の言葉

神様を知り、信仰の種を育てましょう

前3-24. 国家興亡史

2017-01-15 07:42:59 | 原理講論 前編3 人類歴史の終末論

24. 国家興亡史

つぎに我々は、国家興亡史がどのように主権復帰の目的に向かって流れてきて、現代を終末へと導いているかについて調べてみることにしよう

闘争や戦争を、単純にある利害関係や理念の衝突から起こる結果であると見るのは、神の根本摂理を知らないところからくる軽薄な考え方である

人類歴史は人間始祖の堕落により、サタンを中心とする悪主権をもって出発し、罪悪の世界を形成してきたのである

しかし、神の創造目的が残っている限り、その歴史の目的も、あくまでサタンを分立して神の善主権を復帰するところになければならない

もし、悪主権の世界に戦争や分裂がないとすれば、その世界はそのまま永続するはずであり、したがって、善主権は永遠に復帰できないのである

それゆえに、神は堕落人間に聖賢たちを遣わされ、善を立て、宗教を起こすことによって

より善なる主権をして、より悪なる主権を滅ぼさせながら、漸次、天の側の主権を復帰なさる摂理をしてこられたのである

したがって、復帰摂理の目的を成就するためには、闘争と戦争という過程を経なければならない

この問題に関しては、後編においてより詳しく論ずる予定であるが

人類歴史は蕩減復帰の摂理路程を歩いていくので、ある局限された時間圏内においてだけこれを見れば、悪が勝利を勝ち得たときもないことはなかった

しかしそれは結局敗北し、より善なる版図内に吸収されていったのである

それゆえに、戦争による国家の興亡盛衰は、善主権を復帰するための摂理路程から起こる、不可避的な結果であったといわなければならない

ゆえに神は、イスラエル民族を立てカナンの七族を滅ぼされたのであり

また、サウルは神の命令に従わず、アマレク族とそれに属する家畜を全滅させなかったために、厳罰を受けたのである
(サムエル上一五・18〜23)

神はこのように、直接異民族を滅ぼすようイスラエルに命令されたのみならず

その選民であった北朝イスラエルが、悪の方向に傾いてしまったときには、惜しみなく彼らをアッシリヤに手渡し、滅亡させてしまわれたのである
(列王下一七・23)

神がこのようにされたのは、ひたすら悪主権を滅ぼして、善主権を復帰なさろうとしたからであったということを、我々は知らなければならない

ゆえに、同じ天の側における個人的な闘争は、善主権自体を破壊する結果となるがゆえに悪となるのであるが

善主権が悪主権を滅ぼすことは、神の復帰歴史の目的を達成するためであるという理由から、これは善となるのである

こうして、サタン分立のための闘争歴史は、次第に土地と財物とを奪って、天の側の主権へと復帰するに至ったのであり

人間においても個人より家庭、社会、そして国家へと、天の側の基台を広め、今日に至っては、これを世界的に復帰するようになったのである

このように、サタン分立のための摂理が氏族主義時代から出発し、封建主義時代と君主主義時代を経て、民主主義時代に入って今日に至っているが

今やこの人間世界は、天の側の主権を立てようとする民主主義世界と、サタンの側の主権を立てようとする共産主義世界との、二つの世界に分立されている

このように、サタンを中心とする悪主権によって出発した人類歴史は、一方において、宗教と哲学と倫理によって、善を指向する人間の創造本性が喚起されるに従い、漸次、悪主権から善主権のための勢力が分立され、ついに、世界的に対立する二つの主権を形成するに至ったのである

目的が相反するこの二つの主権は、決して共存することができない

したがって、人類歴史の終末に至れば、これらは必ず一点において交差し、理念を中心として内的に衝突し、それが原因となって軍事力を中心とする外的な戦争が行われ

結局サタン主権は永遠に滅び、天の側の主権のみが永遠なる神の単一主権として復帰されるのである

それゆえ現代は、善主権を指向する天の側の世界と、サタンを中心とする悪主権の世界とが対立して、互いに交差しているときであるから、ここから考えてもまた、終末であるといわなければならない

このように、悪主権から善主権を分立してきた人類歴史は、ちょうど、荒れ狂う濁流が時間を経るに従って、泥は水底に沈み、水は上の方に澄んで、ついには泥と水とが完全に分離されるように

時代が進むにつれて

悪主権は次第に衰亡の道をたどって下降線を描き

善主権は興隆の道をたどって上昇線を描くようになるので、歴史の終末に至っては、この二つの主権はある期間交差したのち

結局、前者は永遠に滅亡してしまい、後者は神の主権として永遠に残るようになるのである

このように、善悪二つの主権の歴史路程が交差するときを終末という

そしてさらにこのときは、アダムとエバが堕落した長成期完成級の時期を、蕩減復帰するときであるから

あたかもエデンの園の人間始祖が、どこに中心をおくべきかを知らずに、混沌の中に陥っていったように

いかなる人間も思想の混乱を起こして、彷徨するようになるのである

復帰摂理路程において、このように終末を迎えて、善悪二つの主権が交差していたときは、幾度かあった

既に述べたように、ノアのときやイエスのときも終末であった

ゆえに、この二つの主権が互いに交差していたのである

しかしそのたびごとに、人間はその責任分担を完遂できず、悪主権を全滅することができなかったので

神は主権分立の摂理を再びなし給わなければならなかった

したがってイエスの再臨期に、いま一度、二つの主権の交差があるのである

復帰摂理路程は、このように、周期的に相似的な螺旋状を反復しながら

円形過程を通りつつ創造目的を指向してきたから、歴史上においては必然的に、同時性の時代が形成されてきたわけである
(後編第三章第一節参照)

原理講論 前編3 人類歴史の終末論-24





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❷ あなたは 自分のために 刻んだ像を造ってはならない

❸ あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない

❹ 安息日を守ってこれを聖とし、あなたの神、主があなたに命じられたようにせよ

❺ あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え

❻ あなたは殺してはならない

❼ あなたは姦淫してはならない

❽ あなたは盗んではならない

❾ あなたは隣人について偽証してはならない

➓ あなたは隣人の妻を むさぼってはならない
またすべて隣人のものを ほしがってはならない

申命記5章より



イエス様の答え

「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」

イエスは言われた、

「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」

彼は言った、

「どのいましめですか」

イエスは言われた、

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。 父と母とを敬え』

また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」

マタイによる福音書‬ ‭19章 より


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前3-23. 第二祝福復帰の現象

2017-01-15 01:19:39 | 原理講論 前編3 人類歴史の終末論

23. 第二祝福復帰の現象

(二)第二祝福復帰の現象

神の第二祝福は、アダムとエバが真の父母として完成し、善の子女を繁殖することにより

善主権の家庭と、社会と、世界を成就するようになるということを意味する

しかし、アダムとエバは堕落して悪の父母となったので、全人類は悪の子女となり、悪主権に拘束された世界をつくってしまったのである

しかし神は一方に宗教を立てて摂理することにより、内的なサタン分立による心霊復帰の摂理をされ

また、他方においては、闘争と戦争による外的なサタン分立をすることにより、内外両面における主権復帰の摂理をしてこられたのである

このように人類歴史は、内外両面のサタン分立による復帰摂理を通じて

将来の真の親であられるイエスに仕えることのできる子女を探し求めて、神の第二祝福を復帰してきたから

それは宗教を中心とする文化圏の発展史と国家興亡史とに現れた内外両面における神の主権復帰の現象を見ることによって

現世がすなわち終末であるということを知ることができるのである

我々はまず、文化圏発展史がどういうふうに流れてきて、現代を終末へと導いているのかを明らかにしよう

文化圏発展史に関する問題は、既に幾度か論じてきたが

神は堕落人間に聖賢たちを遣わされ、善を指向する人間の本心に従って、宗教を立たしめ

その宗教を中心とする文化圏を起こしてこられたのである

それゆえに、歴史上には数多くの文化圏が形成されたのであるが、時代が流れるに従って、これらは互いに融合、あるいは吸収され

現代に至っては、キリスト教を中心とする一つの世界的な文化圏をつくっていく趨勢を見せているのである

このような歴史的な趨勢は、キリスト教の中心であるイエスを中心として、すべての民族が

同じ兄弟の立場に立つようになるということによって、神の第二祝福が復帰されつつあるという事実を示しているのである

キリスト教が他の宗教と異なるところは

全人類の真の父母を立てて、その父母によってすべての人間が重生し

善の子女となることによって、神の創造本然の大家族の世界を復帰するところに、その目的があるという点である

これはとりもなおさず、キリスト教が、復帰摂理の目的を完成する中心的な宗教であるということを意味するのである

このように、現世に至っては、世界がキリスト教を中心として一つの文化圏を形成し

人類の真の父母であられるイエスと聖霊
(前編第七章参照)

を中心として、すべての人間が善の子女の立場に立つことにより、神の第二祝福復帰の現象を見せている

このような事実を見ても我々は現代が終末であるということを否定することができないのである

原理講論 前編3 人類歴史の終末論-23





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前3-22. 第一祝福復帰の現象

2017-01-14 17:34:39 | 原理講論 前編3 人類歴史の終末論

22. 第一祝福復帰の現象

(一)第一祝福復帰の現象

既に創造原理において論じたように、神がアダムとエバに約束された第一祝福は、彼らが個性を完成することを意味するのである

堕落人間をして、個性完成した創造本然の人間へと復帰してこられた神の摂理が

その最終段階に至っているということは、次のような各種の現象を見ても知ることができる

第一に、堕落人間の心霊が復帰されていくのを見て、それを知ることができる

人間が完成すれば、完全に神と心情的に一体化し、互いに相通ずるように創造されたということは、既に述べたとおりである

それゆえに、アダムとエバも、不完全な状態ではあったが、神と一問一答した段階から堕落し、その子孫たちは、神を知らないところにまで落ちてしまったのである

このように、堕落してしまった人間が、復帰摂理の時代的な恩恵を受けるようになるに従って、漸次その心霊が復帰されるので

終末に至っては、使徒行伝二章17節に

「終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう

そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは 幻 を見、老人たちは夢を見るであろう」

と言われたみ言のように、多くの信徒たちが、神と霊通するようになるのである

そこで、現世に至り、霊通する信徒たちが雨後の竹の子のように現れるのを見れば、現世は終末であるがゆえに

人間が個性を完成し神の第一祝福を復帰することのできる、そのような時代に入っているということを知ることができる

第二に、堕落人間が、本心の自由を復帰していくという歴史的な帰趨が、これまた、それを示しているのである

人間は堕落によってサタンの主管下におかれ、本心の自由が拘束されるようになったので、神の前に出ていくことのできる自由を失ってしまった

ところが現世に至っては、肉体の命を捨ててまでも、本心の自由を求めようとする心情が高められてくるが

これは、終末になって個性を完成することにより、堕落人間が、サタンに奪われた神の第一祝福を復帰し

神の前に自由に出ていくことのできる時代に入っているからなのである

第三に、堕落人間の、創造本然の価値性が復帰されていく現象を見て、そうであるということを、より確かに知ることができる

つまり人間の創造本然の価値は、横的に見るときすべて同等であるがゆえに、その価値は、大して貴重なもののようには感じられないのであるが

天を中心として縦的に見るとき、各個性は、最も尊い天宙的な価値を、それぞれもっているのである
(前編第七章第一節)

実に人間は、堕落することによって、このような価値をみな失ってしまったのである

ところが現代に至り、民主主義思想が高潮して、人々は奴隷解放、黒人解放、弱小民族解放などを主張しながら

人権擁護と男女平等、そして万民平等を叫ぶことによって創造本然の個性の価値を、最高度に追求するようになったのであるが

これはとりもなおさず終末となり、堕落人間が失った神の第一祝福を復帰できる時代に入っているということを実証するものである

第四に、堕落人間の本性の愛が復帰されていくという事実が、個性を完成していく終末のときの到来を更に証明してくれる

神の創造理想を完成した世界は、完成した一人の人間の姿の世界であって

その世界の人間は、みな神と縦的に一体となっているがゆえに、人間相互間においても横的に一体とならなければならないのである

したがって、この世界はもっぱら、神の愛をもって縦横に結ばれ、一つの体のようにならざるを得ないのである

しかし、人間は堕落によって神との縦的な愛の関係を断たれてしまったので、人間同士の横的な愛も切断され、人類歴史は闘争のもつれによって流れてきた

しかし、現代に至っては博愛主義思想が高潮してくるに従い、人間が漸次、その本性愛を探し求めてきているのを見ても

現代は神の第一祝福を復帰することにより、神の愛を中心として個性を完成することができる終末に入っている、という事実を知ることができるのである

原理講論 前編3 人類歴史の終末論-22





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前3-21. 終末 と 現 世

2017-01-14 07:33:21 | 原理講論 前編3 人類歴史の終末論

21. 終末 と 現 世

第四節 終末 と 現 世

イエスが、将来訪れるであろうペテロの死に関して話しておられるとき、そのみ言を聞いていたペテロが、ヨハネはどうなるのでしょうか、と質問した

これに対してイエスは

「たとい、わたしの来る時まで彼が生き残っていることを、わたしが望んだとしても、あなたにはなんの係わりがあるか」
(ヨハネ二一・22)

と答えられた。

それゆえに、このみ言を聞いた使徒たちは、みなヨハネが生きているうちに、イエスが再臨されるだろうと信じていたのである

そればかりでなく、マタイ福音書一〇章23節を見れば、イエスはその弟子たちに

「あなたがたがイスラエルの町々を回り終らないうちに、人の子は来るであろう」

と言われており、また、マタイ福音書一六章28節には

「人の子が御国の力をもって来るのを見るまでは、死を味わわない者が、ここに立っている者の中にいる」

と、言われたのである。

このようなみ言によって、イエスの弟子たちもそうであったが、その後、今日に至るまでの多くの信徒たちは、各々が、自分の当代に、イエスが来られるということを信じていたので

彼らは、常に終末であるという切迫感から逃れることができなかったのである

これは、終末に対する根本的な意義を知らなかったからであった

我々は今ここにおいて、神が復帰摂理の目的として立て、それを成就しようとしてこられた三大祝福が復帰されていく現象を見て

現代がすなわち終末である

ということを、立証することができるのである

それゆえにイエスは

「いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる」
(マタイ二四・32)

と、言われたのである。

原理講論 前編3 人類歴史の終末論-21





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彼は言った、

「どのいましめですか」

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前3-20. 日と月が光を失い星が落ちる

2017-01-14 00:40:22 | 原理講論 前編3 人類歴史の終末論

20. 日と月が光を失い星が落ちる

⑤ 日と月が光を失い星が空から落ちる(マタイ二四・29)

創世記三七章9節以下を見れば、ヤコブの十二人の子供たちのうち、十一番目の息子であるヨセフが夢を見たとあり、その内容について
「ヨセフはまた一つの夢を見て、それを兄弟たちに語って言った

『わたしはまた夢を見ました。日と月と十一の星とがわたしを拝みました』

彼はこれを父と兄弟たちに語ったので、父は彼をとがめて言った

『あなたが見たその夢はどういうのか

ほんとうにわたしとあなたの母と、兄弟たちとが行って地に伏し、あなたを拝むのか』」

と記録されている。

ところがヨセフが成長して、エジプトの総理大臣になったとき、まさしくこの夢のとおり、その父母と兄弟たちが彼を拝んだのである

この聖書のみ言を見れば、日と月は父母を象徴したのであり

星は子女たちを象徴したものだということを知ることができる

キリスト論で述べるように、イエスと聖霊はアダムとエバの代わりに、人類を重生させてくださる真の父母として来られたのである

それゆえに、日と月はイエスと聖霊を象徴しているのであり

星は子女に該当するキリスト教徒たちを象徴しているのである

聖書の中で、イエスを真の光に例えたのは
(ヨハネ一・9)

その肉体がみ言によってつくられたお方として来られ
(ヨハネ一・14)

真理の光を発したからであった。

ゆえに、ここでいっている日の光とは、イエスの言われたみ言の光をいうのであり、月の光とは、真理のみ霊として来られた聖霊
(ヨハネ一六・13)

の光をいうのである。

したがって、日と月が光を失うというのは、イエスと聖霊による新約のみ言が、光を失うようになるということを意味するのである

では何故、新約のみ言が、光を失うようになるのであろうか

それはちょうど、イエスと聖霊が来られて、旧約のみ言を成就するための新約のみ言を下さることにより、旧約のみ言が光を失うようになったと同様に

イエスが再臨されて、新約のみ言を成就し、新しい天と新しい地とをたてられるので
(黙二一・1)

そのときの新しいみ言によって
(本章第五節(一)参照)

初臨のときに下さった新約のみ言はその光を失うようになるのである

ここにおいて、み言がその光を失うというのは、新しい時代がくることによって、そのみ言の使命期間が過ぎさるということを意味する

また、星が落ちるというのは、終末において、多くのキリスト教徒たちがつまずき落ちるようになる、ということを意味するのである

メシヤの降臨を熱望してきたユダヤ教の指導者たちが、メシヤとして来られたイエスを知らず、彼に反対して落ちてしまったように

イエスの再臨を熱望しているキリスト教徒たちも、十分注意しないと、その日にはつまずき落ちてしまうであろうということを預言されたのである
(後編第六章第二節参照)

ルカ福音書一八章8節に

「しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」

と言われたみ言、あるいは、マタイ福音書七章23節に、イエスが再臨されるとき、信仰の篤い信徒たちに向かって

「不法を働く者ども」

と責められ、さらに

「行ってしまえ」

と、排斥されるようなことを言われたのも、とりもなおさず

終末において、信徒たちがつまずき落ちるということを予知され、そのように警告されたのである

原理講論 前編3 人類歴史の終末論-20





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