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生命の言葉

神様を知り、信仰の種を育てましょう

サムエル6 ペリシテびとが主の箱を返した

2016-01-04 09:55:01 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上6章

主の箱は七か月の間ペリシテびとの地にあった

ペリシテびとは、祭司や占い師を呼んで言った

「イスラエルの神の箱をどうしましょうか。どのようにして、それをもとの所へ送り返せばよいか告げてください」

彼らは言った

「イスラエルの神の箱を送り返す時には、それをむなしく返してはならない

必ず彼にとがの供え物をもって償いをしなければならない

そうすれば、あなたがたはいやされ、また彼の手がなぜあなたがたを離れないかを知ることができるであろう」

人々は言った

「われわれが償うとがの供え物には何をしましょうか」

彼らは答えた

「ペリシテびとの君たちの数にしたがって、金の腫物五つと金のねずみ五つである

あなたがたすべてと、君たちに臨んだ災は一つだからである

それゆえ、あなたがたの腫物の像と、地を荒すねずみの像を造り、イスラエルの神に栄光を帰するならば、たぶん彼は、あなたがた、およびあなたがたの神々と、あなたがたの地に、その手を加えることを軽くされるであろう

なにゆえ、あなたがたはエジプトびととパロがその心をかたくなにしたように、自分の心をかたくなにするのか

神が彼らを悩ましたので、彼らは民を行かせ、民は去ったではないか

それゆえ今、新しい車一両を造り、まだくびきを付けたことのない乳牛二頭をとり、その牛を車につなぎ、そのおのおのの子牛を乳牛から離して家に連れ帰り、 主の箱をとって、それをその車に載せ、あなたがたがとがの供え物として彼に償う金の作り物を一つの箱におさめてそのかたわらに置き、それを送って去らせなさい

そして見ていて、それが自分の領地へ行く道を、ベテシメシへ上るならば、この大いなる災を、われわれに下したのは彼である

しかし、そうしない時は、われわれを撃ったのは彼の手ではなく、その事の偶然であったことを知るであろう」

人々はそのようにした

すなわち、彼らは二頭の乳牛をとって、これを車につなぎ、そのおのおのの子牛を家に閉じこめ、 主の箱、および金のねずみと、腫物の像をおさめた箱とを車に載せた

すると雌牛はまっすぐにベテシメシの方向へ、ひとすじに大路を歩み、鳴きながら進んでいって、右にも左にも曲らなかった

ペリシテびとの君たちは、ベテシメシの境までそのあとについていった

時にベテシメシの人々は谷で小麦を刈り入れていたが、目をあげて、その箱を見、それを迎えて喜んだ

車はベテシメシびとヨシュアの畑にはいって、そこにとどまった。その所に大きな石があった

人々は車の木を割り、その雌牛を燔祭として主にささげた

レビびとは主の箱と、そのかたわらの、金の作り物をおさめた箱を取りおろし、それを大石の上に置いた

そしてベテシメシの人々は、その日、主に燔祭を供え、犠牲をささげた

ペリシテびとの五人の君たちはこれを見て、その日、エクロンに帰った

ペリシテびとが、とがの供え物として、主に償いをした金の腫物は、次のとおりである

すなわちアシドドのために一つ、ガザのために一つ、アシケロンのために一つ、ガテのために一つ、エクロンのために一つであった

また金のねずみは、城壁をめぐらした町から城壁のない村里にいたるまで、すべて五人の君たちに属するペリシテびとの町の数にしたがって造った

主の箱をおろした所のかたわらにあった大石は、今日にいたるまで、ベテシメシびとヨシュアの畑にあって、あかしとなっている

ベテシメシの人々で主の箱の中を見たものがあったので、主はこれを撃たれた

すなわち民のうち七十人を撃たれた

主が民を撃って多くの者を殺されたので、民はなげき悲しんだ

ベテシメシの人々は言った

「だれが、この聖なる神、主の前に立つことができようか

主はわれわれを離れてだれの所へ上って行かれたらよいのか」

そして彼らは、使者をキリアテ・ヤリムの人々につかわして言った

「ペリシテびとが主の箱を返したから、下ってきて、それをあなたがたの所へ携え上ってください」

サムエル記上6章



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サムエル5 アシドド ガテ エクロン 恐ろしい騒ぎが町中に

2016-01-04 09:04:56 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上5章

ペリシテびとは神の箱をぶんどって、エベネゼルからアシドドに運んできた

そしてペリシテびとはその神の箱を取ってダゴンの宮に運びこみ、ダゴンのかたわらに置いた

アシドドの人々が、次の日、早く起きて見ると、ダゴンが主の箱の前に、うつむきに地に倒れていたので、彼らはダゴンを起して、それをもとの所に置いた

その次の朝また早く起きて見ると、ダゴンはまた、主の箱の前に、うつむきに地に倒れていた。そしてダゴンの頭と両手とは切れて離れ、しきいの上にあり、ダゴンはただ胴体だけとなっていた

それゆえダゴンの祭司たちやダゴンの宮にはいる人々は、だれも今日にいたるまで、アシドドのダゴンのしきいを踏まない

そして主の手はアシドドびとの上にきびしく臨み、主は腫物をもってアシドドとその領域の人々を恐れさせ、また悩まされた

アシドドの人々は、このありさまを見て言った

「イスラエルの神の箱を、われわれの所に、とどめ置いてはならない。その神の手が、われわれと、われわれの神ダゴンの上にきびしく臨むからである」

そこで彼らは人をつかわして、ペリシテびとの君たちを集めて言った

「イスラエルの神の箱をどうしましょう」

彼らは言った

「イスラエルの神の箱はガテに移そう」

人々はイスラエルの神の箱をそこに移した

彼らがそれを移すと、主の手がその町に臨み、非常な騒ぎが起った

そして老若を問わず町の人々を撃たれたので、彼らの身に腫物ができた

そこで人々は神の箱をエクロンに送ったが、神の箱がエクロンに着いた時、エクロンの人々は叫んで言った

「彼らがイスラエルの神の箱をわれわれの所に移したのは、われわれと民を滅ぼすためである」

そこで彼らは人をつかわして、ペリシテびとの君たちをみな集めて言った

「イスラエルの神の箱を送り出して、もとの所に返し、われわれと民を滅ぼすことのないようにしよう」

恐ろしい騒ぎが町中に起っていたからである

そこには神の手が非常にきびしく臨んでいたので、 死なない人は腫物をもって撃たれ、町の叫びは天に達した

サムエル記上5章



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サムエル4 栄光はイスラエルを去った、神の箱が奪われたからです

2016-01-04 02:09:45 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上4章

イスラエルびとは出てペリシテびとと戦おうとして、エベネゼルのほとりに陣をしき、ペリシテびとはアペクに陣をしいた

ペリシテびとはイスラエルびとにむかって陣備えをしたが、戦うに及んで、イスラエルびとはペリシテびとの前に敗れ、ペリシテびとは戦場において、おおよそ四千人を殺した

民が陣営に退いた時、イスラエルの長老たちは言った

「なにゆえ、主はきょう、ペリシテびとの前にわれわれを敗られたのか

シロへ行って主の契約の箱をここへ携えてくることにしよう

そして主をわれわれのうちに迎えて、敵の手から救っていただこう」

そこで民は人をシロにつかわし、ケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を、そこから携えてこさせた

その時エリのふたりの子、ホフニとピネハスは神の契約の箱と共に、その所にいた

主の契約の箱が陣営についた時、イスラエルびとはみな大声で叫んだので、地は鳴り響いた

ペリシテびとは、その叫び声を聞いて言った

「ヘブルびとの陣営の、この大きな叫び声は何事か」

そして主の箱が、陣営に着いたことを知った時、 ペリシテびとは恐れて言った

「神々が陣営にきたのだ」

彼らはまた言った

「ああ、われわれはわざわいである

このようなことは今までなかった

ああ、われわれはわざわいである

だれがわれわれをこれらの強い神々の手から救い出すことができようか

これらの神々は、もろもろの災をもってエジプトびとを荒野で撃ったのだ

ペリシテびとよ、勇気を出して男らしくせよ

ヘブルびとがあなたがたに仕えたように、あなたがたが彼らに仕えることのないために、男らしく戦え」

こうしてペリシテびとが戦ったので、イスラエルびとは敗れて、おのおのその家に逃げて帰った

戦死者はひじょうに多く、イスラエルの歩兵で倒れたものは三万であった

また神の箱は奪われ、エリのふたりの子、ホフニとピネハスは殺された

その日ひとりのベニヤミンびとが、衣服を裂き、頭に土をかぶって、戦場から走ってシロにきた

彼が着いたとき、エリは道のかたわらにある自分の座にすわって待ちかまえていた

その心に神の箱の事を気づかっていたからである

その人が町にはいって、情報をつたえたので、町はこぞって叫んだ

エリはその叫び声を聞いて言った

「この騒ぎ声は何か」

その人は急いでエリの所へきてエリに告げた

その時エリは九十八歳で、その目は固まって見ることができなかった。 その人はエリに言った

「わたしは戦場からきたものです。きょう戦場からのがれたのです」

エリは言った

「わが子よ、様子はどうであったか」

しらせをもたらしたその人は答えて言った

「イスラエルびとは、ペリシテびとの前から逃げ、民のうちにはまた多くの戦死者があり、あなたのふたりの子、ホフニとピネハスも死に、神の箱は奪われました」

彼が神の箱のことを言ったとき、エリはその座から、あおむけに門のかたわらに落ち、首を折って死んだ

老いて身が重かったからである

彼のイスラエルをさばいたのは四十年であった

彼の嫁、ピネハスの妻はみごもって出産の時が近づいていたが、神の箱が奪われたこと、しゅうとと夫が死んだというしらせを聞いたとき、陣痛が起り身をかがめて子を産んだ

彼女が死にかかっている時、世話をしていた女が彼女に言った

「恐れることはありません。男の子が生れました」

しかし彼女は答えもせず、また顧みもしなかった

ただ彼女は

「栄光はイスラエルを去った」

と言って、その子をイカボデと名づけた

これは神の箱の奪われたこと、また彼女のしゅうとと夫のことによるのである

彼女はまた

「栄光はイスラエルを去った。神の箱が奪われたからです」

と言った

サムエル記上4章



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サムエル3 サムエルよ、サムエルよ

2016-01-04 00:07:04 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上3章

わらべサムエルは、エリの前で、主に仕えていた

そのころ、主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった

さてエリは、しだいに目がかすんで、見ることができなくなり、そのとき自分のへやで寝ていた

神のともしびはまだ消えず、サムエルが神の箱のある主の神殿に寝ていた時

主は

「サムエルよ、サムエルよ」

と呼ばれた

彼は「はい、ここにおります」と言って

エリの所へ走っていって言った

「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」

しかしエリは言った

「わたしは呼ばない。帰って寝なさい」

彼は行って寝た

主はまたかさねて

「サムエルよ、サムエルよ」

と呼ばれた

サムエルは起きてエリのもとへ行って言った

「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」

エリは言った

「子よ、わたしは呼ばない。もう一度寝なさい」

サムエルはまだ主を知らず、主の言葉がまだ彼に現されなかった

主はまた三度目にサムエルを呼ばれたので、サムエルは起きてエリのもとへ行って言った

「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」

その時、エリは主がわらべを呼ばれたのであることを悟った

そしてエリはサムエルに言った

「行って寝なさい。もしあなたを呼ばれたら

『しもべは聞きます。主よ、お話しください』と言いなさい」

サムエルは行って自分の所で寝た

主はきて立ち、前のように

「サムエルよ、サムエルよ」

と呼ばれたので、サムエルは言った

「しもべは聞きます。お話しください」

その時、主はサムエルに言われた

「見よ、わたしはイスラエルのうちに一つの事をする

それを聞く者はみな、耳が二つとも鳴るであろう

その日には、わたしが、かつてエリの家について話したことを、はじめから終りまでことごとく、エリに行うであろう

わたしはエリに、彼が知っている悪事のゆえに、その家を永久に罰することを告げる

その子らが神をけがしているのに、彼がそれをとめなかったからである

それゆえ、わたしはエリの家に誓う

エリの家の悪は、犠牲や供え物をもってしても、永久にあがなわれないであろう」

サムエルは朝まで寝て、主の宮の戸をあけたが、サムエルはその幻のことをエリに語るのを恐れた

しかしエリはサムエルを呼んで言った

「わが子サムエルよ」

サムエルは言った

「はい、ここにおります」

エリは言った

「何事をお告げになったのか

隠さず話してください

もしお告げになったことを一つでも隠して、わたしに言わないならば、どうぞ神があなたを罰し、さらに重く罰せられるように」

そこでサムエルは、その事をことごとく話して、何も彼に隠さなかった

エリは言った

「それは主である。どうぞ主が、良いと思うことを行われるように」

サムエルは育っていった

主が彼と共におられて、その言葉を一つも地に落ちないようにされたので

ダンからベエルシバまで、イスラエルのすべての人は、サムエルが主の預言者と定められたことを知った

主はふたたびシロで現れられた

すなわち主はシロで、主の言葉によって、サムエルに自らを現された

こうしてサムエルの言葉は、あまねくイスラエルの人々に及んだ

サムエル記上3章



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サムエル2 もろもろのおこないは主によって量られる

2016-01-03 22:11:24 | 旧約聖書 9サムエル記上
サムエル記上2章

ハンナは祈って言った

「わたしの心は主によって喜び、わたしの力は主によって強められた、わたしの口は敵をあざ笑う、あなたの救によってわたしは楽しむからである

主のように聖なるものはない、あなたのほかには、だれもない、われわれの神のような岩はない

あなたがたは重ねて高慢に語ってはならない、たかぶりの言葉を口にすることをやめよ

主はすべてを知る神であって、もろもろのおこないは主によって量られる

勇士の弓は折れ、弱き者は力を帯びる。 飽き足りた者は食のために雇われ、飢えたものは、もはや飢えることがない

うまずめは七人の子を産み、多くの子をもつ女は孤独となる

主は殺し、また生かし、陰府にくだし、また上げられる

主は貧しくし、また富ませ、低くし、また高くされる

貧しい者を、ちりのなかから立ちあがらせ、乏しい者を、あくたのなかから引き上げて、王侯と共にすわらせ、栄誉の位を継がせられる

地の柱は主のものであって、その柱の上に、世界をすえられたからである

主はその聖徒たちの足を守られる、しかし悪いものどもは暗黒のうちに滅びる

人は力をもって勝つことができないからである

主と争うものは粉々に砕かれるであろう、主は彼らにむかって天から雷をとどろかし、地のはてまでもさばき、王に力を与え、油そそがれた者の力を強くされるであろう」

エルカナはラマにある家に帰ったが、幼な子は祭司エリの前にいて主に仕えた

さて、エリの子らは、よこしまな人々で、主を恐れなかった

民のささげ物についての祭司のならわしはこうである

人が犠牲をささげる時、その肉を煮る間に、祭司のしもべは、みつまたの肉刺しを手に持ってきて、 それをかま、またはなべ、またはおおがま、または鉢に突きいれ、肉刺しの引き上げるものは祭司がみな自分のものとした

彼らはシロで、そこに来るすべてのイスラエルの人に、このようにした

人々が脂肪を焼く前にもまた、祭司のしもべがきて、犠牲をささげる人に言うのであった

「祭司のために焼く肉を与えよ

祭司はあなたから煮た肉を受けない。生の肉がよい」

その人が、「まず脂肪を焼かせましょう。その後ほしいだけ取ってください」

と言うと、しもべは、「いや、今もらいたい。くれないなら、わたしは力づくで、それを取ろう」と言う

このように、その若者たちの罪は、主の前に非常に大きかった

この人々が主の供え物を軽んじたからである

サムエルはまだ幼く、身に亜麻布のエポデを着けて、主の前に仕えていた

母は彼のために小さい上着を作り、年ごとに、夫と共にその年の犠牲をささげるために上る時、それを持ってきた

エリはいつもエルカナとその妻を祝福して言った

「この女が主にささげた者のかわりに、主がこの女によってあなたに子を与えられるように」

そして彼らはその家に帰るのを常とした

こうして主がハンナを顧みられたので、ハンナはみごもって、三人の男の子とふたりの女の子を産んだ

わらべサムエルは主の前で育った

エリはひじょうに年をとった

そしてその子らがイスラエルの人々にしたいろいろのことを聞き、また会見の幕屋の入口で勤めていた女たちと寝たことを聞いて、 彼らに言った

「なにゆえ、そのようなことをするのか

わたしはこのすべての民から、あなたがたの悪いおこないのことを聞く

わが子らよ、それはいけない

わたしの聞く、主の民の言いふらしている風説は良くない

もし人が人に対して罪を犯すならば、神が仲裁されるであろう

しかし人が主に対して罪を犯すならば、だれが、そのとりなしをすることができようか」

しかし彼らは父の言うことに耳を傾けようともしなかった

主が彼らを殺そうとされたからである

わらべサムエルは育っていき、主にも、人々にも、ますます愛せられた

このとき、ひとりの神の人が、エリのもとにきて言った

「主はかく仰せられる

『あなたの先祖の家がエジプトでパロの家の奴隷であったとき、わたしはその先祖の家に自らを現した

そしてイスラエルのすべての部族のうちからそれを選び出して、わたしの祭司とし、わたしの祭壇に上って、香をたかせ、わたしの前でエポデを着けさせ、また、イスラエルの人々の火祭をことごとくあなたの先祖の家に与えた

それにどうしてあなたがたは、わたしが命じた犠牲と供え物をむさぼりの目をもって見るのか

またなにゆえ、わたしよりも自分の子らを尊び、わたしの民イスラエルのささげるもろもろの供え物の、最も良き部分をもって自分を肥やすのか』

それゆえイスラエルの神、主は仰せられる

『わたしはかつて

「あなたの家とあなたの父の家とは、永久にわたしの前に歩むであろう」と言った』

しかし今、主は仰せられる

『決してそうはしない。わたしを尊ぶ者を、わたしは尊び、わたしを卑しめる者は、軽んぜられるであろう

見よ、日が来るであろう

その日、わたしはあなたの力と、あなたの父の家の力を断ち、あなたの家に年老いた者をなくするであろう

そのとき、あなたは災のうちにあって、イスラエルに与えられるもろもろの繁栄を、ねたみ見るであろう

あなたの家には永久に年老いた者がいなくなるであろう

しかしあなたの一族のひとりを、わたしの祭壇から断たないであろう

彼は残されてその目を泣きはらし、心を痛めるであろう

またあなたの家に生れ出るものは、みなつるぎに死ぬであろう

あなたのふたりの子ホフニとピネハスの身に起ることが、あなたのためにそのしるしとなるであろう。すなわちそのふたりは共に同じ日に死ぬであろう

わたしは自分のために、ひとりの忠実な祭司を起す

その人はわたしの心と思いとに従って行うであろう

わたしはその家を確立しよう

その人はわたしが油そそいだ者の前につねに歩むであろう

そしてあなたの家で生き残っている人々はみなきて、彼に一枚の銀と一個のパンを請い求め

「どうぞ、わたしを祭司の職の一つに任じ、一口のパンでも食べることができるようにしてください」と言うであろう』」

サムエル記上2章



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