「重慶森林 / Chungking Express / 恋する惑星」の香港島側のロケ地にも訪れた。映画ではタイトルが表すように九龍側「重慶大厦 Chungking Mansions」のシーンが多く印象的だが、香港島中環も重要なシーンに使われている。ひとつは、外国人の集うナイト・スポット蘭桂坊にある小食店「Midnight Express」。王菲(フェイ・ウォン)扮するフェイが The Mamas and The Papas「California Dreamin'」を大音量でかけながら働いていたサンドイッチ店、そこにやってきた梁朝偉(トニー・レオン)扮する刑事633號に彼女が惹かれることで、ひとつの恋のエピソードが始まる。もうひとつのエピソードの当事者である金城武演じる別の刑事223號もこの店の常連で、店の電話を借りた際にフェイとも交錯している。
何年か前に「Midnight Express」を訪れた際のことはこのブログにも書いたが、店は店名を残して改装され、ケバブ専門店になっていた。フェイの磨いていたガラスは取り払われ、店には太った黒人女性が店番をしていた。映画で見た店とは随分違ってしまっていて寂しい想いをしたが、金城武のかけた電話が残っていたのは幸いだった。
今回再訪したところ、そこには「Midnight Express」の看板も、例の電話も跡形なく無くなっており、日本でも見慣れたセブンイレブンが建っていたのだった。寂しい限りである。
![](http://farm5.static.flickr.com/4005/4398519996_4061f92bc4.jpg)
「California Dreamin'」の曲は、この映画の結末で重要な意味を持つのだが、ネタバレになるので言及しないでおこう。日本では、ガールズ・ポップで一時代を築き惜しまれて解散、この時期には今なお多くのミドル世代のおじさま方に「もうすぐはーるですね~」を口ずさませるキャンディーズが歌っている。お上手です。
何年か前に「Midnight Express」を訪れた際のことはこのブログにも書いたが、店は店名を残して改装され、ケバブ専門店になっていた。フェイの磨いていたガラスは取り払われ、店には太った黒人女性が店番をしていた。映画で見た店とは随分違ってしまっていて寂しい想いをしたが、金城武のかけた電話が残っていたのは幸いだった。
今回再訪したところ、そこには「Midnight Express」の看板も、例の電話も跡形なく無くなっており、日本でも見慣れたセブンイレブンが建っていたのだった。寂しい限りである。
![](http://farm5.static.flickr.com/4005/4398519996_4061f92bc4.jpg)
「California Dreamin'」の曲は、この映画の結末で重要な意味を持つのだが、ネタバレになるので言及しないでおこう。日本では、ガールズ・ポップで一時代を築き惜しまれて解散、この時期には今なお多くのミドル世代のおじさま方に「もうすぐはーるですね~」を口ずさませるキャンディーズが歌っている。お上手です。
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