二階の床に寝ていたら眠ってしまい、目が覚めるとテラスの外は雲の中で、遠くに朝焼けなのか薄赤く、また赤紫に染まったガラスの結晶のような山の稜線が見えた。息をのむくらいに美しく、写真を撮ろうと寝返ったら、床は体重で微かに頭の方に撓んだ。
気付くと、テラスの床はステンレスか何かでできた製氷皿のような細かい格子で、網目の底には底知れない闇が見える。横になったままなのに足がすくむほどに。
二階の床に寝ていたら眠ってしまい、目が覚めるとテラスの外は雲の中で、遠くに朝焼けなのか薄赤く、また赤紫に染まったガラスの結晶のような山の稜線が見えた。息をのむくらいに美しく、写真を撮ろうと寝返ったら、床は体重で微かに頭の方に撓んだ。
気付くと、テラスの床はステンレスか何かでできた製氷皿のような細かい格子で、網目の底には底知れない闇が見える。横になったままなのに足がすくむほどに。
5/29日の夢。ブータンの山岳の集落の地図(一枚に沢山の村の地図が仮面の絵とともに集められている)を本屋(図書館?)のコピー機で複写すべく列に並んでいると、前に並んでいる男性二人が偶然にもネパールに行ったことのある人たちで、ネパール話で盛り上がる。
夢。朝にだらだら坂を下る。遠くに見える山の稜線は雪をかぶり日の光に映えて美しい。麓には、銀杏だろうか、黄色の葉が青空と白銀の尾根とコントラストを成している。坂を下り切ると、先ほどの黄色いマッスは遠くの銀杏などではなく、道沿いに並ぶ木々のつけた巨大な葉の重なりだったことがわかった。
黄変した葉は栃の木のもののようにも見えたが、一般のものよりずっと大きく、それらの中には、地面から四本の枝が伸びて、その一つ一つに1mを超える巨大な葉をつけたものまであった。ハート型やスペード型、スリーダイヤ型のものまで見つかった。
先に見た別の夢。裸足の私をおんぶした父は、家の近くにあるいくつかの神社を巡っている。いきなり視界が開け、高い壁のように聳えた社に周囲を囲まれた広場に着いた。広場には水浴びのための池があり、父は何を思ったのか、私もろともに池に飛び込んだ。
夢。両親とモスクワで観光している。前に来たときより暖かく、街の雰囲気は西欧のようになっていて驚く。その分、街は五月蝿いうえにせせこましくなったように感じる。車を一日チャーターした。
修道院に向かう途中、郊外は一転して水田地帯になり、くねくね道は狭く、ベトナムのような風景。道沿いには、おまけに土地の神を祀る薄暗い祠まである。
途中、大学が見つかり、立ち寄ることにする。私は何故かここの大学院の試験を受けていて、今日は合格発表があるのだ。合格すれば最低でも週一回はモスクワに来なければいけない。経費はいったいどのくらいかかるのだろう。
内心、私は両親に経済的な援助を頼もうとして、ここへ連れてきたのかも知れないと思い、複雑な気持ちになる。どうやら合格したらしいことを人づてに知らされるが、結果が貼り出された場所が見つからない。
緑が眩しい広大なキャンパスの中を探すが、見つからず途方に暮れる。時間は既に4時を越えていて、このままではワシリー寺院を観光できない。
泣く泣く大学を後にして、両親と車で来た道を戻るが、諦めきれない。祠に差し掛かったところで降り、両親に悪いがひとりで大学へ戻ることにした。
合格発表の掲示板を見つける。驚いたことに、合格者はたったの五人だけだった。各自の名前は漢字で筆によるものだった。記念に写真を撮ろうとしたが、ロシアの民族衣装をまとった一群がやってきて、私の邪魔をする。
ロシアのことを想い Glasnost を検索していたら、湯島教会というNYのインディーズミュージシャンのサイトに迷い込んでしまった。へたくそだけど気になるyoutube.com/watch?feature=…!
夢。出張先の和風旅館で、既に死んで脱け殻のようになっている父と待ち合わせる。旅館に着くと、もう父は先に着いていると部屋に通されるが、そこは相部屋、奥に長い大広間に二列に布団が敷かれていて、沢山の人、特に女性の団体客が寛いでいるではないか。騒々しい雰囲気をものともせず、父は部屋の中程で行儀良く眠っている。