1985年に烟台と友好都市提携した別府が、20周年を記念して烟台から贈られた「八仙人彫刻像」
「地獄炊事」と聞くと、「辛い炊事」のようなネガティブなイメージを持つが、「地獄」つまり温泉の源泉の蒸気を料理に利用するというエコな調理法なのであった。どうでもいいが「地獄先生ぬ~べ~」というマンガを思い出した私であった。(「ぬ~べ~」連載当時のことはここに詳しい)
地獄めぐりをしてきました。今年は既に、地震・津波、放射能、水害、さらには迫り来る世界恐慌と、現世も「毎日が地獄です。」が、湯煙の煙る別府鉄輪温泉を訪れると、そこには八大地獄が待っているのです。といっても、冥府の王が吐いたプルトニウムよりはずっと安全。怖いけど愉しい地獄。何しろ別府では「地獄組合」まで結成されているのですから。
立ち寄った鬼山ホテルから鉄輪温泉街を望むと、数多くの湯煙が上がっていました。近くに白池温泉が見えます。
立ち寄った鬼山ホテルから鉄輪温泉街を望むと、数多くの湯煙が上がっていました。近くに白池温泉が見えます。
10月01日
17:27 from Mobile Web
九州で英語版の観光パンフレットをもらったが、なぜか「U.S.A.」の歴史的壮観を経験しよう。などと英語で書いてあって訝ったら、どうやら「宇佐」のことだった。
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九州で英語版の観光パンフレットをもらったが、なぜか「U.S.A.」の歴史的壮観を経験しよう。などと英語で書いてあって訝ったら、どうやら「宇佐」のことだった。
函館最終日、飛行機の時間まで五稜郭で今年最後のお花見をした。五稜郭の脇には「六花亭」があり、そこでは北海道のお土産の定番「マルセイバターサンド」だけでなく、直営店にしかないお菓子をたくさん買った。店内にはカフェが併設されていて、豆ごはんと苺パフェを食べた。実は「六花亭」に対してどこか高級菓子のイメージがあったのだけれど、お値段はあくまでリーズナブルで、熱いコーヒーは飲み放題なのだった。そんなことより何より嬉しかったのは、店の五稜郭側が巨大なガラス張りの窓で、まるで障壁画のような満開の桜のパノラマを臨みながら、行く春のひとときを過ごすことができたことだ。後で気づいたのだが、窓の向こうの桜の木々は五稜郭内の他の桜より大振りで見事なものだった。私にはカフェから窓を隔てて観た桜と五稜郭が最も美しく思えた。
函館。外人墓地に向かう途中、弥生小学校の壁に見事なまでに育った二次元の樹を見つけて見惚れてしまった。コーラルレッドとブルーグレーの壁、久方ぶりの青空も美しい。
私にとって函館と言えばイカール星人なのだった。当然、いろんな場所で星人グッズが手に入ると思っていたが、函館山頂では何も売っていなかった。金森倉庫や五稜郭のショップの品揃えも不足気味で満足できるものではなかった。私は、実はイカール星人によるプロモーションが既に終わっていて、現在ショップで手に入るものはすべて売れ残り処分品ではないかと訝しがった。東京に帰ってから、ネットで調べたところ、つい先頃にもイカール星人の新作CMが作られており、イカール星人は現在も丸井今井などに出没していることも知った。趣きは少し違うが、イカール星人もまた「ゆるキャラ」の一種であるらしい。